夏になると食べたくなる野菜の一つ「トマト」。色や形、大きさなどその種類は世界中で何千種類もあると言われ、中でも、イタリア料理やスペイン料理には欠かせない食材として知られています。
また、トマトには豊富な栄養分が含まれていて、その一つ「リコピン」は生活習慣病予防やアンチエイジング、がん予防にも効果があるとされ、注目されています。
他にも、美肌に良い「ビタミンC」や、むくみの解消に効果のある「カリウム」なども含まれていて、紫外線を浴びることの多い夏には積極的に食べたい食材です。
◆おいしいトマトの選び方
1.真っ赤に熟していて重量感があるもの
2.皮に色ムラがなく、ツヤと張りがあるもの
3.ヘタの緑色が濃く、ピンとしているもの
◆保存方法
1.完熟のトマトは袋に入れるかラップに包み、冷蔵庫で保存
2.青みが残っているトマトは常温で追熟させてから冷蔵保存
3.完熟トマトを冷凍保存する場合は、丸ごとラップで包み、使う時に水で洗うと皮がつるりとむけやすい
煮て揚げて焼いて…バリエーション豊富な『メインおかず』
酸味がたまらない【鶏肉とズッキーニ、パプリカのトマト煮】
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ホールトマト缶で作るトマト煮は手軽にできるメインおかず。ズッキーニとパプリカと一緒に煮れば、夏野菜がたっぷり食べられます。お鍋1つで作れるので、洗い物も少なくてうれしいですね。
塩は控えめにして、野菜と鶏肉の旨みを引き出しましょう。
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スープを一口飲んだら、おいしさにびっくりするはず。だし昆布とトマトに含まれる「グルタミン酸」、豚肉の「イノシン酸」はどちらも旨み成分でこれらを組み合わせると、相乗効果で旨みがぎゅっとアップします。
そのため、短時間煮ただけでおいしいスープ煮ができるんです。やさしい味で夏の疲れも吹き飛びそう。
トマトがジューシー【スコップチーズトマトハンバーグ】
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ハンバーグ生地を耐熱容器に入れて、トマトとチーズを乗せたものをオーブンで焼く「スコップハンバーグ」。成形する手間がいらない上、短時間で作れて失敗もないと大人気なんですよ。
オーブンで焼いたトマトは、甘みが凝縮されて抜群のおいしさ。アツアツを頬張れば、家族みんなが笑顔になります。
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メキシコ料理の人気料理「チリコンカン」をお鍋1つで作れるレシピです。豚ひき肉と大豆、トマト缶を一緒にコトコト煮込めば、酸味と辛みがおいしいメインおかずの完成。
ほくほくしたお豆の食感とチリパウダーの辛さを楽しみましょう。
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ココット皿に野菜やお肉などを入れてオーブンやトースターで焼く「ココット」。このレシピではココット皿の代わりにトマトを器にして焼き上げます。
トマトの中には、味付けした肉だねを。その上に卵を落として、見た目も可愛いおかずに仕上げました。
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ベランダ栽培している方も多い「プチトマト」で作るフリットのレシピです。ベーキングパウダーを入れた衣は軽い食感で、暑い日でも食べやすいんですよ。
揚げたプチトマトは甘さが強く、いくらでも食べられそう。たくさん作って、家族みんなでパクパクつまみたくなる1品です。
冷やして食べるとおいしさアップ【桃が香るちょっと和風なドレッシングdeトマトサラダ】
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夏が旬の桃とトマトを組み合わせたサラダは、デリにありそうなおしゃれな1品。昆布つゆとオリーブオイルで作る和風ドレッシングとの相性も抜群。
冷蔵庫でよく冷やして食べるとおいしさアップ!トマトの酸味と桃の甘さがおいしいサラダです。
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常備菜としてもおすすめなトマトの和え物は、トマトがニガテな人でも食べやすいと評判です。
「湯剥きするのが難しそう」と思うかも知れませんが、沸騰したお湯の中に入れて再沸騰したら氷水にとるだけ。つるんと皮がむけて楽しいので、ぜひ一度試してみてくださいね。
中華風の味付けで、ごはんのお供にもお酒のおつまみにも最高です。
毎日食べたい栄養サラダ【大豆とトマトのマリネサラダ】
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美肌効果や更年期症状の緩和に良いとされる大豆イソフラボンとトマトの栄養がたっぷり摂れるサラダ。1週間ほど日持ちするので、たくさん作って毎日食べましょう。
野菜を全部カットしたら、ドレッシングと和えるだけの簡単レシピ。味がなじんだ方がおいしくなるので、作りたてより少し時間を置いてから食べるのがおすすめ。
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トマトとモッツァレラチーズのサラダ「カプレーゼ」をひと手間加えたレシピ。トマトをトースターで軽く焼いてから盛り付けると、モッツァレラチーズがとろっと溶けてやさしい舌触りを味わえます。
ハーブソルトを振ってトマトを焼くことで、水分が適度に抜けてトマトの酸味と甘みが凝縮され、いつものトマトが高級トマトに大変身!ぜひ試してみませんか?
