私たちの暮らしに欠かすことができない「味噌」は、大豆や麹、塩などを発酵させてつくられる日本の古き良き調味料の一つです。必須アミノ酸を豊富に含んでいる味噌は栄養満点な上、食品を保存する効果やお肉やお魚を柔らかくしてくれる効果もあり、古くから私の暮らしに密着してくれています。

私たちの健康を支えてくれている味噌ですが、味噌イコール味噌汁のイメージが強いですよね。日々のお味噌汁もよいのですが、そのほかのお料理などにもアイデア次第で使うことができるんですよ。そこで今回は、味噌汁以外で活躍してくれるお味噌を使った健康万能レシピをご紹介したいと思います。

味噌を敷き詰めた上にガーゼを敷いて、くぼみを作ったその上にそっと黄身を乗せて漬け込む「黄身のみそ漬け」。味噌のパワーを借りた黄身は旨味を凝縮させ驚くほど濃厚な美味しさを発揮してくれる簡単で美味しいご飯に合うレシピ。味噌を上手に使うためのまず最初の一歩として是非試していただきたいレシピです。

半熟に茹でたゆで卵を味噌で包んで作る「半熟卵のみそ漬」一晩漬け込んでおくだけでとろり濃厚な味わいに感動しますよ。冷蔵庫で3日から5日保存可能なので常備しておくと便利です。

こってり濃厚はそのままで、コクと深い味わいがプラスされたのが「アボカドのみそ漬け」です。ご飯やお酒のおつまみにも最適ですよ。

なんと冷凍できちゃうとっても便利な「冷凍保存できる、鮭のみそ漬け」は切り身魚がお安い時にたくさん漬け込んでおけばお弁当やお給料日前の献立作りで迷った時に活躍してくれますよ。味噌だれが染み込んでご飯にもぴったり合います。

いつものレシピにコクと深みを与えたい時味噌をプラスするとぐっと味わいが深くなります。この「野菜のみそヨーグルトディップ」もまさにその通りで、ヨーグルトに味噌をプラスしただけで驚く美味しさのディップに大変身。カロリーも控えめで野菜もたくさん食べられる嬉しいレシピです。

薄切り肉を柔らかく美味しくいただけるレシピがこちらの「ネギ巻きみそカツ」です。豆板醤を効かせてピリ辛風味もまた美味しい♪

朝ごはんに味噌汁を飲むと体に良いということわざ「味噌汁は朝の毒消し」という言葉がありますが、朝はパン派の方もこのトーストを頬張れば「朝の毒消し」になっちゃいますよ！のりとシラスも加わってカルシウムもとれる新しい朝のお味噌スタイルです。

いつものオイルベースのカルパッチョも美味しいですが、白味噌を使った味噌マヨソースでいただくカルパッチョもまた美味しい！白味噌独自の甘みが白身のお魚の優しい旨味をさらに美味しく引き出してくれています。おもてなしにもオススメの一品です。

こってり濃厚なチーズフォンデュに白味噌を加えることで、なめらかで優しい味わいのチーズフォンデュに大変身。つける具材もいろいろアレンジできそう！

洋風レシピはクリーム系だけではありません。いつものミートソースを作る時に赤味噌をワインで解いたものを隠し味として使うだけで奥が深いレストランでいただくような本格的なミートソースの味わいになります。たくさん作ってパンに乗せても◎。

いかがだったでしょうか？私たちの暮らしに欠かすことができない「味噌」。味噌汁だけではなく新しいレシピによって魅力を再発見できたのではないでしょうか。お味噌を上手に使って日々の献立作りに役立ててくださいね。