10月から12月の初旬頃、スーパーや八百屋さんの軒先にオレンジ色の見頃な柿が並び始めます。店頭に並ぶと「そろそろ冬の準備をする頃かな。」なんて季節を感じさせてくれる「柿」はただむいて食べるだけではなく、様々なお料理にも幅広く対応できる果物なんですよ。そこで今回は、柿を使って作る洋風和風、スイーツのレシピをご紹介したいと思います。

美味しい柿の選び方は、最初に持った時にずっしりと重たく、ヘタの部分がしっかり4枚揃っているものが甘みが深く美味しい柿です。柿には利尿作用を促してくれるカリウムが豊富で、疲労回復や老化防止に効果が期待できるビタミンAやビタミンCも豊富に含まれています。

また、柿は実だけではなく葉も栄養価が高く、柿の葉にはビタミンCが豊富に含まれています。柿の葉寿司や柿の葉茶などにも用いられており、柿は実も葉も私たちの暮らしをしっかり支えてくれている万能な果物なんです。実に奥が深い果物ですよね。

秋の味覚盛りだくさんの柿とサツマイモを使ったクリーミーなサラダ。ヨーグルトとマヨネーズで和えるだけですが、彩りもよく見た目も美しいうえに、とても簡単に作れます。ポイントは食材の形を統一すること！これを意識するだけで見栄えがアップしますよ。

サーモンの塩味と柿の甘みがクセになるカルパッチョ仕立ての一皿。ポイントは柿を5mm程度薄めにカットすることです。薄めに切ることで口の中で一体感が生まれます。

柿のオレンジは緑の葉物と相性も良く、綺麗に盛り付けると彩りが良くビジュアル満点の美しい一皿に仕上がります。そして程よい甘みがわさび菜や春菊などの少し癖のある葉物にぴったり！カッテージチーズを盛り付けて召し上がれ。

とても手が込んでいるように見えますが実際作ってみると簡単に作れちゃうアイデアレシピ。ポイントはソースにした柿の大きさを揃え、しっかり柿のソースに味をつけておくことです。ベーコンの塩味と柿の甘み、ワインビネガーの酸味の相性はばっちりで、おもてなしにも喜ばれそうな一品です。

朝ごはんに悩んだら是非作ってみていただきたいのがこちらの「柿とクリームチーズのホットサンド」です。柿は火を通すことでさらに甘みが増します。隠し味のシナモンも効いてとっても美味しいですよ。

調味料はオリーブオイルとすし酢だけ。味付けの失敗知らずな嬉しいレシピです。

だし醤油で和えるだけの簡単レシピは、ほうれん草のカルシウムと柿のビタミンで栄養抜群！彩りも良いのでお弁当にぴったり。

柿とグラニュー糖だけで作る「柿ようかん」はとってもシンプル。余計なものが入っていない、シンプルイズベストな柿のスイーツレシピです。

完熟の柿が手に入ったら是非とも作ってみていただきたいスイーツレシピがこちらのシャーベット。蜂蜜と生クリームを入れ撹拌して冷凍庫に入れるだけ。ねっとり食感が癖になる美味しさですよ。

柿をコトコト煮込んで作るコンフィチュール。冷蔵庫で約2週間程度保存が可能です。アイスに乗せたり、チーズと共にトーストに乗せたり。コンフィチュールは使い勝手も良いのでオススメです。

ラム酒も入りちょっぴり大人な柿のプリン。上に乗せた柿のソースと混ぜながらいただくととっても美味しい！おもてなしにも喜ばれます。

グリルパンで焼き目をつけた柿がなんとも艶っぽい「柿のハニークリームチーズ」。柿に火を通すことでより甘さを引き出し、クリームチーズで酸味を与えつつハチミツやシナモンシュガーでしっかりまとめる構成力の高い絶妙な一品です。