ブラインドとカーテンの印象の一番の違いは、ブラインドの方がで無機質な味わいがあることです。ボリュームがあって、曲線的なカーテンの質感と異なり、ブラインドはクールでインダストリアルなイメージも持っています。すっきりとお部屋を見せたいなら、ボリュームの出るカーテンよりも、スリムなブラインドを選ぶのが近道です。

ブラインドのメリットのもう一つは、プライバシーを守りながら光を通してくれる点です。複数のスラットの角度を変えることで、外からの視線をカットしながら、お部屋を明るくすることができます。脱衣所やお風呂場にブラインドがよく採用される理由ですね。

機能的なブラインドですが、子供のいるお家では若干の配慮が必要です。ブラインドのコードが絡まったりして、子供が怪我や事故を引き起こす危険性があります。コードの付いていないブラインドを選んだり、手の届かないようにしたりする解決策が必要です。

採光の調節やプライバシー保護の機能が高いブラインドですが、保温性は布製のカーテンに劣ります。寒い地域の窓辺をブラインド1枚でカバーするのは、快適なお部屋作りには向いていないでしょう。布製のカーテンと組み合わせての使用がおすすめです。

木でできたウッドブラインドは、ナチュラルな風合いが最大の魅力です。お部屋の家具と合わせれば、統一感が取れてすっきりと見えます。多少の風ならバタつかずに、静かなのもメリットです。

ブラインドの素材ごとの特徴のに加えて、機能をプラスしたブラインドもあります。遮熱効果の高いスラットや、フッ素加工で汚れが付きにくくしたスラットなどもあるので、付ける場所によって選ぶもの良いでしょう。

突っ張り棒と同じ原理で取り付けるブラインドは、場所を問わずに設置できるから便利です。狭い場所や壁を傷付けたくないお家でも、簡単にブラインドを付けることができます。

ドイツの老舗ブラシメーカー「レデッカー」のブラインドブラシです。ブラインドにスッと入り込んで、ほこりを落してくれます。面倒なブラインド掃除もこまめにやるようになりそうです。