ぽかぽか眠くなるほど心地良い「リビング」って、どんな空間?
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ちょっとだけ想像してみてください。
日差しがたっぷりと入り込むお部屋の特等席で、軽いリネンのひざ掛けをパサッと掛けて、ローズマリーの香り漂う大好きなカフェインレスのハーブティーを飲んでいたら、うとうと眠くなってくる… という日常のひとコマ。
いかがでしょうか?これは私の趣味嗜好混じりの理想ですが、こんな心地のよいお部屋で暮らせたらいいなぁと思いませんか?特別なことはしなくても、自分が癒される要素を生活に取り入れていくことで、そこは至福の空間になります!ちょっとわがままなくらいで丁度いいので、もっと「心地よい」を追求してみませんか?
【嗅覚】心地よい香りでお部屋を満たそう ~香り編~
嗅覚を刺激する「香り」。例えば、長い旅行から帰ってくると「やっぱり我が家が一番」と実感して、ほっと安心できる感覚を覚えませんか?このパターンには、自律神経系のメカニズムが深く関係しているようですが、住み慣れたお部屋の空気も影響していると思うのは私だけでしょうか。今回はそんな私たちの生活の中で重要な「香り」の癒しをご提案します。と言っても、お部屋を心地よい香りで包むためのグッズにはいろいろな種類があります。今回は、4つの異なる香りアイテムをご紹介しますね。
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ドライフラワーが素敵にあしらわれたアロマワックスサシェは、よくクローゼットに吊り下げて使われているのを目にするかもしれませんが、見た目も香りも楽しめるので是非リビングにも飾りましょう。香りもさりげないので大好きなコーヒーを飲む際も邪魔しません。
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お部屋にシュッとひとふきするだけで、豊かな香りがほのかに広がります。嫌なにおいを取り除いてくれるほか、気分転換したい時や来客時にも使いやすく一石二鳥です。
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さりげなく優しい香りを漂わせたい、ふと香りに気づけるくらいがいい、そんなニュアンスがお好みであれば、ディフューザーがおすすめです。素敵かわいいボトルパッケージが多く、香りの種類も豊富なので、選ぶのにひと苦労してしまうかも!
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アロマキャンドルで香りを楽しむのも素敵ですが、ときには御香を焚いてみるのはいかがでしょうか?日本ならではの伝統的な香りから、エスニックなものまで種類も実にさまざまです。
【触覚】心地よい「手触り・肌触り」で癒されよう ~布もの編~
リビングでブランケットを膝にかけて雑誌を読んでいるときや、少しウトウトしてラグの上に倒れ込んでゴロゴロしているときを思い出してみてください。ブランケットやラグをはじめとする肌に当たる布ものは、できるだけ心地のよいものを選びたいですよね。
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タオルの有名産地、今治で作られている、リネンの優しいシャリ感とコットンのふんわりした柔らかさを併せ持った心地のよいタオル。春夏のブランケットにしてもよさそう。
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体を包み込む気持ちの良いフィット感は勿論のこと、生地にローズヒップオイルが配合されていて滑らかな肌触りに仕上がっています。1つリビングに置いて、特等席にしたいですね。
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高品質なフェザーコットンは、全て手で摘まれたもの。それを編み上げたブランケットは、ただ温かいだけでなくカサカサしないソフトな風合い。敏感肌の方でも安心だし、どこか懐かしい風合いも魅力的。
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ラグは毛足が長すぎても、短かすぎても絶妙な「心地よい」には繋がりません。こちらは毛のボリューム感も最適。水彩画のような色合いやイラストも素敵なラグは、サイズも丁度良く、ソファーに腰かけた際にも足元を冷やさないので、あたたかく心地よい時間をサポートしてくれます。
【視覚①】「見ているだけで和む」温もり溢れるインテリア ~置物編~
これらの要素を満たせば、良いリビングは完成するのかというと、そうではないと思います。「好き」と「心地よい」が重なり合った時こそが、「一番心地よい」状態なのではないでしょうか。視覚的に心地よさを感じさせてくれる重要なアイテムをご紹介していきます。
リビングのいつもの場所から目に留まる壁面に、お気に入りのMYギャラリーを作ってみましょう。大好きなものが視界に入るだけで、自然と笑顔になれるはずですよ。
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温かな光についウトウトしてしまいそうなキャンドルは、実はLEDライトなのです。だから、つけっぱなしで本当に眠ってしまったとしても大丈夫。そのほか、溶ける心配もなければ、ほこりが付いてもさっと拭き取ることができますよ。安心だし、お手入れも楽ちんなLEDキャンドルです。
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幾何学的な形がお洒落なペーパーモビール。人がそばを通った際や、窓からの風がそよそよと入り込んだ際、ゆらゆらと揺れるその様子は癒しそのもの。ゆったりとした動きを見ていたらついウトウト眠くなってしまうかも。
