お茶漬けが庶民の日常生活に浸透したのは「江戸時代」のこと。その頃から、冷めたごはんをおいしく食べる手段として、また手早く食事を済ませる手段として、多くの日本人から長年愛されてきました。ごはんにお気に入りの具材をのせて、お湯やお茶、だしなどをかけていただくというシンプルなスタイルの中に“Japanese Beauty”（日本の美）を感じます。

お茶漬けは京都弁で「ぶぶ（おぶ）漬け」とも呼ばれます。家で食べるというイメージが強いお茶漬けですが、最近では各地でお茶漬け専門店やぶぶ漬け店がオープンしています。お酒を飲んだあとの〆だけではなく、あっさり済ませたいときのランチにも、低カロリーのお茶漬けはぴったりですよね。

納豆に練りからし、刻み海苔、しば漬けを加えていただく“納豆茶漬け”。納豆には女性に嬉しいイソフラボンがたっぷり含まれています。しば漬けの食感もいいアクセントに。

漬かりすぎてしまったぬか漬けは、お茶漬けにするとちょうどいい♪
古漬けは、ごま、しょうゆ、砂糖、味噌、辛子と和えるのがポイントです。

お茶漬けの定番といえば“鮭茶漬け”。お茶は、番茶でも煎茶でもほうじ茶でも、なんでも合います。

ウナギと葺のつくだ煮、緑茶の甘みと相まって、絶妙なまろやかさがおいしい冷茶漬けです。

ほぐし蒸し鶏と野沢菜（沢庵を使ってもOK）のだし汁で作られたお茶漬けです。優しくてヘルシーなレシピですね。

焼いた豆餅にお茶をかけるだけの簡単茶漬け！お茶が焼き餅のおこげの香ばしさを引き立てます。
寒い冬のおやつにどうぞ。

あさりのバター蒸しにトマトがたっぷり入って、ちょっぴり変わり種のイタリアンテイストが美味しい。とてもヘルシーなお茶漬けです。

小梅の形をした最中は、文句なしにかわいい。

穴子、ちりめん、昆布、ゴボウの辛口佃煮。熱々のご飯と煎茶で召し上がれば、それぞれの贅沢な風味が引き立ちます♪

ジャムやワインで有名なサンクゼールの姉妹ブランド「久世福商店」には、全国各地から集めたこだわりのグルメ食材が揃っています。こちらは、お茶漬けにぴったりな国産梅、三つ葉、あられ、海苔がセットになった贅沢なお茶漬けの素。年代を問わず喜ばれる贈り物にもぴったり！

築地市場駅の近く、著名な作家や映画監督も愛したうなぎの名店「竹葉亭」の隠れ人気メニューがこちらの鯛茶漬け。濃厚なごまだれに漬かった鯛に、煎茶をかけてさっぱりといただきます。ごはんたっぷりで色々な食べ方を楽しめそう。

都内と神奈川県下にお店を構える「こめらく」。＜お茶漬けのある日常＞をコンセプトに、幅広い年代層を意識したバラエティーに富んだお茶漬けメニューを展開しています。

先ほど「ギフトにおすすめのお茶漬けセット」の中でもご紹介しましたが、実店舗も、こだわりお茶漬けがオーダーできる居酒屋として人気です。お酒も豊富に取り揃えています。

飲み会の〆にもぴったりのお茶漬けが食べられます。妥協のない素材で作ったお茶漬けがたまりません！

祇園散策のついでにおとずれたい「ぶぶ家」さん。季節のお漬物11種もついたお漬物茶漬けは、お漬物も色とりどりで華やかです。

写真は、お店自慢の｢鯛茶漬け御膳｣。特製胡麻だれの上に美しく盛られた真鯛の薄造りに、煮こごりなど他に鯛の一品がつき、京の野菜、香の物と甘味までついています。まずは鯛を刺身として、次にご飯の上にのせてお茶漬けとして二度おいしくいただくことができます♪

清水寺から徒歩6分のロケーション。色々なお漬物食べ放題のお茶漬けバイキングがあります。ごはんも、白米、十六穀米と選べてグッド♪

こじんまりとしたお茶漬け専門店。手頃な価格で、美味しいお茶漬けを食べられます。こちらは、めずらしい「鶏皮の茶漬け」です。