美容と健康のために干し野菜を作ってみよう
狭いベランダでも作れちゃいます！
広いベランダやお庭がなくても大丈夫。
市販のネットなどに切った野菜を入れて干しておくだけで「干し野菜」が完成します。
パプリカなどの野菜は糸を通して吊るしてもOK。
少しずつ残ってしまった野菜や、捨ててしまいがちな野菜の皮も、干してしまえば美味しく食べることができるんですよ。竹のざるに干して置いておくだけでもOKです。
日中お仕事があっても、天気がいい日を見つけてベランダやお庭に干すだけでいいんです！
どんな野菜が向いているの？
基本的に水分が少な目の野菜が干し野菜に適しています。大根、ピーマン、人参、カボチャ、そしてキノコ類はたくさん作って保存しておくと便利です。
また、切った表面が大きければ水分は抜けやすくなります。干し野菜の代表、切り干し大根は皮ごと千切りにして干せばいいので、食卓のごみも減りエコにもつながります。
またプチトマトなどは天日干ししてオイル漬けにしても良し、火が足りない場合は天日干しをした後にオーブンで更に焼いて水分を飛ばしドライトマトとして活用することもできるのでとっても便利です。
ドライトマトのオイル漬け。パスタに絡めたりピザに乗せたり自由に使えるので、作っておくと便利です。
干し野菜にはメリットがいっぱい♪
干し野菜のメリットは、まず「保存がきく」ということがあります。
そして、太陽の力を借りて水分を飛ばすので、野菜自体の栄養価が高まります。大根であればビタミン類、カルシウム、しいたけはビタミンDがUPするんです。
人参、レンコン、きのこにカボチャ、白菜、プチトマトなど、どれもほんの少し干すだけで甘みが増しておいしくなります♪
オーブンを使って手軽につくれる、ドライトマトのレシピです。
干し野菜の便利な使い方
干した野菜はカットしてお味噌汁に加えたり、オイルに漬けたり、煮物にしたりと用途は未知数です。
さらに、干し野菜をミックスにして瓶に入れておくと、煮物や炒めなどに手軽に使えて便利です。
干し野菜をピクルス液につけてピクルスにしてしまえば更に保存できるのでお勧めですよ。
オイル漬けにしておけば、バケットに乗せて焼いたり、パスタに絡めたり、使用用途がたくさん。料理が楽しくなりますよ。
干し野菜を使った美味しいレシピ
干しシイタケと切干し大根のみそ汁
干し椎茸と切り干し大根の旨みで、ダシ入らず。すりおろした生姜も入れて、ホッとする美味しさです。
干し野菜コンソメスープ
大根とキャベツを干した野菜の旨みで、身体があたたまる美味しいスープ。野菜の皮などのくず野菜でつくったスープストックで滋味豊かな味わいです。
切り干し大根
基本の切り干し大根は、旨みのでる干し大根を戻した戻し汁を入れるのもポイントです。冷凍もできるので多めにつくって、お弁当などにも使いましょう。
我が家の『きゅうちゃん』
水分が多いキュウリを干せば、旨みと食感がアップし、少ない調味料で美味しく浸かることができます。自分でつくれば、簡単に美味しい漬物ができますね。
干し野菜のキッシュ
干した野菜をキッシュにin。野菜の甘みでとっても美味しいキッシュの完成です。
ドライトマトとベーコンのガーリックライス
ランチにぴったりなおしゃれな一皿。ごはんに、ベーコンとドライトマトの旨みが加わって奥深い美味しさに。ドライトマトの旨みたっぷりの戻し汁も使っています。
旨みたっぷり!干し野菜で作る簡単グラタン
カブとエリンギを干して、タンパク質豊富な高野豆腐と合わせたヘルシーなグラタンです。ベシャメルソースではなく、生クリームを使うので簡単につくれます。
干し野菜のドライカレー
具材の野菜、玉ねぎ、人参、ピーマンを干して旨みが濃縮されたドライカレーに。油をあまり使わずとも美味しくできあがります。
切干大根サラダ
切り干し大根で、さっぱりとしたサラダはいかが？ なめ茸の瓶詰であと引く美味しさです。
干し椎茸の煮物
お弁当にもぴったりの干し椎茸の煮物です。しいたけが安い時に購入しておき、干し椎茸をつくっておくのも良いですね。
ケークサレ
バジルとドライトマトのケーク・サレは、おもてなしにも最高のレシピです。
白菜の浅漬け
カットした白菜を数時間、天日干ししてつくる浅漬け。余計な水分がぬけて美味しい漬物ができあがります。
キャロットラペ
太目にスライサーでスライスした人参を天日干しして、旨みが濃縮されたキャロットラぺに。肉料理の付け合わせにも◎
干し野菜の中華おこわ
干したシメジ、人参、レンコンを入れてもちもちの中華おこわのレシピです。おもてなしにも良いですね。
いかがでしたか？
おいしくて健康的、おまけにエコ。良いこといっぱいの干し野菜。冷蔵庫に余り野菜があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね！
作ってみたいけどなんだか面倒くさそうなんて思っているかたも多いと思います。干し野菜の基本は、野菜を切って表面の水分を拭き取り天日干しするだけでとっても簡単に作ることができるんですよ。