キウイフルーツについて知ろう！
”キウイ”で親しまれるキウイフルーツ(kiwi fruit)は、ニュージーランドに住む国鳥の名前が由来です。「キウイ」という鳥と見た目が似ていることから名付けられたのだそう。キウイの歴史は約百年前、中国からニュージーランドに伝わったことが始まりとされています。
一年中ずっと旬？キウイの収穫時期と種類について
日本のキウイの旬は冬から春で、福岡県や愛媛県などでの収穫が盛んです。ただ、キウイは輸入品が多くを占めるので、海外産の旬のものを合わせると一年中楽しめるフルーツです。
種類では「ヘイワード種」とも呼ばれる「グリーンキウイ」がよく見かけるおなじみの品種ですが、実はほかにもいろいろあります。酸っぱいものが苦手な方には、より甘めで黄色い「ゴールドキウイ」などがおすすめ。同じく糖度が高いものには中心部の赤い「レインボーレッド」という種類もありますよ。
キウイの成分や栄養素をチェック！カロリーや糖質は？
キウイは栄養面でも注目されるフルーツ。ビタミンCやビタミンEなどのビタミン、カリウムなどのミネラル、食物繊維などがバランス良く含まれています。特にビタミンCはレモンよりも多いのだそう！
カロリーは1個約53kcalで、ご飯などと比べると糖質も低めです。また、キウイは血糖値が上昇しにくい中GI食品ですので健康が気になる方はあわせて参考にしてみてくださいね。
キウイに期待できる効果は？酵素の働きにも注目◎
栄養バランスの良さが魅力のキウイは、その効果によっても注目されています。豊富なポリフェノールに加え、果物の中でもトップクラスのビタミンC、さらにビタミンEも含まれることから美肌効果に期待されているほか、たんぱく質分解酵素「アクチニジン」の固いお肉をやわらかくする働きや、葉酸の妊婦にうれしい効果などです。キウイのいろいろな効果を活用していきたいですね。
キウイの食べごろは？選び方&賞味期限～固いものは追熟させて
キウイは、そっと握ったときに弾力があるものが食べごろです。表面はシワなくキレイで、うぶ毛が均一に立っているものを選びましょう。食べごろのキウイはビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。冷蔵庫に入れても熟していくため、1週間以内で食べ切るのがおすすめですよ。
まだ固いなと思うときには、常温で追熟させてみましょう。りんごやバナナなどと一緒にビニール袋に入れておくと、追熟のスピードを速められるのだそう♪
キウイの皮の剥き方と切り方講座
キウイを冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法～簡単アイスにもなる♪～
カットしたキウイを保存するときには、乾燥や酸化を防ぐことがポイントです。カットしたキウイはタッパーや保存用のビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。半分に切った状態の場合には、切り口にラップをしておくのがおすすめ。いずれにしても切ったらなるべく早く食べましょう。
また輪切りや食べやすい大きさに切って冷凍庫で保存する方法もあります。凍ったキウイはそのままアイスとして楽しむことができますよ。型で抜いてから凍らせれば見た目もかわいいデザートに♪
スッキリな朝を応援するドリンクレシピ
食べすぎにも◎キウイのグリーンジュース
キウイにりんごとほうれん草、パセリを加えて作るジュースです。食べ過ぎたときにも良いのだそう♪パセリは口臭予防効果にも期待できるので、気になる方は忘れずに入れたいところ。
アボカドとキウイの豆乳スムージー
緑色つながりのアボカドとキウイを合わせたスムージーのレシピ。豆乳で作るので牛乳が苦手な方にもおすすめです。キウイだけでなく、アボカドも熟したものを使いましょう。
のむヨーグルト風に♪キウイのヨーグルトドリンク
普通のプレーンヨーグルトで作るドリンクレシピです。キウイとヨーグルトに、牛乳とハチミツがあればOK。キウイを切っておけば、ミキサーにかけるだけでささっと完成です♪
キレイと元気を応援する♪スイーツレシピ
ゴールドキウイの簡単フルーツパウンドケーキ
こちらはゴールデンキウイを使って作るケーキです。混ぜて焼くだけなので簡単♪最後に輪切りにしたキウイ3枚をのせて焼くので、全部細かく切らないように気を付けましょう。手作りの手土産にもおすすめですよ。
キウイフルーツのタルト（ヴィーガン）
