いつもの道具で、食べる分だけ。ジッパー袋で作る『季節の保存食』

いつもの道具で、食べる分だけ。ジッパー袋で作る『季節の保存食』

「やってみたい」という気持ちはありながらも、忙しい毎日では難しいと感じる季節の手仕事。四季の変化を感じながらおいしい味わいのある料理を作ることができたら、とても幸せですよね。そこで注目したいのが料理家の榎本美沙さんが提案する、ジッパー袋を用いた季節の保存食作り。特別な道具は必要ありません。楽しく作れておいしく味わえる季節の保存食作りを始めてみませんか。2020年05月30日作成

カテゴリ:
グルメ
キーワード
保存食常備菜手仕事発酵食品梅シロップ
お気に入り数1307
※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

憧れの季節の手仕事。ちょっとハードルが高い…その理由は?

いつもの道具で、食べる分だけ。ジッパー袋で作る『季節の保存食』
出典:
ぬか漬けや梅シロップ作り、味噌の仕込みなど、季節の美味しさを味わえる手仕事。
これら先人の知恵を活かした「季節の保存食」は、四季の巡りを存分に楽しむことができます。

ですが、「やってみたいな」という憧れの気持ちを持ちながらも、なかなか踏み出せないという声も耳にします。

特別な道具が必要、手間がかかる、量が多くて食べきれないなど…。ハードルが高く感じてしまうかもしれません。

お悩みぜんぶ解決◎ジッパー袋を使えば少量をさくっと作れる!

榎本 美沙 (著)
出版社: 一般社団法人家の光協会

榎本 美沙 (著)
出版社: 一般社団法人家の光協会

そんなお悩みをぜんぶ解決してくれるのが、誰もが一度は使ったことがある「ジッパー袋」。
本書では、梅シロップ、ぬか漬けなどの手仕事から、毎日の献立に役立つおかずレシピまで、ジッパー袋を活用したレシピがたくさん紹介されています。

また多くのレシピは2人分を目安にアレンジされているのも嬉しいポイントです。

著者・料理家の榎本美沙さん

いつもの道具で、食べる分だけ。ジッパー袋で作る『季節の保存食』
日頃から「気軽にできる季節の手仕事を」という考え方に基づき、旬の野菜や発酵食品を中心としたレシピを発案されている榎本さん。料理家であり、発酵マイスターでもあります。

運営するレシピサイト「ふたりごはん」では、榎本さんと旦那様の「ふたりでつくる」季節料理のレシピを発信されています。

手軽に購入できるジッパー袋を使った「季節の保存食」なら、難しいなと感じる悩みも解決できそうです。
少量でおいしい ジッパー袋でかんたん 季節の保存食
1,320円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピング
で詳細を見る

ジッパー袋はこんなに便利!

食べられる分だけ作れる

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

はりきって作った保存食も、食べきれなかったという経験があるのではないでしょうか。

日々のご飯作りにちょうどいいサイズのジッパー袋を使えば、食べ切れる分だけ作ることができます。また、調味料と合わせた後もコンパクトにおさまるので、冷蔵庫での保存も場所を取りません。

衛生的に密閉保存できる

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

未使用のジッパー袋なら、消毒の必要がなくそのまま使えるので衛生的。中に食品を入れてから空気を抜いてジッパーを閉じれば密閉状態での保存もできます。

味を均一にしやすい

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

厚手の食品用ジッパー袋なら、袋ごと外側から揉み込むことができるので味が均一に行き渡ります。また少量の調味料でも混ざりやすく、味なじみも良くなります。

かんたん「季節の保存食」から、おすすめレシピのご紹介

旬の食材の美味しさを引き出し、季節の巡りを楽しめる「保存食」。この記事では、たくさんの「季節の保存食」レシピから、初心者さんにおすすめをご紹介します!

