そして、お砂糖はおやつだけでなく、日々のお料理や飲み物にも多く使われています。砂糖の摂り過ぎは健康を損なう恐れがあるため、WHO（世界保健機関）が指針を発表しています。

それでも甘いものを一切やめるのはなかなか難しいもの。お菓子がくれる幸せな気分も時には味わいたいですよね。それでは白砂糖ではなく、血糖の上昇が穏やかだったり栄養を多く含む、ナチュラルな甘味料で代替しておやつを作りませんか？

材料は牛乳・玉子・メープルシロップの3つだけ。メープルシロップの優しい甘さにほっとするシンプルなプリンです。フライパンで蒸すので手軽に作ることができます。

砂糖だけでなく牛乳やバターも不使用の、こちらも少ない材料で作るクッキーです。少しかためでザクザクした食感ですが、噛むとメープルシロップの香りがふんわり広がります。優しい気分でティータイムが過ごせそう。

「アガベシロップ」とは、メキシコ中心に生育するリュウゼツランという植物の蜜から作った天然甘味料。低GI値の甘味料で、すっきりとした甘みが特徴です。

アガベシロップは、ロースイーツによく使用されています。こちらは春にぴったりの、イチゴとブルーベリーがたっぷりのタルト。ロースイーツは焼かないので、ミキサーと材料が揃えば手順は簡単です。挑戦してみませんか？

豆腐入りのヘルシーなお団子にこんがり焼き目をつけたら、アガベシロップを使ったみたらしをとろ〜りとかけて。熱々焼きたてを食べたいですね♪アガベシロップは癖がないので、お醤油やみりんとも好相性です。

米粉使用のグルテンフリーなケーキは、甘味料もこだわりたいですね。こちらはアーモンドをベースにラム酒の風味が効いた、ちょっと大人のケーキ。牛乳を豆乳に変えるのもおすすめです。

昔から日本で愛されている飲み物「甘酒」は、“飲む点滴”とも言われ、ビタミンB群や葉酸、食物繊維などの栄養をたくさん含んでいます。お米を麹で分解してつくる糖の甘みは身体に優しく、マクロビオティックのお料理でもよく使われています。

イチゴと甘酒の甘さが引き立つ、お砂糖なしで作るヘルシーアイスクリーム。生クリームが入っているのでしっかりと滑らかな口触りです。フルーツを変えたりきなこを加えたり、アレンジも楽しみたいですね。

淡いグリーンが美しい、枝豆と甘酒を合わせて作るずんだもち。白玉にもほんのり甘酒を加えます。つるんと冷たい白玉は、暖かい季節に恋しくなるおやつですね。