日本の南蛮漬けや地中海料理のエスカベッシュなどもマリネの一種で、まさに世界中で親しまれている料理・調理法です。

ビネガーとオリーブオイルは、まずは1:1を基本に、酸っぱいのが好きな方はビネガーを多めに、また酸味が苦手な方は少なめにと調整してみましょう。

マリネ液のベースのひとつであるビネガーの種類を替えると、風味のバリエーションが広がります。レモン汁などもおすすめ。写真は、バルサミコ酢を使っていますが、バルサミコだけだと濃厚になりすぎる場合は、ほかのビネガーをブレンドするのもいい方法です。

洋風アレンジなら、ディルやタイムなどの香り高いハーブや、マスタードシード・チリペッパーなどのスパイスやニンニク等を加えると、味にバリエーションが生まれます♪また、和風アレンジなら、醤油や塩麹を加えたり、唐辛子で辛味をプラスしたり、自由なアレンジを楽しみましょう。

残ったマリネ液は、南蛮漬けや甘酢あんなどにリメイクできます。こちらは、ピクルス液を再利用した辛味鶏ですが、マリネ液も基本的に同じように使えます。

こちらも人気のたこのマリネ。醤油や大葉を加えて、ちょっぴり和テイストに。食感もよく、前菜にもおつまみにもぴったりのさっぱりマリネです。

刺身用のイカを半生でマリネにするので、とっても柔らかで風味豊か。もちろん、柵の刺身やいかそうめんなどでもOKです。いかは、10秒ほど湯通しして、氷水に取ります。

お刺身にできる新鮮なさんまが手に入ったら、ぜひマリネにしてみませんか？コクのあるガーリックや、爽やかなタイム・ディル・バジルなどのハーブの香りも、さんまのおいしさを引き立ててくれます。

マリネというと魚介や野菜を思い浮かべがちですが、お肉のマリネもおすすめ。こちらは、チキンと野菜をガーリックペッパーをきかせたドレッシングに漬け込んだごちそうレシピ。冷蔵庫に残ったドレッシングなどもマリネ液として活用できそうですね。

砂肝を日本酒でゆで、ポン酢や粒マスタード、みりんなどを合わせたマリネ液に漬け込みます。和風テイストでお酒のおつまみにぴったりの味。こりこりした食感もあとを引きます。

とってもカラフルで可愛らしいミニトマトのマリネ。この一品で、テーブルにパッと花が咲いたようですね。作り置きしておくと、メイン料理に添えたりお弁当おかずなど、手間をかけずに華やさを加えることができます。

こちらも華やかな紫玉ねぎのマリネ。酢玉ねぎは健康効果が高いことで知られますが、紫玉ねぎはさらに抗酸化力のあるアントシアニンも豊富で、また辛みも少ないなどいいこと尽くし。女性にうれしい、美と健康のマリネです。

相性のいいニンジンとオレンジをマリネした、みずみずしくフルーティなラぺ。爽やかな風味は朝食などにもぴったりで、豊富なビタミンは健康や美肌にメリットをもたらしてくれます。常備菜としてもおすすめです。

パプリカをオーブンで焼いて皮をむき、バルサミコ酢と醤油の漬け汁に漬け込みます。焼いたパプリカは、甘みが凝縮されて、さらにフルーティなおいしさに。火を通してある分、生よりも量が食べられるのもいいところです。

秋の香りいっぱいの森のきのこを、その形を生かしながら焼き色を付け、贅沢なマリネにしています。あえてきのこ数種だけを材料に使っていますので、よりきのこ本来の味と香りが楽しめそうです。