中国が原産といわれている梨。日本で改良が重ねられて大きくて瑞々しく、甘い現在の和梨が作られました。日本で栽培されている梨は30種類以上。その中でも定番で、よくお店でも見かける6種類を紹介します。

8月上旬から9月上旬に出回ります。甘味があり、食感もよく、水分が豊富でジューシー。とても人気のある品種です。

8月下旬から9月下旬に出回ります。程よい酸味と柔らかさが特徴。通好みな品種ともいわれています。

9月の上旬から10月の上旬に出回ります。甘味がしっかりあり、果汁がたっぷりで果肉が柔らか。比較的新しい品種なので知名度は低めで、知る人ぞ知る梨です。

9月下旬から10月中旬に出回ります。酸味が少なく甘い上品な味わい。大ぶりのため贈答用にも使われます。

10月上旬から11月上旬に出回ります。酸味が少なく糖度が高い、果汁たっぷりの柔らかな果肉。栃木で生まれた品種で、地元の、日光＋梨、でにっこりと命名されました。

10月下旬から11月上旬に出回ります。独特の甘みと酸味のバランスが素晴らしい梨です。普通の梨の2.5～4倍の大きさがあり食べごたえがあります。

優しい甘さの和梨と手作りカスタードが好相性。市販のタルトを使うことでスイーツ作りのハードルがぐっと下がります。

優しく、ゆっくりとおいしさをギュッと凝縮したコンフィチュール。パンやヨーグルトはもちろん、ポークソテーに添えても○。

シナモンが香るコンポートを一口食べると、ピリッとブラックペッパーが効いています。甘くて優しいだけじゃない、大人のコンポートです。

梨と蜂蜜の甘さが優しい、爽やかなスムージー。朝だけではなく、午後のホッと一息つきたいときにもぴったりです。

生ハムとメロンは有名な前菜の組み合わせですが、生ハムと梨の組み合わせも負けるとも劣りません。和梨特有のシャリシャリとした食感にネットリした生ハム。今の季節だけのスペシャルコンビです。

この季節、和食では梨を取り入れた料理がみられるようになります。ゴマ酢和えはその代表的な一皿。すっきりした甘さの梨と香ばしいゴマ、お酢の酸味は絶妙な組み合わせ。

お隣の韓国では梨を使った料理が多くあります。梨に含まれるタンパク質分解酵素をいかした焼き肉のタレでお肉を漬け込むと普段のお肉が柔らかく変身。梨の自然な甘さのおかげで、砂糖控えめなのもうれしいポイント。