セミフレッド ＝ アイスとケーキの食感を楽しめるドルチェ
「セミフレッド」はイタリア語で、
“セミ＝半分”と“フレッド＝冷たい”という意味。
アイスクリームの“冷たさ”と、ケーキのような“食感”、
両方をいいとこどりした贅沢なスイーツです。
簡単にセミフレッドが作れるレシピをご紹介♪
ティラミスセミフレッド
イタリアンドルチェでも有名なティラミスも、途中の工程で凍らせれば、いつもと違った食感と美味しさのセミフレッド仕様のティラミスができます。
ティラミスと言ったら甘く濃厚な味わいを思い出しますが、セミフレッドの手法で作る、レモンのティラミスはより爽やかな印象を引き立ててくれます。
ビタミン不足の解消にも役立つので、とってもおすすめです。
ズコット
セミフレッドの手法で作られたイタリアのカタリーナ地方の有名なお菓子「ズコット」。
スポンジケーキの中に凍らせたクリームやアイスクリームを入れて作るドルチェです。
手法が複雑なので家庭料理には向かなかったのですが、フィレンツェのレストランではデザートに人気です。
家庭料理に不向きと思われてティラミスやパンナコッタのような人気は出ませんでしたが、今なら簡単にズコットも作れるようになりました。
いろんな果物を使ってセミフレッドを作ろう！
苺とクリームチーズの爽やかさがひきたつセミフレッド。
甘酸っぱい苺とひんやりしたセミフレッドは、春の暖かい陽射しの中で味わいたいですね♪
こちらもピンクが可愛い桃のセミフレッド。
女の子に喜ばれそうなセミフレッドですね。
桃のコンポートとラズベリーを使った甘酸っぱい一品です。
アイスクリームを食べたい時に、アイスクリームを作るのは手間でも、セミフレッドなら冷凍の途中で混ぜたりしなくていいので楽ですよね。
その上、アイスクリームのような食感も楽しませてくれるので、作り方をマスターしたら毎日のデザートに便利です♪
チョコクッキーをベースにしたセミフレッド。オレンジにラム酒の香りがマッチするちょっぴり大人な味わいです。
果物以外でも！おいしいセミフレッドレシピ
和菓子のような小豆のセミフレッドはいかがですか？抹茶などと一緒に味わえば、ほっこり癒されること間違いなしのセミフレッドです。
レストランなどでセミフレッドを頼むと出てくるのは、ナッツが入ったものが多いのではないでしょうか。
こちらは香ばしいアーモンドを使った、サクサクとした食感が楽しいセミフレッド。
滑らかな口当たりのセミフレッドと、ガリッとした食感の相性は抜群！
ほろ苦いくるみのキャラメリゼが効いた大人の味です。
マスカルポーネを使用した濃厚な味わいのセミフレッド。
ケーキを焼くよりも手軽で便利です。画像のように彩ったら、クリスマスのおもてなしにも最適ですね。
雑穀のぷちぷちの歯ごたえがたまらないセミブレッド。すりつぶしてトッピングしたゴマの香りも引き立ちます。
いかがでしたか？
セミフレッドは簡単に作れるのに美味しく、見た目もとってもおしゃれなドルチェです。
おもてなしにも喜ばれるかも…。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね♪
イタリア語でSemifreddo、英語ではhalf cold。
その名のとおり、半解凍状態のケーキです。