クラムがモチモチだったり、外側がハードなタイプ、クープの入れ方の違い、バゲット意外にもパリジャンやバタールなど種類がたくさんあるからついついパン屋さんに行くとあれもこれも欲しくなって買い込んでしまいまうもの。

食べきれなくて、気がついたらカチカチに…という経験はありませんか？でも諦めなくて大丈夫！今回は、そのカチカチになったバゲットを蘇らせる簡単な方法とおすすめのアレンジレシピをご紹介します。

霧吹き、または、湿らせたタオルやガーゼでパンを包んで温める(焼く)だけで、カチカチ具合が程よく戻ります。電子レンジなら10～15秒。オーブントースターの場合は、さらにアルミホイルをふんわり巻いて、小さくカットしたものなら2分ほど温めると◎

手を水で濡らし、バゲットの裏表表面を2往復程度撫でます。フライパンに並べて蓋をし極弱火で10分もすれば、カチカチバゲットが復活！水分のつけすぎは、バゲットがドロドロになってしまいますので注意して下さい。

カットしたバゲットは、新しいパンの間に挟んで密閉させます。カットしていなくてもバゲットの大きさが小ぶりであれば、一緒にまとめて袋に入れておきましょう。でも、この手段は「カチカチ度」が末期を迎えてしまうと難しいかもしれません。

カチカチだから、バゲットはたくさんの水分を欲しがっているように見えるかもしれません。でも、本当に少量でOKなんです。タオルもしっかり固く絞って巻いて下さい。また、核ご家庭の電子レンジやオーブンのクセもあると思いますので、加熱中はなるべく場所を離れずに様子を見ながら行ってください。

また、加熱した後のパンは大変熱い時がありますので、火傷には十分注意して下さいね！
上手に復活を遂げたバゲットは出来るだけその時に食べましょう。復活後は通常よりも早く固くなる傾向にあります。復活したてはホカホカで美味しいですよ♡

ここからは、バゲットを使ったお洒落で美味しいおすすめのアレンジレシピをご紹介します。

明太子のプチプチ食感が楽しいしいたけのアヒージョをバゲットに浸せば、旨みたっぷりのオイルがじゅわっと染み込んで、最高のお酒のおつまみに。

スペイン発祥のスープ「ガスパチョ」は、バゲットや野菜などをすりつぶしとろみをつけた冷静スープのこと。タバスコがピリっときいて、刺激と冷たさのいいバランスが後を引く、暑い夏にぴったりの美味しさです。カチカチのバゲットを砕いて冷凍保存しておいてもいいかも。

カチカチに硬くなったバゲットを湿らせてサラダ風に仕上げるレシピ。あえて湿らせる食べ方があるとは…驚き！

固くなってしまったバゲットが素敵なスイーツに大変身！りんごやくるみとのハーモニーをお楽しみ下さい。

保存しようかな…と悩んでいる方は、バゲットをひと口サイズにカットしてクルトンにしてみませんか？オリーブ油を染み込ませフライパンで焼き色をつけています。