アイデアがどんどん広がる、里芋レシピ♪
里芋のほっくりしたおいしさとねっとり感は、ほかのお芋では味わえませんね。その特徴を生かしてさまざまな料理にアレンジ。里芋は、煮る・焼く・揚げる・炒める・炊く……あらゆる調理方法で楽しめる、便利な食材。どんどん食卓に登場させましょう。
目次
- 里芋のアレコレ
- 里芋の保存方法と下ごしらえ
- まずは基本の【定番レシピ】
- 和風アレンジ①【煮物】
- 和風アレンジ②【味噌を使った料理】
- 和風アレンジ③【あんかけ料理】
- 和風アレンジ④【焼き物&天ぷら】
- 和風アレンジ⑤【ご飯もの】
- 和風アレンジ⑥冬に人気の【汁物&うどん料理】
- 和風アレンジ⑦【ずいきを使った料理】
- 洋風アレンジ①簡単&おしゃれ♪【里芋クリーム】
- 洋風アレンジ②【ソテー&オーブン料理】
- 洋風アレンジ③【サラダ】
- 洋風アレンジ④簡単&人気の【グラタン料理】
- 洋風アレンジ⑤サクサクもっちり【コロッケ&フライ】
- 洋風アレンジ⑥【スープ】
- 洋風アレンジ⑦おしゃれで美味しい【パスタ&パン】
- 新しい美味しさ!【中華&エスニック】アレンジ
- 可愛くて美味しい♪【スイーツ】アレンジ
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里芋のアレコレ
里芋の栄養って?
里芋は、食物繊維豊富でお芋の中では低カロリー。ビタミンB1やB2、カルシウム、鉄なども含まれていますので、女性にとって嬉しい食材のひとつですね。また、里芋のぬめりはガラクタンという成分によるもので、とても体にいいのだとか。
里芋の旬はいつ?
里芋の品種によって多少異なりますが、一般的には秋~冬の時季に旬を迎えるそうです。スーパーでよく見かける里芋の品種「石川早生(いしかわわせ)」や「土垂(どだれ)」は8月下旬~10月にかけて、お正月の縁起物としておせち料理に使われる「八頭(やつがしら)」は12月~1月頃が旬の時期になります。
里芋の保存方法と下ごしらえ
保存方法
里芋は、冷温障害を起こしますので冷蔵庫に入れません。土を落とさず、新聞紙でくるんで風通しのいいところに保存しましょう。
洗い方
里芋に土がついている場合には、写真のように水をかけながらよく洗います。汚れが落ちにくい場合には、タワシを使っても◎。洗った後はザルにあげて、しっかり水気を切っておきましょう。
里芋は表面が乾いている状態の方が、皮をむきやすく、ぬめりが出にくくなります。ザルにあげて半日ほど乾かしておいても、写真のように洗った後にタオルなどで水気を拭き取っても、どちらでもOK。洗った後にひと手間加えることで、皮がむきやすくなりますよ。
皮のむき方
はじめに上下を切り落として、縦に皮をむきます。大きい里芋は半分にカットしたり、2~3等分にして大きさを揃えておきましょう。
ぬめりの取り方
皮をむいた里芋に塩を振ってもみ、ぬめりが出てきたら水洗いします。次に鍋に里芋と水を入れて火にかけ、沸騰したら中火で5~6分程下茹でしましょう。下茹でが終わったら水にとってぬめりを洗い流し、水気を切ったら完成です。
電子レンジや冷凍里芋を使えば、さらに簡単に◎
里芋の皮をむく時間を短縮したい方には、電子レンジを使った下ごしらえがおすすめですよ。
洗った里芋をラップに包んで、500Wで3分加熱します。用事がすっと入るくらいまでやわらかくなったらラップを取り、ナイフで切り込みを入れて皮をむきます。短時間で手早く下ごしらえできるので、覚えておくと時間のない時に重宝しますよ。
また、下ごしらえが面倒な方は、市販の冷凍里芋を使うのも◎。生の里芋と同じように、煮物や揚げ物など様々な料理に美味しくアレンジできます。
洗った里芋をラップに包んで、500Wで3分加熱します。用事がすっと入るくらいまでやわらかくなったらラップを取り、ナイフで切り込みを入れて皮をむきます。短時間で手早く下ごしらえできるので、覚えておくと時間のない時に重宝しますよ。
また、下ごしらえが面倒な方は、市販の冷凍里芋を使うのも◎。生の里芋と同じように、煮物や揚げ物など様々な料理に美味しくアレンジできます。
下ごしらえのコツを抑えたら、さっそく里芋の定番料理に挑戦してみましょう♪
まずは基本の【定番レシピ】
作り置きにも◎「里芋の煮物」
里芋の人気レシピ「いかと里芋の煮物」
バーミキュラで野菜の旨みがUP!煮物人気1位の料理「筑前煮」
汁物の定番「けんちん汁」
ホクホクの里芋と味噌ダレの相性抜群*「きぬかつぎ」
里芋の定番料理をマスターしたら、次は和・洋・中さまざまなアレンジ料理にも挑戦してみましょう♪
和風アレンジ①【煮物】
柚子香る♪里芋と「こんにゃく」の含め煮
牛肉や舞茸が入ってボリューム満点!「山形風・芋煮」
