台湾の醤油には日本と同じように淡泊でサラッとしたものと、甘くとろみのついた2種類があります。とろみのある醤油膏（台湾醤油）は、日本の醤油のイメージで食べると初めは違和感があるかもしれませんが、目玉焼きやお豆腐にかけて日々親しんでいるといつの間にかすっかり虜になりそうな奥深い美味しさです。

台湾の黒酢は野菜エキスを加えて作られたまろやかな風味。日本のウスターソースに近いクセの無い調味料です。コクのある柔らかな風味で水餃子はもちろん、あんかけ料理や麺類との相性が抜群です。

干した魚をベースに、エビやニンニク、香辛料などから作られる調味料。お肉や野菜を炒めたり、鍋のつけダレにプラスしたりと、使い道は数え切れません。焼きそばの隠し味にもおすすめです。

焙煎された胡麻の濃厚な香りと味が特徴の芝麻醬。鍋物のごまだれや和え麺、スープの香り付けにぴったりです。化学調味料・保存料色素と防腐剤を一切使っていないので安心です。

台湾で料理に使われるのは紹興酒ではなく米酒です。米酒を入れると風味が良くなるため、特にスープによく使われます。火にかけてアルコールを飛ばせば子どもも美味しくいただけます。

台湾グルメの人気者、排骨や牡蠣オムレツのサクサクやモチモチ感は、地瓜粉と呼ばれるさつまいもデンプンが鍵です。小麦粉に比べて油を吸いにくいところが美味しさの秘訣です。