かわいい形をした福岡の銘菓
バナナカステラ
大正6年よりつちかわれてきた伝統を守り続け、職人ひとりひとりが心をこめて焼き上げました。
しっとりしたカステラにバナナ風味の白あんが入っています。


この「ちょうどいい曲がり方」でついつい連想してしまう…。パーツとしては「口」ですね。

大昔から子供たちに愛され続ける「バナナカステラ」は、福岡の歴史を眺めてきたお菓子でもあるのです。

もちろん今でも「おやつの時間」の主役です。袋から出してトースターで温めると更に美味しく出来たての味に♪
ひよ子
この菓子は苦労の末授かったわが子と同じ。だから「ひよ子」と名づけました。わが子「ひよ子」という思いからです。

子供の頃、これが一番困っていました…。頭から食べようか、おしりから食べようか…?抹茶とも相性バツグンの「銘菓ひよ子」です。
「ひよ子」は季節の変わりめに、よくお色直しをします。こちらは春の装い「桜ひよ子」♪中身の餡もピンク色です。
季節を感じる「ひよ子の包み」も楽しみのひとつです。箱を開けるとぱぁっと華やぎますね。

本物の小鳥と同じサイズ♪こうして並ばれると食べることに罪さえ感じてしまいます。

大正元年12月1日が「ひよ子の誕生日」です。2012年で100歳を迎えました。「ときめきや笑顔、人が人を思う気持ちの温かさなど大切なものを”お菓子という形”で」という想いはこれからもずっと続きます。
こちらは「博多限定のひよ子家族」
にわかせんぺい
古くから博多の郷土芸能として庶民の間で親しまれている博多仁和加。その半面を形どった、ユーモアあふれる煎餅が二○加煎餅です。

お土産にもらった時の「お約束」です。これは代々受け継がれる「子どもの家訓」なのです…。

たっぷりの卵を使ってこんがりと焼きあがったサクサクのおやつ。サイズは「特大・中・小」の3種類があります。ローカル色満載のテレビコマーシャルも。地元で今も愛され続けています。

博多弁丸出しの郷土演芸「博多仁和加」が由来の「にわかせんぺい」なので「お笑い」センスは欠かせません。だから「おまけのお面」もこの通り♪

ひとめで「それ」とわかるパッケージ。博多のお土産はこれで決まりですね。
雪うさぎ
純白でかわいい「雪うさぎ」はお子様の人気者。博多に伝わる「うさぎの民話」をもとに作られました。ふわふわのマシュマロの中には美味しい白餡(手芒豆)がたっぷりです。

こちらも「どこから食べようか?」と悩まされるお菓子の1つ。いざ食べてみると「ふわふわ」で口の中で溶けてしまいそうなのです。

「包み」が上品なのも「雪うさぎ」の特徴の1つ。「包み」を開ける時の、あの「やさしい手触り」は今でも覚えています。
ゼラチンを使ったマシュマロなのでコラーゲンたっぷりです。卵も使ってないのでアレルギーを気にせず安心して食べられます。

テレビコマーシャルを目にする度に思い出す「ふわふわ感」は、きっと子供たちに喜ばれるはず。お土産にいかがですか?
「包み」がかわいい福岡の銘菓
チロルチョコ
チロルチョコが初めて作られたのは1962年(昭和37年)です。当時まだまだ高級品だったチョコレートを、独自の製法により1つ10円というウレシイ価格での発売に成功、またたく間に子供たちの人気者となったのです。
アルプス山脈を臨むチロル地方の風景や、そこに暮らす人々をイメージして名付けられた「チロルチョコ」
パッケージにもその「素朴さ」や「さわやかさ」がうかがえます。
こちらは「チロルチョコ復刻版」です。

次々と誕生するチロルチョコの「包み」は「味の違い」だけではなく「人気キャラクター」だったり「他のお菓子」だったり「お正月仕様」だったりと自由自在です。

400種類近くもある「チロルチョコの包み」は美味しいだけでなく「楽しさ」のある「お菓子アイテム」と言えるのかもしれません。
私だけのチロルチョコが作れる「マイチロルチョコ」のサービスも。大好きなチロルチョコの「包み」をオーダーメイド出来るなんて嬉しすぎます。
こちらはIT関連のイベントで配布されたものです。
チロリアン
チロル渓谷に古くから伝わるロールクッキーに、千鳥屋独自のアレンジを加えた「チロリアン」
素朴な風味を失わないように、独自の製法にて筒状に焼き上げたクッキーに厳選されたコーヒー豆・バニラ・ストロベリーの3種類のクリームがたっぷり!クッキーとクリームの相性は抜群で、お茶にもコーヒーにもぴったりです。チロリアンは発売以来四十余年、今でも皆様に愛される千鳥屋の代表的な洋菓子です。