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食べるのがもったいないぐらいキレイなサラダは、おもてなしにもぴったりです。湯むきしたトマトの中に、ドレッシングで和えたオニオンスライスを詰めてさっぱりと仕上げて。
カッテージチーズのコクもトマトと良く合ってたまらないおいしさ。盛り付ける時は、トマトのヘタを下にするとキレイですよ。
混ぜるだけでプロの味が楽しめる【海老とトマトの冷製パスタ】
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きりっと冷えたパスタは夏のランチに大人気。でも、作るのが難しそうなイメージがありませんか?このレシピなら、ソースの材料をボウルに入れて混ぜるだけ。しかも、市販のドレッシングも加えているので失敗なしです。
裏ごしタイプのトマト缶を使うことで、なめらかなソースに仕上がります。細めのパスタにソースをたっぷり絡めて召し上がれ。
包丁不要!10分で作れる【ベビーホタテとミニトマトの混ぜごはん】
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炒飯でもピラフでもない「混ぜごはん」。ミニトマトで作る簡単レシピは、夏に食べたい1皿です。ベビーホタテとミニトマトをバターでソテーし、焼き色がついたらトマトをつぶして水分を飛ばします。
温かいごはんと混ぜれば、バターのコクとトマトの酸味がおいしい洋風ごはんの完成。バターの代わりにオリーブオイルを使うとさっぱり仕上がりますよ。
冷凍ごはんとトマト缶があればOK【ツナトマトのリゾット風】
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冷凍ごはんにトマト缶、ツナ缶を入れて作る簡単リゾットは、ひとりランチに食べたいと大人気。ツナ缶は油ごと入れて、適度なコクと旨みを加えて。
トマトとツナの水分が飛んだら、パルメザンチーズを加えてアツアツをいただきましょう。この組み合わせはパスタでもおいしいので、ごはんと合わせても間違いないおいしさですね。
酸味がおいしいさっぱり味【チキントマトのカレー炒め煮】
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トマトカレーはいつものカレーよりもあっさりしていて食べやすいですよ。水はほとんど入れず、トマト缶で煮るので濃縮された味が際立ちます。
冷凍保存もできますから、多めに作ってストックしておくと忙しい日のおかずにも便利です。
レンジで作る冷製スープ【ひんや~りトマト&人参のガスパチョ】
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スペインの家庭料理「ガスパチョ」は、夏に食べると元気が出ると人気の冷製スープ。このレシピならレンジで作れるので、暑い日もキッチンに立つのが苦にならなそう。
ニンジンをレンジで柔らかくしたら、完熟トマトやセロリなどと一緒にブレンダーにかけてなめらかに。あとは冷蔵庫でよく冷やせばできあがり。「飲むサラダ」とも言われるほど野菜たっぷりで、美肌効果も期待できそう。
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トマトで作るポタージュは、濃厚な中にも爽やかな酸味が味わえ夏にぴったり。生クリームを入れずに作るので、カロリー控えめなのもうれしいですね。
プチトマトは皮ごと使いますが、最後に“こす”のでクリーミーな舌触りに仕上がります。食物繊維豊富な玉ねぎもたっぷりで、お通じ改善も期待できそう。
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トマトベースのクラムチャウダーはアサリの塩気がちょうどよく、旨みが染みわたっています。アサリの水煮とトマト缶を使い、手軽に作れるのが良いですね。
