家にある基本の調味料を組み合わせたり、旬の果実や素材を丁寧に仕込んだり…丁寧で素敵な暮らしを実践するブロガーさん達の食卓にも、手作り調味料がたくさん登場します。さじ加減ひとつで味を変えたり、市販にはない上質な素材の美味しさを楽しんだり…参考になるレシピを覗いてみましょう♪

市販のものは甘すぎたり、味が濃すぎたり…と、意外と好みのものに出会うのが難しい「焼肉のたれ」。それならいっそ手作りしてしまいましょう！こちらは炒め玉ねぎの旨味に、りんごジュース、はちみつの自然な甘さ、にんにく・ごま・こしょうなどの香味をプラスした醤油だれ。焼く前に、下味的に少し絡めるとおいしく焼き上がります。

こちらは、お酢を使わずにグレープフルーツ果汁のみで作るドレッシング。酢のツーンとくる感じが苦手な方にもおすすめです。粉ゼラチンを加えて、野菜によく絡むとろりとしたドレッシングに。

鶏肉、サラダ、冷奴など、何にでも合う「肉味噌」。レンジで簡単に作れちゃうので、夏の冷たい麺のお供にもピッタリ。豆板醤を加えると、大人用のピリ辛肉味噌に。

たっぷりかけたいタルタルソース。でもカロリーが…なんて迷うこと、ありませんか？こちらはゆで卵とクリームチーズ、オニオンで作る、マヨネーズなし、ノンオイルのタルタルソースです。野菜のディップとしてもおすすめですよ♪

おにぎりや焼きおにぎり、野菜スティック、肉のグリルにつけたりと万能な味噌だれ。左から実山椒、薬味（にんにくや茗荷など）、らっきょう、梅の4種類。漬け込む具によって風味が変わります。

アンチョビをわが家で自家製するなんて、まさに「丁寧な暮らし」を体現しているようなライフスタイル。
江ノ島の海で獲れた「しこいわし」を丁寧に捌いて、まずは塩漬け。塩だけでじっくりと漬け込んでから、エキストラバージンオリーブオイルにさらに漬け込みます。時間と手間はかかりますが、市販品にはない美味しさを味わえます。

完熟トマトをたっぷり使ったトマトケチャップの仕込みは今年が2回目。出来上がりの味をみながら、年ごとにレシピをブラッシュアップし、自分好みの美味しさを追求できるのも、自家製調味料の醍醐味です。

旬のフルーツがあれば、気軽にパッと作れるのが「フルーツ酢」。お好みのフルーツと、お酢、氷砂糖を1：1：1で漬け込むだけです。ソーダ水で割ってドリンクにしたり、ヨーグルトやデザートのトッピング、ドレッシングになど使い道は豊富です。

プチトマトで作るセミドライトマト。オーブンでじっくり焼いたトマトを、にんにく、鷹の爪と合わせてオイル漬けにします。パンやピザ、パスタなどいろいろな用途に使えます。

写真左はかぼすとお酢を1：1で合わせたかぼす酢。冷蔵庫で1年ほど保存可能だそうです。漬け込むほど酢のカドがとれて優しい味わいに。
右はかぼす果汁と醤油を合わせたかぼすポン酢。煮切った酒と本みりん・昆布などを入れて味を整えます。甘さが強すぎると用途が限られるので、使うときに甘味をその都度加えるのが◎。

出まわる時期が限られる生の実山椒。ひとつずつ丁寧に枝から切り離すところから仕込みはスタート。さっと茹でて水にさらしてアク抜き、塩漬けまで一気に仕込みます。

仕込んだ実山椒は、ちりめんじゃこと合わせて炊き上げればちりめん山椒に。爽やかな山椒の香りは、手作りならではの美味しさです。

ジャムやマーマレードは、言うなれば「甘味系の手作り調味料」。オレンジにバニラを加えることで、香りに甘い優しさをプラス。自分好みの素材の組み合わせや甘味の配合で作れるのがいいですね。

バニラの香りが加わることで、合わせられるお菓子の幅が広がりそう。メレンゲで作る氷菓「ヌガーグラッセ」にも。

香ばしい香りとほろ苦さのカラメルソースは、グラニュー糖と水だけで作れます。自分で作れば好きなだけ、たっぷりかけられちゃいますよね♪

プリン以外にも、パンナコッタ、アイスクリーム、パンケーキなどにかけてもおいしいですよ♪

タレやドレッシング、長期保存できるもの、デザートソースまで、手作り調味料のレシピをご紹介しました。わが家オリジナルのおいしさを、毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。