「チロリアン」というだけあって「チロリアンテープ」が施された「包み」がしっくりきます。食べて美味しい、見て楽しい福岡のお菓子です。

故郷から送られてきた「チロリアンの袋詰め」は♪チロ~リア~ン♪というCMソングと共に、子供の頃の楽しい思い出を蘇らせます。お土産としてだけではなく「おやつ」としても永い間愛され続けているのです。

小さいサイズの「チロリアン」でこんな風に遊ぶことも♪いつも子供のそばにある「楽しいおやつ」です。

大人だって欲しいのが、この「チロリアン缶」です。実はこの缶に描かれている人達も♪チロ~リア~ン♪と歌っているのです。運よく手に入れたら「口元」に注目です。

可愛い「チロリアン缶」目当てに「チロリアンを大人買い」する人も。しっかりした作りのレトロなデザイン缶が、大人からも愛される秘密なのです。
隠れた名店
御菓子處 五島
人としての五つの幸福…寿命の長いこと、財力が豊かなこと、無病息災、徳を好むこと、天命を全うすること…この願いが込められた可愛い飴です。ご利益ありそうですね。
学問の神様「太宰府天満宮」の神木の伝説にまつわる「飛び梅」にちなんだ、白餡と金時豆がたっぷり入った極上最中「梅もなか」です。ふっくらとした梅の形は丁寧に手作りされたもの。可愛いというより、これはもう「芸術」の域ですね。

「包みをひらく時に温かさが伝わるように」との思いで「包み」もすべて手作り、手作業でされています。味へのこだわり、色合いの華やかさもあって「芸術作品」として和菓子通を魅了します。
御菓子處 五島
福岡市中央区赤坂3丁目1-21
092-731-5100
「ご主人が丹精込めて作ったお菓子を、奥さんがお客様の顔を見ながら売る」というスタイルを20年以上続け、デパート出店や催事なども断わっているという。奥さんの笑顔も美味しさの1つ。
地元ポピュラー
むっちゃん万十

「有明海」に住むお魚「ムツゴロウ」の形をした博多っ子のおやつ「むっちゃん万十」です。溢れんばかりの黒あん、白あん、カスタード、チョコレートの他、トロトロ卵の「ハムエッグ」や、野菜たっぷり「むっちゃんバーガー」タコがプリプリの「たこやき」もあります。

まるで駄菓子屋さんでおやつを買って食べるように、気軽に買って、気軽に食べて…それが博多っ子の「むっちゃん万十」の食べ方なのです。
「有明海のムツゴロウを少しでも愛して欲しい」という創業者の願いから生まれた「むっちゃん万十」は、その安さもあって、どこに行っても大人気!まさに博多っ子のソウルフードとも言えるおやつです。
その他の気になるお菓子たち
カラフルでかわいい「ゼリー羊羹」は「秋」を感じられるお菓子。中身は「鹿の子」「お芋」「お餅」の3種類です。カフェも営むコーヒーショップで「小さな秋」見つけました♪
「いちご大福が美味しい」と噂の、老舗の和菓子屋さんで「かわいい」を発見!
鈴の形をした名物「鈴乃最中」とちっちゃいどら焼きみたいな「鈴乃○餅」です。
ところでこの2つが並んでいると、どうしても「あの猫」を思い浮かべてしまうのですが…♪
福岡で餃子・包子・焼売などの「点心」を作っている食品メーカーから発売されている「パンダノミーチ」です。ひとつひとつ手作業で顔を描いているので、ビミョ~に「個性」があって楽しいですね。他にも「動物シリーズ」があるというから、工場見学に行くしかありません!
このピンクのかわいい肉球デザインのお菓子を売っているのは「怖い顔」の「鬼瓦最中」で有名なお店です。その名も「肉球ぱ~んち」♪どうやら無類の猫好きらしいです。

今、福岡で話題のスイーツ店「ヘンリーアンドカウエル」の「ダックワース」は素朴でかわいいお菓子です。九州産の素材にこだわったクマの形のお菓子が、いつか「福岡のかわいいお菓子」として語り継がれる日が来るのかもしれませんね。
お菓子は、遠いところから訪ねて来た嬉しいお客さんのお土産。
お菓子は、可愛い子供のためのお母さんのおやつ、可愛い孫のためのおばあちゃんのおやつ。
そして、頑張った私のための今日のご褒美…。
いつも「お菓子」があれば幸せな毎日です。
たくさん「お菓子」を見ていたら、ちょっと小腹がすいたので…私も「おやつ」にしようと思います。
ほんわかやわらかい生地にほのかにバナナの香り。これがバナナカステラの魅力です。