みそ床

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

【材料】
・みそ
・みりん
・酒
・砂糖

材料を混ぜるだけで完成する「みそ床」。熟成の必要がなく、すぐに調理できるのがうれしいポイントです。シンプルながらも活用法は無限大。しょうがやにんにくを使ったみそ床のアレンジレシピなど、風味の良さが魅力です。

「活用レシピ」豚ロースのみそ漬けグリル

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

豚ロースをみそ床と一緒にジッパー袋に入れてよくなじませます。
しっかりと密閉状態にして冷蔵庫で保存。フライパンで焼く前に豚肉についたみそ床は軽く拭っておきましょう。豚肉に火が通るまで焼けば、香ばしい味噌の風味とお肉の味わいを楽しめる一品に◎

甘酒

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

【材料】
・米麴
・お湯

手間のかかるイメージの甘酒も"材料を混ぜて保温するだけ"でできあがるお手軽さ。まったりとした甘さが、やさしく体に染み渡ります。アルコール分0%なので、お子さんのおやつにもぴったりです。
写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

材料を混ぜたジッパー袋の口を少しだけ開け、炊飯器のフタを開けたまま8~10時間。途中で何度かジッパー袋の外側からもむように混ぜましょう。

"とろり"とすれば完成の合図。飲みきれなかった場合は、冷凍保存も可能です。その際にジッパー袋のまま平たく伸ばしておくと、使いたい分だけ割って取り出すことができますよ。

「活用レシピ」甘酒いちごアイス

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

ヘタを取ったいちごと甘酒、生クリームをミキサーで混ぜてジッパー袋へ。冷凍庫で2時間ほど凍らせて一度取り出して袋ごともむように混ぜます。その後、さらに2時間冷凍庫で冷やしたら食べ頃です。

濃厚な味がクセになるヘルシーなおやつは、我が家の定番になる美味しさです。

塩麹

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

【材料】
・米麴
・塩

米麴をジッパー袋でほぐしたら塩を入れて、袋をふってよく混ぜます。そこに少しずつ水を加えていきます。しっかりともんで空気を抜いたら冷暗所で保存しましょう。1日1回程度、少し袋の口を開けて外側からもんだり、乾いていたら少量の水を足して発酵を進めます。米麴がやわらかくなったら完成です。

「活用レシピ」鶏ハム

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

サラダやサンドイッチ、切って並べるだけで主菜としても楽しめる鶏ハム。ぜひ自家製の塩麴で作ってみましょう。材料は鶏むね肉と塩麴だけなので、とても気軽に作ることができるメニューです。
写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

鶏むね肉の厚さが均一になるように包丁を入れたら、フォークで全面に穴を開けて塩麴をすりこみます。くるりと筒状に巻いてからジッパー袋へ。密閉状態にして冷蔵庫で味をなじませましょう。
その後お湯にジッパー袋ごと入れて茹でたら完成です。しっかりと冷ましてから切り分けましょう。

ザワークラウト

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

【材料】
・キャベツ
・粗塩
・赤唐辛子
・ローリエ

ドイツに古くから伝わり親しまれてる漬けもの「ザワークラウト」。あと引く酸っぱさは、箸休めとしても、煮込み料理の付け合わせにもぴったりなので常備しておきたい一品です。
写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

千切りしたキャベツと粗塩を入れてよくもみこみます。水と赤唐辛子、ローリエを入れてさらになじませたら、平らにして空気を抜き、重しをのせます。常温で保存して、細かい泡がでてきて乳酸発酵が進んだのを確認できたら完成です。

気軽に楽しむ「季節の保存食」

写真:豊田朋子

写真:豊田朋子

ジッパー袋を使って気軽においしく作ることができる季節の保存食があれば、いつもの食卓がより充実した献立になります。

日々の食卓で旬の食材の香りを楽しむことができ、季節の手仕事を身近に感じられたら、より豊かな暮らしを送ることができそうですね。
少量でおいしい ジッパー袋でかんたん 季節の保存食
この商品を見る
出典:www.amazon.co.jp

少量でおいしい ジッパー袋でかんたん 季節の保存食
1,320円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピング
で詳細を見る
榎本美沙 | ふたりごはん
榎本さんのサイトはこちら

こちらの記事もおすすめ

アプリ限定!
12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます

お買いものも
キナリノアプリで◎

キナリノアプリ

「これが好き」「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア

App Store バナーGoogle Play バナー