夏バテ予防には「食物繊維」を
疲労を回復するためには、豚肉やウナギのようなタンパク質・ビタミンB群が豊富な食材を摂るのが良いとされています。ただ、せっかく栄養を摂取しても体がそれを吸収できる状態にないと、効率的に届けることができないことも…。

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多くの栄養を吸収しているのは「腸」になります。スタミナ食と呼ばれるものは、タンパク質だけでなく脂質も多い傾向にあるので、上手く消化できないと胃腸の負担になりかねません。また熱帯夜が続くと睡眠不足になりがち。そうすると自律神経のバランスが崩れ、それに伴って腸の働きも低下してしまい夏バテの原因になると言われています。

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食物繊維を積極的に摂って腸内環境を整え、栄養をきちんと吸収できる状態にすることが夏バテ予防の大切なポイントと言えそうです。そこで今回は食物繊維を効果的に摂れるレシピを、食材別にたっぷりとご紹介します。
《おすすめ食材その1》オクラ
オクラは抗酸化作用が期待できるβカロテンや、むくみ予防にも嬉しいカリウムなどを多く含むとして有名な食材。食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれるうえに食後の血糖値の上昇予防にもなると言われています。
ゴーヤを置き換え「オクラチャンプルー」
何にでも合う万能ダレ「鮭のとろとろオクラだれ」
ネバネバ食感が楽しい「オクラと納豆のピリ辛そうめん」
あと一品にぴったり!「オクラとみょうがのわさびオイル和え」
お腹に優しい「オクラとなめこの味噌汁」
《おすすめ食材その2》茄子
夏野菜の代表格でもある茄子は、抗酸化作用が期待できるポリフェノールの一種であるナスニンが豊富なことで有名です。また食物繊維が多く含まれていることで、消化促進や胃腸を整える役割も担っているのだとか。低カロリーで消化にも良い食材なので、ダイエット中の方も安心して取り入れることができそうです。
お箸が止まらない「とろとろ茄子の生姜焼き」
ジューシーで大満足「ナス餃子」
ガッツリ美味しい「茄子と豆腐のスタミナ丼」
ビールとの相性抜群「茄子キムチ」
《おすすめ食材その3》とうもろこし
穀物の一種であるとうもろこしは、栄養価が高く食物繊維も豊富。またビタミン類も多く含んでいるので、疲労回復や免疫力アップも期待できます。糖質が高めな食材なので、ダイエット中の方は食べ過ぎに注意しましょう。
家族で楽しめる「コーンとニラのもちもち一口チヂミ」
とろとろ卵の「コーンとチーズのスクランブルエッグ」
ポテサラを格上げ!「焼きもろこしとベーコンチーズのポテトサラダ」
おやつに最適「コーンのきな粉もち」
《おすすめ食材その4》枝豆
便秘改善だけでなく、余分なコレステロールの排出を行う食物繊維も豊富な食材と言われている枝豆。疲労回復や脂質代謝アップなどが期待できるビタミン類を多く含み、アルコールの分解促進も狙えるため、お酒のおつまみとして積極的に頂きたい食材のひとつです。
ぷりぷり食感を堪能できる「枝豆とエビのとろみ炒め」
揚げないのにサクッと仕上がる「枝豆のコロッケ」
ゴマ油の香ばしさが漂う「焼き枝豆」
粉チーズが味の決め手「枝豆とひじきのツナマヨサラダ」
塩気がほどよく効いた「枝豆の白パン」
《おすすめ食材その5》桃
桃の旬は実は夏。食物繊維が多く含まれ、整腸作用が期待できると言われています。皮と実の境い目が一番おいしいと言われているので、手で軽く桃の表面をこすり洗いして産毛を取ったら、そのままガブっと食べるのもおすすめ◎
フレッシュな味わい「桃とモッツァレラのカプレーゼ」
異色のコラボ「桃とチーズの油揚げ包み焼き」
ニンニクがほんのり香る「桃と生ハムの冷製パスタ」
材料は2つだけ!砂糖不使用「桃と甘酒のジェラート」
腸を整えて夏バテを予防しよう!

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食物繊維を意識して摂ることで、効果的にスタミナ食を取入れることができるようになるはず♪今回紹介した食材を積極的に使って、元気に夏を乗り越えましょう。
ゴーヤ独特の苦味で好みが分かれるレシピですが、オクラに置き換えることでそれも解消できちゃいます。味もサッパリとしているので、暑い夏でもパクパク食べられそうです。