「梅酢」=梅干しを漬ける際に発生する、うれしい副産物
梅干しを作る時、梅の下処理をして塩に漬けると出てくる液体を「梅酢」といいます。
梅酢そのものを作る目的で生まれるのではなく、嬉しい副産物として自然とできるものなのです。
梅酢そのものを作る目的で生まれるのではなく、嬉しい副産物として自然とできるものなのです。
調味料として活躍します◎
梅酢は、普通の酢とは違い、塩気が含まれているので、調味料として活躍します。
梅の優しい香りとキュッとした酸味があって、消化器官を刺激して食欲を刺激してくれます。
よく目にするものでは、梅酢に生姜を漬けて作る「紅生姜」などがあります。そのほか、寿司酢に少し加えてみたり、サラダのドレッシングやマリネ液、和え物などに使うことで、新たな味わいが広がります。
梅の優しい香りとキュッとした酸味があって、消化器官を刺激して食欲を刺激してくれます。
よく目にするものでは、梅酢に生姜を漬けて作る「紅生姜」などがあります。そのほか、寿司酢に少し加えてみたり、サラダのドレッシングやマリネ液、和え物などに使うことで、新たな味わいが広がります。
「白梅酢」と「赤梅酢」の2種類
赤い色をしている梅酢は「赤梅酢」と呼びますが、これは白梅酢に赤しそを加えたもの。
梅酢に含まれるクエン酸には、疲労物質の乳酸や血液中の老廃物を排出を促進して、疲労回復へとつながるといわれています。さらに、カルシウムの吸収力もアップさせるなどの効果も期待できます。
腐敗防止効果があり、夏場に重宝
また、クエン酸は、腐敗防止効果があるので、お弁当のご飯にさっとふったり、生野菜のドレッシングとして加えたりすることで食材がいたみにくくなるので、夏場など積極的に使いたい調味料です。
※腐敗を完全に防止するわけではないので、夏場のお弁当などは管理に十分気をつけましょう。
※腐敗を完全に防止するわけではないので、夏場のお弁当などは管理に十分気をつけましょう。
梅干しを作らなくても手に入ります◎
通販などで市販品を購入できる
手作りのイメージが強いかもしれませんが、梅酢は市販されており、500mlで500円程度と購入しやすい価格。
梅酢は、スーパーやコンビニなどより、自然食品店やネット通販の方が購入しやすいようです。
「梅干し+酢」で代用可能
「梅酢」は、サラダのドレッシングやタレにぴったり!
梅酢とアボガドオイル
キャベツの梅酢ドレッシング
醤油梅ドレッシング
にんにく梅酢ダレ
作っておきたい常備菜にも「梅酢」が大活躍!
さっぱり美味しい紅ミョウガ
ピンク色でかわいい梅酢レンコン
柔らか味に仕上がる「梅酢玉ねぎ」
はちみつとの相性もよし!「ナスのマリネ」
メインの料理にも「梅酢」で素敵なエッセンスを加えて!
梅酢で柔らか唐揚げ
鳥手羽元を梅酢でさっぱり煮
かつおのカルパッチョにも梅酢をきかせて
梅酢風味ぶっかけそうめん
ごはんものにも「梅酢」は重宝します◎
梅酢で酢飯を炊き込んだキレイな色のおいなりさん
おもてなしにもうってつけ。梅酢香る野菜の手まり寿司
お酒のあてにも締めにも最適!梅酢の酸味で食べやすい天むす
「梅酢」で新たな美味しさ発見♪
普通のお酢感覚で使えて、香りも魅力的な梅酢。サラダや常備菜のほか、メインディッシュにも使えるとても万能な調味料です。使い方次第で新たな美味しさを発見できるはずなので、ぜひ日々の献立に役立ててくださいね。
梅酢というと赤色をしているイメージがありますが、梅から取れたばかりの梅酢は、色がついていません。この状態のものを「白梅酢」と呼びます。