持ち手は折りたたみ可能。アルミ製なので軽く、熱伝導率も高く、機能性も申し分ありません。

たいていレギュラーサイズは1.5合～2合、ラージサイズは3合～4合のご飯が炊けるサイズ感です。食べる人数や作りたい料理に合わせて選んでみましょう。

メスティンの基本中の基本が飯ごうとしての使い方です。お米の粒が立ったふっくらごはんが炊きあがります。

メスティンでご飯を炊くときには、お米にしっかりと吸水させるのが美味しく作るポイントです。焦らず、じっくり時間をかけて、いつもとはひと味違う炊飯タイムを楽しみましょう。

炊き込みご飯や混ぜご飯なら、ひと品だけでも満足感の高いご飯を作れますね。

＊画像／メスティンでつくったタケノコの炊き込みご飯

メスティンで料理するとアウトドア気分を楽しめることも大きな魅力。いつもの日常で、メスティンごはんを作るときはキッチンのコンロを使用して、食べるときだけベランダに出て、メスティンごはんをいただいても◎ メスティンの熱々ごはんを外で食べれば子供もきっと喜んでくれるのでは♪

日本初の琺瑯製メスティン。琺瑯メスティンでキャンプ料理を。 琺瑯メスティンは、アルコールバーナーや焚火OK。酸に強い琺瑯製なので、トマト料理やワインを使う料理でもOK。 ツマミ付きの蓋は持ちやすく、琺瑯製なので火のあたりが優しく、野菜の水分だけでも調理で...

メスティンの中に網を入れれば、蒸し料理も簡単です。蓋の1/3～1/2くらいの水を入れて、火にかけます。水の量が少ないとすぐに蒸発してしまい、メスティンの底の部分が焦げ付いてしまいます。

肉まんや小籠包を蒸すときには、蒸気が上がっていることをきちんと確認して、底が焦げてしまわないよう気を付けましょう。

メスティンは焼いたり、炒めたりする調理にも向いています。しかも、フライパンよりも深さがあるので、多少油が多くてもまわりに飛び散ることなく調理できますよ。

フタを使って加熱すれば、蒸し煮などの調理も可能◎

カレーやシチューも、メスティンレシピとして定番人気です。

メスティンでパスタを茹でた後に、メスティンでソースを作って、立派なスパゲッティの一品に仕上げるという活用術も♪

難点としては、アルミ素材なので焦げ付きやすいこと。くっつきやすい素材は、このようにくっつかないクッキングシートの上で調理するか、油をしっかりひいてから炒めると美味しく作れます。

鮭を煮た煮汁でご飯を炊き上げるはらこ飯。お家キャンプなら、キッチンで鮭を煮て、イクラも冷蔵庫で保管しておけるので傷んでしまうこともなく安心です。蒸らすときに、メスティンごとタオルで包んでおくと冷めにくくなります。

こちらは調味液と豚肉、ネギを一緒に炊き込む簡単レシピの炊き込みご飯です。レギュラーサイズのメスティンは1.5合～1.8合程度まで炊けますが、炊き込みご飯のときは、具の嵩を考慮し、1合程度までにしておきましょう。蓋をあけたときに具とのバランスも良くなりますし、炊飯途中で溢れてしまうこともありません。

メスティンでチキンライスを作り、炊きあがったご飯の上に卵を流し入れて作るオムライスレシピ。フライパンで作るよりも洗い物が少なく、手軽に作れます。

鶏肉やベーコン、玉ねぎやピーマンといった具材は大きさを合わせるようにして、小さめにカットすると、火の通りも良くなり、食べやすくなりますね。

市販の鯖の塩焼きを使った簡単鯖ごはんです。しょうがのみじん切りを入れるところが鯖とご飯を上手につなぎ合わせるポイントです。炊きあがったら、鯖を崩しながらご飯と混ぜ合わせます。しょうゆとみりんだけのシンプル調味ですが、炊き立てのご飯の香りの良さは格別です。

蟹とシメジの旨みがたっぷりと染み込んだ炊き込みご飯は思わずお代わりしたくなってしまう美味しさです。蟹は、缶詰のものを使えばお手軽に作れます。昆布茶と薄口しょうゆで炊きこみ、素材の味を生かした仕上がりになっています。

こちらは冷やご飯を使ったとても簡単なたこ飯です。大ぶりにカットしたゆでだこを贅沢に使って、メスティンでご飯と合わせて蒸し上げました。ナンプラーとごま油でエスニックな風味もたっぷり。お家でのひとりランチのときにもおすすめのお手軽レシピです。

二つ折りにしたパスタはメスティンで茹でるのにちょうどいい長さです。水をパスタの量がひたるくらいより少し多く入れて作ります。トマト味のオイルサーディンは缶汁ごと使って、濃厚な旨みをしっかりとパスタに吸わせます。茹で上がりのお湯を捨てなくていいので、ベランダ調理でも安心です。

メスティンではなんとパンも焼くことができます。一次発酵した後にメスティンに生地を入れてそのまま二次発酵させます。焦げやすいので火の大きさに注意しながら、上下側面とじっくり焼いていきます。だんだんとパンの焼ける香りが辺りに漂って、子供たちもワクワクした気持ちが高まります。

バターと砂糖でじっくりと焼き上げた焼きリンゴ。メスティンの底の部分に溶けた砂糖がたまって飴状になるので、アルミホイルを敷いてから作ると後片付けがラクチンになります。シナモンパウダーとレモンのいい香りがふわりと漂い、お家キャンプの定番スイーツに加わりそう。

卵液をたっぷりと染み込ませた食パンをメスティンで焼き上げます。バターは焦げやすいので、火加減に注意！美味しそうな焦げ目をつけたら、お皿に取り出し、次にバナナをキャラメリゼします。こちらも焦げやすいので、焦げそうになったらメスティンを火から離したり、調整しながら焼き目をつけると上手に仕上がります。立体的に盛り付けたら、お洒落なカフェスタイルの出来上がりです。

アルミ製の飯ごう、バットアミ（飯ごう専用）、固形燃料ストーブがセットになったリーズナブルなメスティンセットです。こちらのメスティンは2合まで炊飯することができるので、具が多い炊き込みご飯にもぴったり。専用アミがあり、蒸し調理も簡単に始められます。

□容量: 800ml
□炊はんの目安: 約2.0合まで
□重量: 165g　
□サイズ: 16.5×9×6cm

オリジナルのハンドルカバーがついたミリキャンプのメスティン。ハンドルカバーは実用的なうえ、ブラックでシックな雰囲気。写真映えしますね。

□容量: 800ml
□炊はんの目安: 約2.0合まで
□重量: 165g　
□サイズ: 16.5x9.5x6.5cm

“メスキットパン”という、調理器具と食器（フタ部分）がセットになったアウトドア用クッカーもありますよ。ステンレス素材なので、シングルバーナーやガスコンロなどで直火調理可能。

メスティンのように持ち手が折りたためるようになっているので、携帯するときはコンパクトになります。

食器部分はこのように複数のくぼみがあるので、汁ものおかず・ご飯とを分けて、お皿にのせることも◎。フタにもなる２wayスタイルで、メスティンなみに便利ですね。こちらもメスティン同様、防災グッズ用にするのもオススメです。