なめこは実は賞味期限を記載する義務がないため、日持ちの目安がわかりにくいことも。よく市販されている真空パックタイプで未開封の場合は、1週間程度冷蔵庫で日持ちしますが、開封後は3日以内に使い切るようにします。料理で余った場合は、茹でてから冷水にさらし、保存容器に入れてチルドで保存がおすすめです。

スーパーマーケットでもよく見かけるようになった株付きのなめこは、未開封でも開封しても、購入日から3日以内に使い切るようにしましょう。

なめこと言えばお味噌汁を真っ先に思い浮かべる方も多いのでは。とくに豆腐とネギが入ったなめこのお味噌汁は、基本とも言うべき定番の味ですが、たまには基本にかえって下処理の仕方からおさらいしてみるのも◎。ちょっとしたポイントを覚えておくだけで、いつものお味噌汁がより美味しくなるかも。

なめこのお味噌汁はお豆腐とネギが定番ですが、意外と面白い組み合わせでおいしくなることも。ヌルヌル食材のなめこに、同じくヌルヌルの長芋とわかめでお味噌汁に。とろとろとした食感がクセになりそうなお味噌汁は、寒い日にとくに嬉しいやさしい味わいです。

具沢山で味もバッチリおいしいきのこたっぷりの豚汁。さまざまなきのこを入れてつくりますが、とくになめこを入れると汁にとろみがついておいしくいただけます。夕食や夜食、または軽めのランチなら、これだけでもおかず汁として満足できそう。

赤みそで作るなめこのお味噌汁も、見るからにあったかそうで、朝食から夕食のお味噌汁までいつでもおいしくいただけます。いつものお味噌汁と同じ作り方でみそを赤みそに変えるだけで、見た目も味も変化が出て、こちらのお味噌汁もお家の定番にしたくなっちゃうかも。

なめこ、白ネギ、貝われ菜が入った和風スープに溶き卵と片栗粉でとろみを加えた身体の芯からあったまりそうなスープは、寒い日の朝だけでなく、夕食にも◎。

ラー油の辛味と酢の酸味が後を引くサンラータン。なめこがたっぷり入り、食感も良くとろみと辛味で食欲もアップ。冬のブランチやランチに最適です。

辛さがおいしいペペロンチーノをなめこで和風にアレンジ。生のとうがらし、ニンニク、オリーブオイルで作る自家製ペペロンオイルの作り方も紹介されているので、作っておけばいつでもおいしいペペロンチーノをいただけます。辛い系が好きな方にとくにおすすめです。

冷凍保存したなめこで作るシンプルな和風パスタ。なめこは凍ったまま調理に使うので、解凍の手間も省けて便利です。ツナ缶と大根、ユズがあれば簡単においしい和風パスタがいただけるので、ユズ×大根レシピを作った次の日のレシピにいかがでしょうか。

お味噌汁に次いでなめこ料理として定番のおそば。なめこの他に白ネギと柚子の皮だけのシンプルなおそばですが、見た目も風味も抜群の仕上がりに。食べる前に七味をかければ、より大人の味わいになり、飲んだ後のシメにもピッタリ。

なめこやしめじ、エノキなどきのこの風味がたっぷり染み込んだ出汁がおいしいうどんに、大根おろしとユズと青ネギをかけて見た目もさわやかなうどんに。大根おろしの辛味とユズのさわやかな香りがきのこの出汁によくあい、暑い日でも寒い日でもおいしくいただける味わい深いうどんです。

しいたけやしめじが入ったきのこの炊き込みご飯も美味しいけれど、なめこだけでも美味しい炊き込みご飯を簡単に作ることができます。見た目も美味しそうな仕上がりになり、少ない材料で手早く作れるので、試してみてはいかがでしょうか。

なめこ、ショウガ、ネギで作るシンプルながら風味豊かで、やさしい味わいの雑炊は、寒い日の朝食や、受験生のお夜食、風邪のときにも良さそう。

松茸味のお吸い物で作る炊き込みご飯は人気のレシピですが、こちらはさらに白だしとなめこを入れて、風味の良い炊き込みご飯に。手軽に購入できる食材で料亭風の上品な味わいに仕上がり、コスパも抜群なので覚えておくとお給料日前やおもてなしなどに重宝します。

