シェフの味を、お家で。「おいしいフレンチトーストの作り方」決定版
ちょっと食べ飽きた食パンを、ふわっふわに変身させることができる「フレンチトースト」。
本場フランスでは pain perdu(失われたパン)と呼ばれている残り物アレンジの料理ですが、パリの有名パティスリー「ラデュレ」では、これを目当てに訪れるパリジャンがたくさんいるとか! つまり、作り方を追求すれば、パティスリー並みの味わいをつくれるということです*
本場フランスでは pain perdu(失われたパン)と呼ばれている残り物アレンジの料理ですが、パリの有名パティスリー「ラデュレ」では、これを目当てに訪れるパリジャンがたくさんいるとか! つまり、作り方を追求すれば、パティスリー並みの味わいをつくれるということです*
とはいえ、作り方は・・・「食パンを卵と牛乳に漬けて、バターで焼く」だけ。そのように「お家にある簡単な材料」なのに、意外と、色んなタイミングが難しいのが、フレンチトーストなんです。
いかに美味しく作れるかが気になるポイントですよね。
いかに美味しく作れるかが気になるポイントですよね。
そこで今回は、皆さんが至福の“ふわふわ”の一口を頬張れるように、丁寧に作り方をご紹介します*
● 食パンの「フレンチトーストの作り方」
:材料:
食パン約4枚、牛乳2カップ、卵6個、蜂蜜1/4カップ、塩ティースプーン1/2匙、バター少々。
これは4人分になります。
これは4人分になります。
*もちろん、蜂蜜が無い場合は、砂糖で調節してOK。
:作り方:
① 牛乳と塩、卵をよくまぜて卵液を作ります。バニラエッセンスを入れてもOK!
② 食パンを卵液に浸します。ここで一晩寝かせるとしっとりフレンチトーストが楽しめます。
② 食パンを卵液に浸します。ここで一晩寝かせるとしっとりフレンチトーストが楽しめます。
③ フライパンにバターを熱して卵液に浸しておいた食パンを焼いていきます。じっくり弱火で、ところどころ、ちょっとカリカリの焼き目をつけます。両面がキツネ色になったら出来上がり。
*卵液が残ったら、上からかけて余すことなく使い切りましょう。
*フライパンに焦げ付きやすくなっていますので、ご注意を。
*フライパンに焦げ付きやすくなっていますので、ご注意を。
仕上げに・・・お好みで蜂蜜、シロップ、バニラアイス、シナモンなど、お好きなものをトッピング♪
<人気のトッピング例>
● プロの技をチェック。ホテルの「フレンチトースト」を目指すなら
● フランスパンでつくる「フレンチトーストの作り方」
フランスでは、バゲットやブリオッシュといった、フランスパンを使います。硬くなった古いバゲットを牛乳や卵に漬けるとよみがえると言われ、何かと重宝されている「フレンチトースト」。本場フランスではデザートとして食べることが多いとか。
:材料:
バゲット(フランスパン)、牛乳1カップ、卵2個、蜂蜜大さじ2(又は砂糖大さじ3)、塩一摘み、バター少々。
① ボウルに卵を入れてよく溶きほぐし、牛乳、蜂蜜、塩を加えて混ぜ合わせる。
② バケットをボウルに加えて浸し、一晩冷蔵庫で浸す。
② バケットをボウルに加えて浸し、一晩冷蔵庫で浸す。
③ フライパンにバターを熱して卵液に浸しておいたバケットを焼いていきます。弱火で、両面焦がさないように注意しながら、火を通します。両面がキツネ色に焼き色が付いたら出来上がり。
*卵液が残ったら、上からかけて余すことなく使い切りましょう。
*フライパンに焦げ付きやすくなっていますので、ご注意を。
*フライパンに焦げ付きやすくなっていますので、ご注意を。
仕上げに・・・お好みで粉砂糖をふりかけ、バニラアイスや生クリームなど、お好きなものをトッピングしてお楽しみください*
● 冷凍バゲットでつくる「フレンチトーストの作り方」
実は知らない?フレンチトーストの【保存の仕方】
「フレンチトーストを作りすぎてしまった」「食べきれない!」という時、どのように保存したらいいのでしょう。卵や牛乳など生ものを使っているので傷みやすくなっています。
そこで、保存方法をご紹介。焼いたあと、「しばらく常温保存しても大丈夫かな」という考え方はNGなので、避けましょう。
そこで、保存方法をご紹介。焼いたあと、「しばらく常温保存しても大丈夫かな」という考え方はNGなので、避けましょう。
・冷蔵庫で保存
ジップ付きの袋だとより乾燥を防げます。そのまま入れてもOKですが、ラップに包んだものをさらにジップ付きの袋に入れれば完璧かも!しっかり空気を抜いて冷蔵庫へ。保存期間の目安は2〜3日程度。
・冷凍庫で保存
・食べるときの「解凍方法」
明日の朝フレンチトーストが食べたいな〜と思ったら、前日に冷蔵庫に移して解凍しましょう。電子レンジで解凍してもOK!
さらに美味しく!人気の「フレンチトースト」アレンジレシピ
基本のフレンチトーストと、作りすぎても大丈夫な保存の仕方をご紹介しました。お次は、人気のアレンジレシピをご紹介します♪
卵なし・牛乳なしでつくる、ヘルシーなフレンチトースト
ミニフレンチトースト
スティック状のフレンチトースト
しっかり食事系。ハム&チーズのフレンチトースト
ロールアップフレンチトースト
ココアフレンチトースト
オリーブオイルで、カリっと*スペイン版フレンチトースト
牛乳不使用。甘酒でつくるフレンチトースト
スパイシーなフレンチトースト
電子レンジで簡単♬ チーズフレンチトースト
今日のご飯はフレンチトースト・グラタン
最後に ~フレンチトーストの豆知識を添えて~
知れば知るほどアレンジ多彩で、奥深い「フレンチトースト」。味わいだけはなく、なんと歴史も奥深く・・・遡ると、4世紀終わりから5世紀初めにかけて存在した料理の本の中で登場しています。ヨーロッパの様々な国で作られていたことが記録に残っているそうです。
語源はフレンチトーストと言うぐらいだからもともとはフランス?かと思いきや・・・18世紀アメリカの酒屋の店主がつけた名前であるという説が現在のところ有力なんだそう。
語源はフレンチトーストと言うぐらいだからもともとはフランス?かと思いきや・・・18世紀アメリカの酒屋の店主がつけた名前であるという説が現在のところ有力なんだそう。
そんな偉大なフレンチトーストですが、いまや子供から大人に愛されるパン料理の定番♪ さらなる可能性を求めて、さまざまな作り方・アレンジを楽しんでみてくださいね。
朝食に、ブランチに、おやつに、デザートに・・・美味しいフレンチトーストを作って幸せな時間をお過ごしください♩
朝食に、ブランチに、おやつに、デザートに・・・美味しいフレンチトーストを作って幸せな時間をお過ごしください♩
■画像のご協力ありがとうございました■
*画像は、「ラデュレ」のフレンチトースト