寒い季節に恋しくなるほっくりホクホクの『おいも』
出典:www.flickr.com(@United Soybean Board)
蒸したてのホクホクのじゃがいもや焼きいも、ねっとり食感の里芋など、寒い季節に恋しくなる『おいも』。種類によって味や食感が違うのも魅力ですよね。そんなおいしい『おいも』を思う存分楽しんでみませんか?今回は、おかず~スイーツまで、冬におすすめのアレンジレシピをご紹介します。ぜひ、おいもづくしの献立を考えてみませんか?
主食になる『じゃがいも』
明治時代頃から日本で多く栽培されるようになった「じゃがいも」。主食にもなる野菜として、日本だけでなく世界中で親しまれている野菜です。じゃがいもは、品種によって食感が異なるので、お料理によって使い分けるのがおすすめ。主な品種の特徴をまとめたので、参考にしてくださいね。
じゃがいも豆知識
出典:unsplash.com
◆主な品種と特徴
・男爵:丸っこい形でホクホク感が強い。マッシュポテトや粉吹きいも、ポテトサラダ向き。
・メークイン:細長い卵型。煮崩れしにくいので、肉じゃがなどの煮物向き。
・インカのめざめ:「栗じゃが」とも呼ばれ、甘みが強くホクホク感がある。そのまま蒸して食べるとおいしい。
◆じゃがいもの選び方
・持った時に重みがあり、しなびていないもの
・芽が出ていないもの
◆下処理の方法
・芽や皮が緑色になった部分には毒素があるので、取り除く
・酸化すると変色するため、切ったら水にさらす
・男爵:丸っこい形でホクホク感が強い。マッシュポテトや粉吹きいも、ポテトサラダ向き。
・メークイン:細長い卵型。煮崩れしにくいので、肉じゃがなどの煮物向き。
・インカのめざめ:「栗じゃが」とも呼ばれ、甘みが強くホクホク感がある。そのまま蒸して食べるとおいしい。
◆じゃがいもの選び方
・持った時に重みがあり、しなびていないもの
・芽が出ていないもの
◆下処理の方法
・芽や皮が緑色になった部分には毒素があるので、取り除く
・酸化すると変色するため、切ったら水にさらす
『じゃがいも』を使った“あったかレシピ”
新じゃがの炊き込みご飯
肉じゃが
じゃがいものソイスープ
じゃがいもニョッキ
コンビーフとじゃがいものガレット
鮭とポテトのグラタン
モッツァレラのマッシュポテト
食物繊維たっぷりな甘い『さつまいも』
鹿児島県や茨城県で多く栽培されている「さつまいも」は、江戸時代から日本で栽培が始まりました。独特の甘みは、焼き芋をはじめ様々なお菓子にも使われていますね。食物繊維が豊富なおいもとしても知られています。ほっくり系とねっとり系、と評されることの多いさつまいも。じゃがいもと同じく、品種によって食感が異なります。汁物やおかずに使う場合は、甘みが控えめな品種を使うとバランスが良いです。
さつまいも豆知識
◆主な品種と特徴
・紅あずま:日本で1番多く栽培されているとされている品種。ホクホク感とねっとり感の両方を味わえます。
・鳴門金時:西日本を中心に栽培されている品種。上品な甘さとホクホク感が特徴です。
・安納芋:焼き芋にすると蜜が出るほど甘みの強い品種。ねっとりとした食感とオレンジ色の実が特徴です。
◆さつまいもの選び方
・皮の色が鮮やかでハリがあるもの
・傷や黒ずみがないもの
◆下処理の方法
・空気に触れると黒く変色するので、切ったらすぐに水にさらす
・アクは皮の下にあるため、厚めに皮をむくと良い
・紅あずま:日本で1番多く栽培されているとされている品種。ホクホク感とねっとり感の両方を味わえます。
・鳴門金時:西日本を中心に栽培されている品種。上品な甘さとホクホク感が特徴です。
・安納芋:焼き芋にすると蜜が出るほど甘みの強い品種。ねっとりとした食感とオレンジ色の実が特徴です。
◆さつまいもの選び方
・皮の色が鮮やかでハリがあるもの
・傷や黒ずみがないもの
◆下処理の方法
・空気に触れると黒く変色するので、切ったらすぐに水にさらす
・アクは皮の下にあるため、厚めに皮をむくと良い
『さつまいも』を使った“あったかレシピ”
さつまいもとひじきの炊き込みご飯
具だくさん豚汁
さつまいもの焼肉のタレ炒め
さつまいもとりんごのホットサラダ
大学芋
安納芋のスイートポテト
さつまいものマドレーヌ
さつまいものカラメルマフィン
低カロリーでヘルシーな『里芋』
先にご紹介した「じゃがいも」や「さつまいも」に比べると、カロリーが低いことで知られる「里芋」。日本では縄文時代から食べられていたと言われる歴史のあるおいもなんです。ぬめりが特徴で、和食に欠かせない食材のひとつですね。
里芋豆知識
◆主な品種と特徴
・土垂(どだれ):関東地方で主に栽培されている品種。粘りが強く、柔らかいのが特徴です。
・石川早生(いしかわわせ):丸く小ぶりな形が特徴。大きさや形が揃っていて食感は柔らかです。蒸して食べる「きぬかつぎ」向き。
◆里芋の選び方
泥が付いた状態で売られていることが多いので見分けが難しいのですが、触ってみておしりの部分がふかふかしているものはNG。傷んでいる可能性がありますから避けましょう。
◆下処理の方法
水に濡れるとぬめりが出て皮をむきにくくなります。また、人によっては手がかゆくなることも。下処理方法もマスターしておきたいですね。
・泥を落としたら水気を取り除いてから皮をむくと滑りにくい
・上下を落としてからまな板に置き、側面の皮を切り落としても良い
・ぬめりがついて手がかゆくなったら、塩をつけて手を洗うとかゆみが治まりやすい
・土垂(どだれ):関東地方で主に栽培されている品種。粘りが強く、柔らかいのが特徴です。
・石川早生(いしかわわせ):丸く小ぶりな形が特徴。大きさや形が揃っていて食感は柔らかです。蒸して食べる「きぬかつぎ」向き。
◆里芋の選び方
泥が付いた状態で売られていることが多いので見分けが難しいのですが、触ってみておしりの部分がふかふかしているものはNG。傷んでいる可能性がありますから避けましょう。
◆下処理の方法
水に濡れるとぬめりが出て皮をむきにくくなります。また、人によっては手がかゆくなることも。下処理方法もマスターしておきたいですね。
・泥を落としたら水気を取り除いてから皮をむくと滑りにくい
・上下を落としてからまな板に置き、側面の皮を切り落としても良い
・ぬめりがついて手がかゆくなったら、塩をつけて手を洗うとかゆみが治まりやすい
『里芋』を使った”あったかレシピ”
里芋の煮物
里芋の唐揚げ
里芋と長芋のホットサラダ
里芋のポタージュ
里芋のクリームグラタン
里芋のクリームコロッケ
里芋のもちもち揚げ団子
冬はアツアツの『おいも』を食べつくそう!
今回は、じゃがいも・さつまいも・里芋の、寒い季節におすすめのレシピをご紹介しましたがいかがでしたか?おかずにスイーツにと様々にアレンジして、ほっくりほくほく『おいも』を存分に楽しんでくださいね。
柔らかい新じゃがを使った炊き込みごはん。新じゃがならではの皮の風味も楽しめるように、皮はたわしでこすってところどころ残した状態でOK。昆布だしの香りがほんわかとおいしいごはんは、炊きたてにバターを少し乗せるのもおすすめ。