北欧を代表する建築家兼デザイナーのアルヴァ・アアルト氏によって1935年に発表されたアルテックのチェア69。北欧の街や家庭では当たり前のように使用されていて、今や世界中の人々に愛用されている名作チェア。

横幅は44cm、低めの背もたれとコンパクトな座面のおかげで、空間を窮屈に感じさせません。シンプルなデザインはどんなテイストのインテリアにも馴染み、日本の住空間にもすんなりマッチしてくれます。

北欧生まれならではのカラフルで美しいカラーバリエーションも魅力的。家族一人一人色を変えても楽しいかもしれませんね。

背中の形に合わせて適度にカーブしている背もたれは、寄りかかるとぴったりフィットします。絶妙なホールド感が、日常に心地良さを生み出してくれます。

1952年にデンマークで発表された、アント(アリンコ)チェア。デンマークのデザイナー兼建築家、アルネ・ヤコブセン氏が、製薬会社であるノボノルディスク社の社員食堂のためにデザインしたチェアです。蟻に似ていることからアント(アリンコ)チェアと名付けられました。

丸い大きなテーブルにできるだけたくさん並べられるように、もともとは前が1本後ろが2本という3本脚で設計されました。のちほど、安定性が考慮され4本脚のタイプも発売されることに。

社員食堂で使用されていただけあって、使い勝手は折り紙つき。3本脚は3.2kg、4本脚は3.4kgと軽量で女性でも片手で楽に持ち上げられるので、お掃除のときもストレスなく移動できます。

アリンコチェアは最大12脚まで、スタッキングが可能。使わないときは部屋の片隅に重ねて置いておけるので、省スペースで便利です。スタッキングの際、座面が傷つかないよう座裏のスチールパイプに保護パーツが取り付けられ、積み重ねた時にこれが座面に当たるよう設計されています。

デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナー氏デザインのYチェア。中国・明時代のチャイニーズチェアからインスピレーションを得たそうです。やわらかな曲線やビーチ材の素材感は、日本のインテリアにもよく馴染みます。

1950年からずっと生産され続けているのに、不思議と古さを感じさせないモダンなデザインです。長年愛され続ける理由の1つは、そのフォルムの美しさ。背もたれからアームにかかる滑らかなR曲線、それを支えるYの字の凛とした佇まい。そして足元に向かって微妙に太さを変えながら続くレッグのディテール。リビングに置いてあるだけで絵になる美しさです。

ペーパーコードの座面は、一度座ったら立ち上がりたくなくなってしまうほどの座り心地。使い込んでいくうちに人のお尻にしっくりと馴染み、程よい弾力で支えてくれます。

モダンなインテリアにはもちろん、和室に置いても違和感がないほど、どんなテイストのインテリアにも馴染むマルチに使えるチェア。折りたたむと約15cmまでコンパクトになり、そのままの状態で自立するので、ちょっとした隙間などに収納することが可能です。

室内ではもちろん、屋外でも使えちゃうラフさがうれしい。シート部分には一級帆布と呼ばれる丈夫な倉敷帆布を使用。取り外してドライクリーニングすることができます。日常での使いやすさからも、長年愛されてきた理由がわかりますね。

軽くて柔らかい素材のアカマツと、森で使うロープを組み合わせて作り出された折り畳み椅子は、片手で楽々と持ち運ぶことができるほど扱いやすくフレキシブル。

普段は家の中、週末は外や森の中に持ち出して使う。パイオニアプランツの家具はそんな身軽な生活を提案してくれます。座面と背もたれが一枚の布でつながっているので、まるで身体を包み込んでくれるような快適な座り心地。

表面はコットン100％、裏面にPUコーティングを施した生地を使用。アウトドア時の焚火シーンで万が一火の粉が飛んできても、生地に穴が開きにくい丈夫な仕様となっています。コットン生地タイプの他に、ナイロン生地タイプもあるのでお部屋のインテリアに合わせて選んでみては。