旬の「魚介」でおもてなし♪あさり・桜鯛…春の“海の幸”たっぷりの満喫レシピ

あさりと菜の花、春らしさいっぱいの組み合わせ。あさりの濃いだしと菜の花のほろ苦さは相性もよく、緑茶が全体をまとめて新緑の香りに♪いましか味わえない、季節感あふれるパスタです。

黒豆を発酵させた「豆鼓（とうち）」を使った、中華風酒蒸しもおすすめ。ほんの少しのアレンジで、簡単に新鮮なお料理へと変化させることができます。味もしっかりめで、お酒のおつまみにもぴったり。

はまぐりの旬は、2～4月頃。産卵期は5～10月頃ですので、その前の時期がおいしくなります。こちらは、スペイン風のはまぐりのサラダ。貝殻を活用して、とても美しいオードブルに仕上げていますね。

はまぐりのオーブン焼き“ベイクドクラム”は、アメリカなどでも人気の料理。はまぐりにいったん火を通して身をはずし、他の具材と混ぜてオーブンで焼きます。こちらは簡単バージョンのレシピです。

さざえの旬は、3～7月頃だとか。壺焼きが一般的ですが、たとえばこんなカリビアン風のおしゃれなサラダはいかがでしょう？すだちの果汁を加えて爽やかさに。和食膳に添えるのも華やかでいいですね。

さざえに白ワインをふって網焼きし、取り出した身を他の具材やエスカルゴバターとともに炒めて、再び貝の中へ。パン粉をふりかけて、オーブントースターで焼き上げます。

意外な組み合わせの、さざえとわかめの変わりカレー。さざえがかたくならないように、火の通しすぎに注意しましょう。たまには、磯の風味たっぷりの贅沢カレーもいいですね。

富山湾では、3月1日が解禁日のホタルイカ。3～4月が身入りが最もよくておいしい時期だそうです。こちらは、菜の花との春らしいコンビネーションの味噌オイルサラダ。酢味噌和えを、オリーブオイルを加えることで洋風の味わいに。

旬の素材と爽やかな柑橘類をメインに、にんじんのマリネを合わせます。塩麹のうまみとまろやかさもアクセント。テーブルに、すがすがしい春の風が感じられそう♪

青森県八戸市周辺の郷土料理である「イカのぽんぽん焼き」を、3～5月が旬の柔らかなアオリイカで。イカの足に甘辛味噌をからめて胴体に詰め、魚焼きグリルで焼きます。アオリイカは、うまみや甘味の成分も多く、とてもおいしいイカだといわれています。

アオリイカを、彩りのきれいな野菜や塩昆布などとともにマリネに。和風のお刺身とはまた違う、洋風仕立てもよく合います。塩昆布はうまみも強く、味が決まりやすいので便利です。

こちらは、やはりパーティーをにぎやかに盛り上げてくれる和風のメニュー、鯛の塩釜焼き。塩釜を割れば、中から立派な鯛が姿を現すわくわく感♪意外と簡単ですので、ぜひ挑戦してみてください。

初がつおは、4月～5月の初めにかけて旬のピークを迎えます。脂ののった秋の戻り鰹もいいですが、春から初夏のさっぱりした初がつおのおいしさはまた格別ですね。たたきのほかにも、いろいろな食べ方で楽しみましょう。こちらは、三重の郷土調理「手こね寿司」。

初がつおと筍。期間限定の貴重なコンビネーション。筍を水煮したら、少し残しておいて、こんな洋風メニューにしてみるのも新鮮ですね。

春の訪れを告げてくれる、豊かな海の幸。そのおいしさを満喫するために、定番料理はもちろん、新鮮なアイデアも凝らしながら旬料理を楽しめたら素敵ですね。