実は干し野菜は、とっても簡単に作れるんです。野菜をカットしたら、干しかごやザルに並べて、日中、風通しの良い日陰に置いておくだけで、美味しい干し野菜に。

大根の安売りをしていてつい一1本買ってしまったけど、食べきれないかも…そんなときは、保存が利く「切り干し大根」にしてみてはいかがでしょうか。

ピーラーを使えば、市販のものより幅広で長めの切り干し大根が手軽に作れます。しかも大根の成分はほどんどが水分なので、干すと重量が1/10以下になり、栄養価が凝縮されます。

作り方も簡単。ピーラーでリボン状に剥いた大根をざるに薄く広げ、日当たりのいい室外や、日当たりのいい窓辺などの室内でカラカラになるまで干し、瓶や保存用ビニール袋に入れて保存するだけ。その状態で約1ヵ月、冷凍すれば3ヶ月保存できてとっても便利。

干した玉ねぎを、醤油、砂糖、酢が入った液と一緒にポリ袋に入れて蔵庫に入れます。ときどき上下を返しながら、一晩漬けるだけで翌日、甘酸っぱい美味しい漬け物に仕上がります。

洗ったきゅうりを、1cmほどの輪切りにし、ザルなどに広げて半日干すだけで、美味しい漬け物を作ることができます。

使い切れる分のきのこを、２～３時間ほど、日中、風通しの良い場所に干すだけ。しいたけは石づきを取り、3mmほどにスライスし、ザルに広げます。しめじやまいたけなどは、小房にわけてから、ザルに広げるだけ。ちょい干しなら、その日のうちに仕上がるので、思い立ったらすぐできて◎。

手で縦に細くさいたエリンギを半日ほど天日干しにし、ほどよく水分が抜けたら、醤油、酒、みりん、酢などを合わせたタレで煮て最後にごま油をからめて作る「こりこりエリンギのメンマ風」。エリンギをちょい干しすると、食感がコリコリと、さらによくなるので、これからはエリンギを調理するたびに干したくなってしまうかも。

皮付きのサツマイモを蒸し器に入れ、やわらかくなるまで蒸してカットし、ザルや網などにのせ、好みの干し加減になるまで、1日半～2日間ほど天日干しします。密封ができる袋に入れれば、冷蔵で1週間、冷凍で3週間保存できるので、週末のお天気が良さそうなときにたっぷり作っておけばおやつだけでなく、お料理にも使えて便利です。

上記で紹介した干し芋と、押し麦、レンコン、ニンジンで作る、ほっこりと味わい深いスープ。ヘルシーで栄養もボリュームも◎なので、朝ご飯や、食欲の無い日のランチ、または夜食にも良さそう。

ニンジン・プチトマト・白菜・カボチャ・しめじ・マッシュルームを、6時間ほど干して作るセミドライの干し野菜です。セミドライの状態だと野菜の水分が残っているので、保存する際、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存をするようにします。なお、干しプチトマトはオリーブ油に漬けて保存すると、パスタなどのイタリアンを作るとき活躍してくれます。

油で揚げた干しカボチャ、干しプチトマト、サツマイモ、粉チーズ、グリュイエールチーズ、ベーコン、オレガノが入った、ボリューム満点の「干し野菜のケークサレ」。休日のブランチや、持ち寄りパーティーにも使えそう。

干しプチトマト、干しマッシュルーム、ナス、モッツァレラチーズで作るパスタ。干して甘く濃厚になった干しトマトと、旨味アップのマッシュルームの相性も抜群。ファルファッレのパスタの可愛らしさに、食卓が華やかになりそう。

干し白菜、鶏もも肉、厚切りベーコン、白ネギ、ショウガで作る「干し白菜と鶏もも肉のあんかけ」。干して味が染み込みやすくなった白菜にたっぷりと鶏肉の旨味が染み込み、つい食べ過ぎてしまいそう。

干したれんこんを油で揚げて、塩と青のりをふった「干しレンコンの海苔塩チップ」。食感も味も抜群の手作りチップは、ビールのおつまみに最適！

角盆ざる33cmが、ぴったりとおさまる3段の「干しかご」。色々な野菜をたっぷり干したい時にあると便利なアイテムです。

角盆ざる27cmが、ぴったりとおさまる小さめのサイズもあるので、用途や家族の数にあわせて選べるのも◎。

フラットで長方形をした「真竹角盆ざる」。色々な種類の野菜をキレイに並べて干せます。ざるがあれば、野菜を干すときだけでなく、おそばやおにぎりなどの器にも使用できたり、野菜を入れておいたり、ちょっとした小物を入れておいたり、色々活躍してくれます。