風味豊かなきのこは、シンプルな味つけでも、それだけでご馳走♪ワイン片手に、素敵なきのこ料理で秋の夜長をゆったりと過ごすのも大人の楽しみ方ですね。きのこを主役にフルコース…それも楽しいかもしれません。

マッシュルームは、海外で最も食べられているきのこだとか。きのこの中で唯一、生食できるのも特徴。ホワイトとブラウンがあります。ブラウンはやや野性味があり、加熱向き。ホワイトは、上品な味でサラダなど生食にも向いています。

マッシュルームは、シンプルなスープはもちろん、クリーム系にもよく合います。上品な味わいのコクのあるスープは、ゆでたパスタやマカロニを入れるのもおすすめ。魚や肉をプラスすれば、メインディッシュにも早変わりします。

マッシュルームや豚肉を炒め、アンチョビ風味のしょうゆで味つけ。きのこの味わいにコクが加わり、おかずにもおつまみにもなる一品です。

スペインのタパス（小皿）料理の代表的メニュー、アヒージョ。なかでも海老とマッシュルームは、人気の具材ですね。おうちでも簡単にできますので、ぜひどうぞ。

マッシュルームのセゴビア風をアレンジ。本来は、詰め物をしたマッシュルームにパン粉やオリーブオイルをかけてオーブンで焼きますが、こちらはヘルシーな蒸し焼きにしています。大きめのマッシュルームを使うのがおすすめ。

トリュフ、松茸と並んで、世界三大きのこのひとつに数えられるポルチーニ茸。とても濃厚な風味が特徴で、お料理をワンランクアップさせてくれます。写真は、ポルチーニのクリームパスタ。まるでお店のようなおいしさだとか。

風味豊かなポルチーニ茸と、秋のほっくほくのさつまいものコラボ。季節の恵みを感じさせてくれる本格的なキッシュです。ワインのおともにもおすすめ。

ポルチーニ茸クリームのフィリングを、お手軽パン生地で包んで。ひとつでも大満足の贅沢なカルツォーネです。

ポルチーニ茸といえば、リゾットを連想する方も多いのでは？きのこの香り高さだけで、リゾットがレストラン級の味わいになります。乾燥の場合は、戻し汁も必ず使いましょう。

ブラウンえのきは、野生種えのきと栽培種えのき（白）の交配でつくられた品種。白いえのきに比べて、独特の風味があり、歯応えがいいのも特徴。加熱すると少しぬめりが出ます。徐々に人気が出てきている品種です。

なんてきれいな色合いなんでしょう。コリコリとした食感も楽しく、いつもとは一味違ったサラダが味わえます。刻み生ハムの和風ドレッシングをかけて。希少ですが、国内で栽培された生の白きくらげもあるようです。

白きくらげのプルプルこりこりの食感をいかしたフカヒレスープ風。デザート以外にも、こんな使い方ができるようです。

きのこ料理の中でも人気のマリネ。作り置きしておけば、さまざまな料理にアレンジができ便利です。もちろん、そのまま楽しむのもおすすめ。こちらのマリネは、しめじ、まいたけ、えのきを使っています。

もう一つ、こちらは焼ききのこのマリネ。焼くことで、香ばしく、より風味が高まるきのこをフルーティーなバルサミコ酢と合わせて、オシャレな味わいを楽しみます。

しめじやまいたけなどを焼いたものに、ショートパスタ・コンキリエ、そして季節の甘い栗を合わせ、濃厚なクリームを注いでオーブンへ。秋の味覚を贅沢に使ったパスタです。

シンプルな味つけゆえに、きのこのうまみが堪能できる料理。さまざまな種類を使うことで、風味や食感の違いが楽しめますのでおすすめ。こちらは、しめじ、まいたけ、エリンギを使っています。秋だからこそ味わいたい、きのこが主役のメニューです。

バゲットのくぼみに、ミートソースで味つけしたきのこをのせて焼く、濃厚なおいしさのグラタン風。お食事にも、お酒のおともにもぴったりの、うまみたっぷりメニューです。

秋の味覚、きのこ。森の恵みのおいしさを、たっぷりといただきましょう。低カロリーで、ヘルシ―な食生活に取り入れやすいのもメリットですね。