押し麦が入ったプチプチの食感がおいしいご飯に、なめこ、オクラ、長芋のネバネバとした食材、さらにグリルでよく焼いたアジの干物がマッチし絶妙な味わいに。朝食でアジの干物が余ったら、ランチや軽めの夕食にいかがでしょうか。

豆腐となめこで作るあんかけ丼は、お味噌汁と同じ具材に豚こま肉を加えるだけで、味もボリュームも大満足の丼になります。少し多めになめことお豆腐を購入したら、朝ごはんのお味噌汁と昼食や夕食の丼にわけて使うのも経済的で良いかも。

脇役になりがちな、なめこですが、おかずレシピも結構あります。こちらの「豚肉となめこの塩昆布炒め」は、レシピ名通りに、豚バラ肉、なめこ、塩昆布、ニンニクを、しょうゆとみりん、酒を合わせた調味料で炒める簡単で味も◎のご飯に合うおかずレシピです。

揚げた白身魚（画像はサワラ）に、なめこ、しいたけ、ニンジン、三つ葉、白ネギが入ったあんをかけていただく「白身魚のなめこあん」。白身魚を揚げている間になめこあんを作れるので、意外と時間がかからずに手際よく作れて、見た目も豪華なので、おもてなしレシピとして覚えておくと◎。

豆腐に小麦粉をまぶして揚げた揚げ出し豆腐に、なめこ、ナメタケ、大根、ニンジンが入ったあんをかけ、三つ葉を添えていただく「なめこあんかけ揚げ出し豆腐」。なめこだけでなくナメタケの瓶詰めも入り、トロトロの美味しいあんは、これだけでもご飯の共になりそう。

肉とも相性の良いなめこで、ボリュームのあるおかずを。もやしを使いコスパもバッチリ。時間があるときはもやしのひげ根を取ってから作るとよりおいしく仕上がります。

こちらもなめこの自然なとろみを生かしたあんがおいしいおろし煮。下味をしっかりつけて米粉で揚げた鶏むね肉に大根おろしと野菜のあんがよくからみ、ご飯もお酒もすすみます。

なめこ、オクラ、春雨、厚揚げ、白ネギ、ショウガで作る、ご飯にもおつまみにも◎の「オクラなめこ春雨」。美味しく作るポイントは、調理の最後になめことオクラを加えること。なめことオクラはともに水溶性食物繊維で、加熱し過ぎると、せっかくの水溶性食物繊維が壊れてしまうので注意が必要です。

なめこ、大根おろし、大根やカブの葉っぱ、醤油で作る「なめこおろし和え」。寒い時期の大根の葉が美味しい季節にぜひ大根の葉を加えて彩りも味もアップさせ、食卓に季節感を演出してはいかがでしょうか。

なめことほうれん草、大和芋、又は長芋で作る「ホウレン草のなめこ和え」。味付けは甘酢をベースにだし汁やわさびが加わり、大人の味わいに。甘酢は作り置きしておけて、様々な料理に使えるのでお休みの日にたっぷり作っておけば色々と助けてもらえそう。

なめこ、かつお節、醤油さえあれば、レンジで手早く作れるありがた時短レシピ。あと一品欲しいときや、朝食のごはんのともにも合うので覚えておくと役立ってくれそう。

細かく刻んだなめことポン酢しょうゆ、マヨネーズの調味料で作ったドレッシングを、スライスした新玉ねぎにかけ、刻みネギ、かつお節を添えて、レモン汁をしぼっていただく見た目も味もさわやかな「新玉のなめこドレッシング」。なめこを細かく刻むことでネバネバさがUPし、より深みのあるレシピに仕上がります。

なめこ、アボカドをだし汁、薄口しょうゆ、練りワサビのだししょうゆであえて、刻みのりを散らしたおつまみにも最適な「アボカドのなめこしょうゆ和え」なめことアボカドの組み合わせは相性が良く、食感も◎。

なめことシイタケを、みりんとしょうゆ、顆粒かつおダシの素のタレで煮た甘辛煮は、そのままおつまみで出すだけでなく、ご飯や冷や奴にかけて出しても美味しくいただけます。

なめことところてんのツルツルの、のどごしの良い和え物。きゅうりのグリーンも美しく、甘いのが苦手な方に食後のデザート代わりに出しても良いかも。