とってもおしゃれなキウイのタルト。キウイはミックスフルーツタルトにも使われますが、キウイの栄養をたっぷり摂りたいときにはキウイだけを盛り付けるのもおすすめです。タルト生地はバターも卵も使わないヴィーガンレシピ。お好みのクリームをのせて、可愛く飾り付けましょう。
キウイのコンポート♪ジュレ添え☆
キウイをコンポートにして食べる方法もありますよ。煮るときにはキウイの形を崩さないように気を付けましょう。冷やしてそのままデザートにしても良いですし、こちらのレシピのように煮汁で作ったゼリーと合わせても◎
キウイジャム～お菓子作りのアレンジにも♪～
固めのキウイがあるけど追熟まで待てない、というときには、ジャムにする方法がありますよ。ジャムならパンに塗るのはもちろん、ほかのお菓子作りにも活用できるでしょう。生の状態より保存が効くのも嬉しいですね。
キウイジャムのうずまきクッキー
キウイジャムを使って、クッキーを作ってみてはいかがですか♪こちらは余ったタルトの生地も使えるレシピ。もちろん、いつものクッキー生地でもOKです。生地をのばしてジャムを塗ったら、くるくると巻いていきましょう。冷やした後に、スライスして焼いたらできあがり。
お弁当のデザートにも使える◎杏仁キウイ
こちらはデザートにおすすめのキウイスイーツ。材料は市販の杏仁豆腐とキウイのみで、凍らせて作ります。家で食べるときには食べごろの溶け具合で頂きましょう。お弁当に持って行くときには、断熱性のスープジャーなどに入れると、お昼頃には食べごろになっているのだそう♪
離乳食でも食べられる！キウイとイチゴのケーキ～卵アレルギーのお子様にも
こちらは離乳食にも使えるケーキのレシピです。食パンを使っているので離乳食後期になってからが良いでしょう。卵不使用の食パンを使えば卵アレルギーの赤ちゃんでもOK♪
キウイは与え始めの約1ヵ月間はアレルギー対策で加熱が必要になりますので、ほかの材料も合わせてチェックしつつ赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ材料に加えていってくださいね。
キウイの食べ方いろいろ！料理で楽しむレシピ
アボカドとトマトとキウイフルーツのオリーブオイルサラダ～日持ちも可能◎～
アボカドとトマトを一緒に組み合わせた料理はよく見かけますが、そこにキウイも仲間入りしたサラダ。材料を切ったら、オリーブオイルと塩で和えるだけなので、とっても簡単です！冷蔵庫で5日ほど保存できますよ♪
キウイドレッシングのグリーンサラダ
キウイをドレッシングにしちゃうレシピも！キウイをミキサーにかけてオリーブオイルを混ぜるだけなので簡単にできます。キウイの酸味を上手に生かしたレシピ♪ピンクペッパーを仕上げに散らすと、キウイのおいしさがさらに引き立ちますよ。
キウイの入った、カルダモン風味のスイーツピクルス
こちらはキウイの入ったピクルスのレシピです。カブやプチトマトとの相性も楽しんでみてくださいね。カルダモンの風味なので、インドカレーなどのエスニック料理に添えても♪
キウイとりんごのおろし和え
大根おろし×キウイ×りんごというユニークな組み合わせのレシピです。醤油や甘酢を使った和風の味付けで、豆腐も加えて作りますので、和食の小鉢にもおすすめですよ♪
キウイ・たまねぎ酵素でやわらかポーク
こちらはキウイの酵素の働きを活用したレシピ。玉ねぎの酵素の働きも加わって、お肉がとってもやわらかく仕上がります。圧力鍋を使って1時間以内でできあがるのも魅力。
～おまけ～さっぱりキウイのカクテル
最後におまけのアルコールレシピをご紹介。キウイはりんごやオレンジなどと一緒にカクテルで楽しむ方法もありますよ。こちらは炭酸水の入ったフルーティーな白ワインのカクテルレシピです。食前などにぜひ楽しんでみてくださいね。
おわりに
キウイは中身のさわやかな色合いも魅力。スイーツでは、盛り付けにもその魅力を最大限に活用してみてください。キウイと相性の良い素材はこのほかにもいろいろありますよ。お好みのレシピにキウイアレンジを加えてみるなど、新しい味わいもぜひ探してみましょう♪
ちょっと酸っぱくてつぶつぶした種の食感も楽しいキウイ。おいしく食べながらヘルシービューティーが目指せる、女性に嬉しいスイーツでもあるんです。スイーツレシピのほか、ごはんのおかずとしても活躍してくれる食材なので、キウイの種類も工夫しながら、幅広いレシピに挑戦してみてくださいね。まずは、キウイがもっと好きになる豆知識からご紹介します。