洗ったお米を30分以上浸水させます。調味料は吸水を妨げますので、浸水せずに炊くと芯が残ることも。調味料は、炊く直前に加え、すぐに炊き始めましょう。

炊飯器で炊く場合は、普通に白米を炊くときと同じ水加減で調味料を加えてしまうと、ご飯がべちゃっとしやすいので要注意！先に調味料を入れてから、目盛りに合わせて水(または出汁)の量を調整ましょう。とくに新米の場合は、水量を控えめにするのがコツ。

土鍋で炊くとよりおいしくなる新米。炊き込みご飯を、土鍋で作るのもいいですね。新米は、水加減を控えめにするのは炊飯器と同様。しっかり蒸らして、ふっくらと仕上げましょう。火加減んでおこげができるのもうれしいですね。

ストウブなど、人気のホーロー鍋で炊くのもおすすめ。密閉性が高く無水調理もできる鍋ですから、うまみを逃さず、ふっくらおいしい炊き込みご飯ができます。

秋らしい香りがいっぱいのきのこの炊き込みご飯。きのこは何種類か使うのがおすすめです。きのこの煮汁も使って、香りとうまみを余すところなく堪能しましょう。

甘くてほくほくの栗ときのこがたっぷりの具だくさんの炊き込みご飯。お重に詰めれば、立派な行楽弁当にもなりそうですね。

鶏とごぼうの組み合わせは、炊き込みご飯の中でもとくに人気がありますね。コクのある鶏もも肉と、秋から冬にかけて旬を迎えるごぼうのうまみを吸ったご飯は、風味豊かでこのうえないおいしさ。余ったら、おにぎりもおすすめ。

味も栄養も豊かで、色合いも美しい秋鮭と、季節のまいたけをふんだんに使った炊き込みご飯。秋鮭もまいたけも香ばしく焼いてから炊き込みます。贅沢な季節の香りを召し上がれ。

この時期、いろいろな料理で満喫したいさんま。炊き込みご飯にすると、その濃いうまみがご飯にしみわたって、秋をしみじみと感じるおいしさ。醤油麹のおいしさもさんまの味を引き立ててくれます。

真鯛を香ばしく塩焼きにして、炊き込みご飯に。とても繊細な鯛の風味をいかす上品な味付け。お祝い事にもぴったりの贅沢な炊き込みですね。

たっぷりの牛肉を使ったボリューム満点の炊き込みご飯。お肉をフライパンで軽く焼き色をつけてからお米と炊きます。男性にも喜ばれそうですね。

沖縄名物の炊き込みご飯“じゅーしー”を再現。具材を炒めた段階で保存できますので、食べたいときにお米といっしょに炊き上げるだけ。いつでもできたての、ほかほかじゅーしーが楽しめます♪

鶏肉と里芋を使った炊き込みご飯のレシピ。こちらは、人気のホーロー鍋「バーミキュラ」で炊いているので、ふっくらほくほくです。

鶏手羽元をいっしょに炊き込むことで、骨からもうまみがじんわり。ほろほろで食べやすくなったお肉と、スパイシーなご飯は、止められないおいしさです。

あさりのスープがご飯にしみ込み、滋味あふれるおいしさの炊き込みご飯は、スペインの北部・バスク地方の郷土料理だとか。スペインではカスエラという鍋で作りますが、日本ではホーロー鍋などがおすすめ。

あさりとサフランは、相性がいいとか。前もって水に浸して香り・色・味を引き出したサフラン（浸した水も）と、白ワインで蒸し焼きにしたあさりのスープとともに米を炊きます。あさりは最後に加えます。米は、タイ米など長粒米を使うとより本格的に。

レモングラス、パクチー、ナンプラーなどを使ったエスニック風の炊き込みご飯もたまにはいいですね。ドライのレモングラスなどをストックしておけば、意外と簡単にできます。おしゃれなランチメニューにもおすすめ♪

新米に、秋の恵みの素材をさまざまに組み合わせて、ほっかほかの炊き込みご飯に。じんわりと、しみじみと季節のおいしさが体と心にしみわたります。日本っていいなぁと感じる炊き込みご飯を、今夜のテーブルにいかがでしょうか？