しっかり味付けしているので、パスタソースにもおすすめ。
カラフル野菜でパワーチャージ【トマトとオクラの夏豚汁】
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トマト、オクラ、豚バラ肉で作る豚汁は、カラフルさが食欲をそそる1杯。味噌ベースの汁ものにトマト?と思うかも知れませんが、意外なほどのおいしさなんです。
夏野菜ならナスやモロヘイヤなどで作ってもおいしいですよ。
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家庭菜園や産直などでトマトがたくさん手に入ったら、新鮮なうちに塩漬けしましょう。くし切りしたトマトと塩を瓶に詰めて、2週間置いたら「そるとまと」の完成。
ドレッシングはもちろん、冷ややっこに乗せたりおにぎりの具やパスタなど、いろいろなお料理に使える万能調味料は、夏にあると便利ですよ。
ニンニクプラスでパワーチャージ【スタミナ梅肉トマトだれ】
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夏バテで食欲がない……、そんな日はさっぱりしたものが食べたくなりますね。このトマトだれは、はちみつ梅とおろしニンニク、醤油やオリーブオイルを和えて作ります。
さっぱりしながらもパンチのある味つけは、そうめんとの相性も抜群。これを食べたら、真夏の暑さも吹き飛びそう。
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シンプルなトマトソースは、アレンジしやすいので覚えておきたいレシピの一つです。材料は、トマト缶・玉ねぎ・にんにく・ベーコンの4種類だけ。トマト缶以外を炒めたら、あとは弱火でコトコト煮るだけでOK。
トマトの酸味と旨みがぎゅっと詰まったソースは、パスタやスープ、オムライスやソテーなどいろいろなお料理に使えます。
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完熟トマトで作るジャムは、適度な酸味と甘さがクセになるおいしさ。野菜がニガテなお子さんでも食べやすいと人気なんですよ。
トマト以外には砂糖とレモンだけのシンプルなジャムは、体にやさしい甘さ。パンにもクラッカーにも合うので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
生で食べることが多いトマトですが、煮たり焼いたりしてもおいしく食べられます。また、トマト缶は皮を取り除いているので使い勝手が良く、ストックしておくと便利です。
トマトに含まれるリコピンは、美容や健康に効果があるとされています。ぜひ、今年の夏はトマトをたくさん食べて、夏バテに負けない体作りをしてくださいね。
暑さが厳しい夏。すでに夏バテで食欲がない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時は、旬の野菜を食べてパワーチャージしましょう。シャキシャキしたきゅうりは夏の水分補給にぴったり。今回は、きゅうりを使った漬物や和え物などのシンプルレシピをはじめ、きゅうりの大量消費におすすめのタレや、スープ・汁物、そしてきゅうりの炒め物・煮物などのメインおかず、洋風レシピなどもご紹介。おつまみだけではない、きゅうりの意外な食べ方を発見してみませんか?
トマトと並ぶ、夏野菜の代表格といえば「きゅうり」も外せません!サラダ・漬物・和え物・炒め物など、さまざまな調理法で楽しむレシピをご紹介しています。おもてなしの一品や、大量消費したい方も必見です!
ホールトマト缶で作るトマト煮は手軽にできるメインおかず。ズッキーニとパプリカと一緒に煮れば、夏野菜がたっぷり食べられます。お鍋1つで作れるので、洗い物も少なくてうれしいですね。
塩は控えめにして、野菜と鶏肉の旨みを引き出しましょう。