おいしい「煮物」をつくろう

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難しくない!ポイントは3つだけ
①だし汁をとるときは手軽な方法でも◎
だし汁が必要のないレシピもたくさんありますが、他のお料理よりも煮物づくりではだし汁が登場することが多いかもしれません。だしをとるのは想像するよりずっと簡単!まずはお手軽な方法で試してみませんか?
熱湯をそそぐだけの3分かつおだし
手軽な水出汁で常備するのも◎
本格だしも、とっても簡単
②味付けはレシピ+αで自分味に
煮物づくりで一番気になるのが「味付け」ですよね。最初は、レシピをベースに作ったり、教わった調味料の割合で作ってみましょう。大事なのは、調味料の使う量ではなく割合=バランスです。

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また、お野菜などの煮物は、出汁+調味料に食材を入れてから加熱し、お魚を煮付ける時には出汁+調味料が軽く温まってからお魚を入れると、それぞれ味が染みこみやすいですよ。
③おいしいひと手間「下ゆで」

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煮物を美味しく仕上げるもうひとつのポイントは「下ゆで」。レシピには書かれてない場合も多いですが、きれいな色形で仕上がったり、味がしみやすかったりとメリットがたくさんあるんですよ。煮付ける時間が短くなれば、煮汁が濃くなって失敗ということもありません。

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お魚の下ゆでは「湯通し」と呼びます。お湯が入ったお鍋にお魚を入れても良いですし、ザルなどに並べた切り身に熱湯をかけてもOK。お湯をかける場合は、途中でひっくり返して両面しっかり処理してくださいね。魚の表面がうっすら白くなれば大丈夫です。茹でると言うよりお湯で洗うイメージ、火傷には十分ご注意を。
ずっと大切にしたい、基本のレシピ8選
煮物づくりのポイントがわかったところで、さっそく定番の煮物レシピをチェック!まずはレシピ通りにつくって、味付けはもちろん、下ゆでや火加減など、「もっとこうしたらいいかも」というところを各ご家庭でアレンジしていってみてくださいね。
~まずは覚えたい定番の煮物三種~
肉じゃが
いかと里芋の煮物
筑前煮
~常備菜にもぴったり~
大豆の五目煮
切り干し大根の煮物
ひじきの煮物
~春に美味しくいただきましょう♪~
若竹煮
ふきのだし煮
新じゃがと鶏肉の甘辛煮
いかがでしたか?

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子どもの頃は、なんだか地味なメニューだと思っていた「煮物」も、大人になれば一番記憶に残っている味ではないでしょうか。もしも、うまくできなかったら、あの味の作り方を聞いてみるのもいいかもしれませんね♪
ほんのり甘くてやさしい味、おなかも気持ちもホッコリする「煮物」。お料理屋さんやデパ地下のお惣菜も美味しいけれど、なんだかホッとする「おかあさんの味」は、無性に食べたくなりますよね。