フライパンを使った蒸し焼きのいい点は、お野菜その他の付け合わせを一度にたくさん蒸せることです。鮭と、タマネギ、ニンジン、キャベツなど身近なお野菜を一緒に。蒸し具合を上手にするコツは、お野菜を先にいれて上に魚をのせること。煮たつまでは火を強め、あとは弱火にして蒸して仕上げてください。たっぷりお野菜が食べられます。

並べて蓋をして蒸らすだけなのが蒸し料理ですが、ちょっとひと手間かけると違った味を楽しめます。こちらはお野菜を並べる前にフライパンにバターをいれて溶かし、ブリにはワカメをぐるぐる巻いています。バター醤油にレモン汁を加えたソースをかけ、刻み葱をちらして召し上がれ♪

あっさりとした味になりがちなお魚の蒸し焼きをキムチで味付けしました。さらに昆布茶で深みを。重ね蒸しは、重ねる順番が大事なこともあります。もやし、昆布茶、白菜キムチの順に入れて、最後にタラをのせましょう。あとはフライパンにお任せ。仕上げに刻み葱や白ごまを振りかけポン酢で召し上がれ♪

なかなかお料理のバリエーションが少ない貝類。こんな風にお魚と一緒に蒸し料理にしてみてはいかが？
アサリは砂抜きをし、サワラはオリーブオイルで両面を軽く焼いておきます。準備ができたら、フライパンにオリーブオイルを足し、にんにくの香りを立たせて全ての材料をいれます。あとは白ワインを加えて蓋をして待つだけ。アサリの口があいたら完成！アサリからスープがたっぷりでて美味しい★

洋風に仕上げるために、まずは塩をしたスズキに白ワインをかけ10分ほど置くのがポイントです。電子レンジの加熱が終わったら、2分ほど余熱で火を通します。これがお魚をふっくら仕上げるコツ！器に盛ったら”バルサミコ酢”＋”ミル引き岩塩”でいただきます。ぐぐっとイタリアンになりますよ。

食卓にのぼる回数が多いサーモン。食べかたはたくさんマスターしておきたいものです。今回はバター醤油とレモンでいただきましょう。鮭に野菜をたくさん盛ったあと、酒をふって塩コショウ。そしてバターを散らしてレンジへ。加熱したあとラップをかけたまま蒸らしていただきます。

鰆（さわら）、美味しいですよね。でもグリルやフライパンで焼くと固くなったり、柔らかい身が崩れてしまったりしがち。でもホイルで蒸し焼きにすると、ふっくらとできあがります。鰆に塩をふり、油を塗ったホイルにのせます。上からお野菜をのせて包んで余熱をしたオーブン（オーブントースターでも可）へ。開けたときのいい香りがたまりません。

真っ白な身が特徴の鱸（すずき）。身が柔らかいのでホイルで包んで蒸し焼きするのに向いています。少し匂いが気になる場合があるので、お酒を振るのを忘れずに。今回はあらかじめ白ワインをかけて5分ほど置きました。下処理はそれだけで、あとはタマネギ、キノコなどお好みの野菜を盛ってください。素材の味を楽しむため、味付けは塩コショウとバターだけ。ふんわりとできあがった白身にレモンを絞っていただきます。

味付けをシンプルにして、素材の味を楽しむ食べかた。味付けは塩コショウとバターのみです。塩をしたタラと野菜を油を塗ったホイルにのせ、最後にバターをのせます。そして塩コショウを振ったら包んでオーブン（グリルでもOK）へ。様子をみながら15分と少しくらい加熱し、お皿にホイルごとのせてレモンを添えます。それだけでも十分ですが、お好みでお醤油をどうぞ。