「和」なホームパーティーがおすすめな理由
みんなで集まるホームパーティー、すぐに思い浮かぶのは洋風のレシピですが、気がつけばいつも同じようなメニューになってしまいませんか。そこで今回おすすめするのは、「和」をテーマにしたおもてなし料理です。
メイン料理
切り餅で簡単、春色「おこわ」
漬け込むだけ、塩麹とにんにくの「ローストビーフ」
一品で特別感が演出できる塊のお肉は、おもてなし料理にぴったり。味わい深くしっとりしたローストビーフも、こつさえ掴めば簡単です。前の晩から塩麹とすりおろしにんにくに漬け込んでおけば、当日は焼くだけでソースも不要です。焼き上がり後にアルミホイルで余熱を通すことで、ちょうどいい焼き加減に。
お好みの具を載せるだけ、オープン「いなり寿司」
市販の稲荷用油あげに、お好みの具と寿司飯を詰めるだけ。稲荷で具を閉じず、オープンにすることで見た目も華やかで楽しい食卓に。甘いお揚げにさっぱりした寿司飯の組み合わせは、食欲をそそりますね。漬け込んだ刺身や、あさりや牛肉の佃煮などを載せても美味しそうです。
長芋をソースに、失敗なしの具沢山「グラタン」
グラタンはソースを作るのが難しそう...という人に嬉しいレシピです。ダマになりやすいホワイトソースの代わりに、長芋をすりおろしたグラタンソースで失敗知らず。豆腐やしめじにツナとチーズでコクを加えて、どの世代にも食べやすい優しい味になります。
定番料理をおしゃれにアレンジ、「トマト肉じゃが」
家庭料理の肉じゃがも、少しのアレンジでおもてなしにふさわしい、おしゃれな煮込み料理に。トマトの酸味が爽やかなアクセントになって、モダンなご馳走和食に変身します。
サイドディッシュ
食欲をそそる香ばしさ、「大葉とシラスの和風ガレット」
大葉とシラスで和のアクセントを加えた、じゃがいものガレット。フライパン一つであっという間に作れるのも嬉しいですね。蓋をしないでパリッと焼き上げることがポイントです。熱々の焼きたてを楽しみましょう。
彩り豊か、じっくり染みた「おだし野菜」
焼き目をつけたカラフルな野菜を、白だしに漬け込んで。作り置きしておけるので、じっくり味を染み込ませておきましょう。おしゃれな楊枝を挿して、ピンチョスのように演出するのもいいですね。
すし酢で簡単、「鮭の南蛮漬け」
スライスした野菜と、さっと揚げた鮭の南蛮漬け。すし酢を使うので味付けも簡単です。ホームパーティーでは酸味のあるメニューをいくつか用意しておくと、お口もさっぱりして箸休めになるのでおすすめです。こちらも作り置きしておけるレシピですので、来客前に仕込んでおきましょう。
ヘルシーに楽しむ、「焼き野菜串 おかか醤油とお豆腐ディップ添え」
焼き目をつけた野菜に、おかか醤油とクリーミーな豆腐の2種のディップを添えたオードブルです。ベーコン巻きの旬野菜、チーズ入りのちくわなど、アレンジも色々できて楽しめそうですね。ホットプレートを出して、ゲスト自身に焼いてもらうのも盛り上がりそうです。
トースターにお任せ、魅惑の「厚揚げ明太バター焼き」
トースターにお任せにしてあっという間に作れる、厚揚げのおつまみです。パンチのある明太バターがたまらない美味しさ。小さなお子さんが一緒ならば、たらこバターに変更しても。小さめの一口大に切り分けておくと、食べやすくていいですね。
デザート
もちもち白玉の和風「フルーツポンチ」
はつみつとレモンをベースにしたシロップで和風フルーツポンチが簡単に作れます。お好みでシロップに好きなリキュールを混ぜると、グッと大人仕様にも。フルーツの爽やかさと、白玉のもちもち、二つの美味しさで幸せ気分に。ビジュアルも綺麗なので、ぜひガラスの器でお楽しみくださいね。
後引きの香ばしさ、カリカリきな粉くるみの「バニラアイス」
ローストしてコーティングしたくるみにきな粉をまぶすだけ。市販のバニラアイスクリームにトッピングするだけで、まるでレストランのデザートのように変身。香ばしさと食感が楽しい一品の出来上がりです。
ひとつのボウルで混ぜるだけ、濃厚「抹茶テリーヌ」
ボウル一つに材料を混ぜるだけ、お手軽なのに手が込んで見える、抹茶のテリーヌ。5つの材料をよく混ぜて焼き上げれば、しっとり濃厚で満足度の高い和スイーツの完成です。
材料三つですぐできる、うずまき「あんこパイ」
なんと、材料はたった3つ。「あんこ、パン粉、パイシート」で完成する、サクサクの一口パイです。皆んなで一緒にくるくる巻いて成形するのも、楽しそうですね。
素朴な美味しさ、手作り「芋ようかん」
こちらの芋ようかんも材料は、「さつまいも、砂糖、塩」の3つだけ。余計なものは入っていない、ヘルシーなデザートです。電子レンジ使用で簡単に作ることができるので、初心者さんでも安心ですね。
ちょっとした"おもてなしのコツ"
器やテーブルセッティグで演出
和風のホームパーティーを開くなら、器やインテリアも和風にすると全体の雰囲気が統一されます。華やかな和食器に盛り付けたり、和の雰囲気のお花を飾ったりして、テーブルを盛り上げましょう。
普段のおかずのように見えないためにも、フォーマルな器の力を借りるのもひとつの手です。漆器、曲げわっぱ、竹かご、重箱などがあれば使ってみるのも素敵ですね。
自分も楽しむ余裕を持つ
おもてなしする側も、きちんとパーティーに参加することはとても大事です。ずっとキッチンにこもっていると、ゲストも気を使ってしまいますよね。盛り付けや仕上げなどのちょっとした作業は、大人も子供も一緒に手伝ってもらうのも一つのアイディアです。
事前に作り置きしたり下準備をしておいて、当日はなるべくゲストと一緒に過ごすことが一番のおもてなしに。せっかくのホームパーティー、積もる話に花を咲かせて楽しみたいですね。
本格的なおこわの食感を、切り餅を入れて炊くことで手軽に。炊き上がりに、乾燥桜エビと枝豆（冷凍でも大丈夫です）を混ぜ込むことで、見た目も鮮やかな春色おこわが完成です。口の中で桜エビと枝豆の香りが広がって、風味豊かな一品に。土鍋で炊いて、そのまま食卓に出してもいいですね。