「赤目芋(セレベス)のこっくり煮」
やわらかくてジューシーな豚バラ肉が美味*「お祝い角煮」
圧力鍋で作る「鶏肉と里芋のほっこり煮物」
手羽先を使った簡単&人気レシピ「鶏手羽と里芋のうま煮」
棒鱈の出汁がポイント*ねっとりした食感と甘みが美味しい「エビ芋」
大根の大量消費にも◎卵・ちくわもたっぷり入った「簡単おでん」
和風アレンジ②【味噌を使った料理】
まるで3色団子のような、見た目も可愛い「里芋のごま味噌田楽」
ご飯のおかずにぴったり*「里芋と鶏肉の白だし柚子味噌和え」
じゃがいも+里芋でなめらかな仕上がりに♪「和風ポテトサラダ」
和洋コラボの贅沢味!「里芋のパルミジャーノ味噌田楽」
和風アレンジ③【あんかけ料理】
ご飯が止まらなくなるかも!?里芋のピリ辛鶏そぼろあんかけ
もっちり上品な「里芋まんじゅうのあんかけ」
白だしがポイント*「里芋と海老の唐揚げ和風あんかけ」
和風アレンジ④【焼き物&天ぷら】
電子レンジで時短OK!里芋の和風チーズ焼き
簡単、ほっくり♪里芋の豚肉巻き
ホクホクの里芋が美味しい*「冷凍里芋の揚げだし」
焼くだけ・絡めるだけで簡単♪甘辛ダレが美味しい「里芋の照り焼き」
和風アレンジ⑤【ご飯もの】
意外にも合うんです!里芋とホタテの炊き込みご飯
「たこと里芋のだし炊きごはん」
和風アレンジ⑥冬に人気の【汁物&うどん料理】
里芋・ごぼう・玉ねぎ・大根…お野菜たっぷりで栄養満点の「豚汁」
里芋と長ネギがたっぷり入った栄養満点の「納豆汁」
焼いたもちが香ばしい*「里芋入りお雑煮」
寒い日に食べたい「あったかうどん鍋」
体の中から温まる♪「鶏ささみのトロミうどん」&「里芋の田楽味噌」
和風アレンジ⑦【ずいきを使った料理】
色鮮やかな「赤ずいき煮」
箸休めにぴったり♪「ずいきのごまポン酢和え」
洋風アレンジ①簡単&おしゃれ♪【里芋クリーム】
低カロリーが嬉しい!「里芋のクリームポテト」
おしゃれすぎる!「里芋ディップパイ」
洋風アレンジ②【ソテー&オーブン料理】
忙しくてもさっと作れる「里芋とウィンナーのマヨ醤油炒め」
もっちりした食感がクセになる!「きのことネギの里芋ソースオーブン焼き」
子供にも大人気*「里芋のジャーマンポテト」
外はカリッと、中はホクホク♪「揚げ里芋のベー玉にんにく醤油ソテー」
ワインとともに味わいたい♪「里芋のガレット」
洋風アレンジ③【サラダ】
クリームチーズがアクセント!「里芋とツナのサラダ」
しっとり・ホクホク感が美味しい「里芋とさつまいものピリ辛サラダ」
バルサミコソースがポイント*「里芋と長芋のホットサラダ」
たらこのうまみがからむ!「里芋のタラモサラダ」
洋風アレンジ④簡単&人気の【グラタン料理】
里芋を主役に!「里芋とほうれん草のクリームグラタン」
牛乳×生クリーム×味噌の濃厚ソースがポイント*「鮭と里芋のグラタン」
洋風アレンジ⑤サクサクもっちり【コロッケ&フライ】
大人も子供も大好きなコロッケ!「とろ~りチーズin里芋のコロコロコロッケ」
お弁当のおかずにも◎「里芋と豚ひき肉のコロッケ」
パーティーやおつまみに♪やめられない美味しさの「里芋フライ」
洋風アレンジ⑥【スープ】
テーブル鮮やかに♪里芋だんごのグリーンポタージュ
冬の定番「里芋と白菜のクリームシチュー」
塩味控えめで離乳食後期にもおすすめ*「かぶと里芋のポタージュ」
洋風アレンジ⑦おしゃれで美味しい【パスタ&パン】
揚げ里芋とツナのトマトソースパスタ
前菜やおつまみにも◎「里芋ペーストとスモークサーモンのブルスケッタ」
新しい美味しさ!【中華&エスニック】アレンジ
白いご飯と相性抜群*「里芋となすの中華風ごま和え」
体がポカポカあたたまる「冬瓜と鶏肉のお雑煮」
豚肉&鶏肉で作った肉みそがポイント*絶品「坦々ゴマ鍋」
里芋やレンコンなどお野菜たっぷり*「しゃきしゃき根菜のキーマカレー」
蒸すだけで簡単*「サブジ~インド風野菜の蒸し煮」
可愛くて美味しい♪【スイーツ】アレンジ
里芋+片栗粉で「もちもちみたらし団子」
マクロビ簡単スイーツ「里芋のパンケーキ」
里芋で作るタイ風焼きプリン「カノムモーゲン」
食後のデザートにもおすすめ*「黒ゴマ入り里芋アイス」
いかがでしたか?
里芋はアイデア次第でいろんなレシピに使える優秀食材なんですね。
美味しいうえに栄養もある里芋を使って、たくさん手料理を作ってみてください♪
美味しいうえに栄養もある里芋を使って、たくさん手料理を作ってみてください♪
こちらは、あえてぬめりを取らず、里芋のねっとり感を生かした煮っころがしの作り方。味もからみ、色よく仕上がるようです。昔ながらの田舎風の煮っころがしにするには、おすすめの方法。もちろん、お好みでぬめりを取ってから煮るのもいいですね。冷蔵庫で3か日ほど日持ちするので、作り置きおかずにもおすすめです。