大好きなイラストや写真をお持ちの方は、チェストの上などベストなスペースに飾ってみませんか?小さなものでも勿論構いません。「好き」が散りばめられているお部屋は、心から心地よく感じられるはず。
【視覚②】「気持ちの良い自然光」の取り入れ方 ~窓の使い方編~
「心地よい」の最大のキーワードといえば、「日当たり」です。窓があまり大きくなかったり、建物の都合でうまく光が取り込めないおうちもあるかと思います。そんな時大事にしたいのは、【光の取り込み方】です。窓が小さすぎるのであればカーテンなどは付けずにダイレクトに光が差し込むようにしたり、逆に窓が大きい場合はブラインドで微調整したり、工夫してみましょう。
暖かな日差しも、ダイレクトに浴びすぎると目が疲れてしまいます。もし、日当たりがすごくいいお部屋であれば、カーテンも良いですがブラインドはいかがでしょうか?角度や位置の調整も自在にできるし、お洗濯いらず、拭き掃除のみなので、意外な快適さと便利さにハマってしまうかも。
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レースのカーテンは光を程よく和らげ、お部屋を適度な温かさと明るさに調整してくれます。壁紙と同じ白の色味は、お部屋にも溶け込みやすく、日中は照明を付けなくても充分すぎるほどに光を取り込むことができます。最近はUVカット機能付きのものなど、優秀なアイテムが多数出ているのでチェックしてみてくださいね。
ぽかぽかと日向ぼっこを室内でも楽しみたい方は、カーテンやブラインドを全開にして、窓から入る光を存分に楽しむのも1つの方法です。短時間であっても、まるで屋外にいるかのような清々しい気持ちになれるでしょう。花粉症の方は外出がつらい時期なのでこの方法はおすすめです。
家具の位置を少し変えて、ソファの後ろからぽかぽか光が差し込むようにするのはいかがでしょうか?前からだとダイレクトすぎて眩しくても、背後からの間接光なら、本を読む際も読みやすいでしょう。
【視覚③】「自慢の緑」があるだけで癒し ~グリーンの置き場所編~
どうして植物は眺めているだけで癒されるのでしょうか。そんな癒しのグリーンをお部屋にそっと飾りましょう。空気リフレッシュ効果だけでなく、部屋全体の雰囲気もがらりと変わります。そして水やりという日課が増えることで、育てる過程を楽しむこともできます。
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大好きなお菓子やアロマが並ぶチェストの上に、植物も置いてみましょう。大好きの羅列は、癒しのドミノでもあります。
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グリーンは、常に目立つところにあれば良いかというとそうではありません。たとえば、リビングに入ってきたときに最初に目が留まる隅っこにすっと背の高いグリーンを置いてみるのもおすすめ。それだけでワンクッションぬけ感のある快適空間に。
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「あぁ、今日もいい天気だな」と窓から外を覗いたとき、植物が窓辺にあると「植物も気持ちよさそう」と優しい気持ちになれるかもしれません。あなたも植物も気持ちよくなれる場所って、窓際なのかもしれませんね。
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背が高すぎず、かといって小ぶりでもないグリーンは、スツールの隣に置いて高さ遊びをしてみましょう。ちょっとの凸凹によって、植物がなんだかリズミカルに生き生きとして見えて、空間にも心地よいぬけ感を演出できるでしょう。
【味覚】「つまみ食いしちゃう」ほど美味しい時間を ~おやつ編~
「おやつは部屋づくりと特に関係ないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。関係ないように見えて、実は密接に関係しているんです。なぜなら「食欲」という欲は、食べることでだけでは満たされず、「美味しい」と感じて始めて幸せをかみしめられるはず。だから大好きなリビングでお気に入りのおやつを食したら、心地よい気持ちが重なる相乗効果でより「幸せ」を感じられることでしょう。
ここでは、休日や頑張った日の特別なおやつのために、金曜の仕事終わりに買って帰りたいお菓子をご紹介します。休みの日くらい、コンビニやスーパーで買ったお菓子ではなく、1つ1つ人の手で作られた贅沢な一品でくつろぎたいもの。早速買って帰りたくなる、ご褒美おやつをご紹介します。
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベの「オランジェンバウムシュピッツ」
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バームクーヘンがチョコでコーティングされ、オレンジピールが添えられています。一つまみ・一口で食べられる手軽なサイズで、つい食べ過ぎてしまいそう!ソファでくつろいでいるときにも食べやすくて◎。
新宿三丁目 / バームクーヘン
- 住所
- 新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1F
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 定休日
- 不定休(伊勢丹に準ずる)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
出典:
カラフルなお花が閉じ込められたババロア。冷蔵庫でしっかり冷やしてから、あったかハーブティーと一緒にどうぞ♪見た目にも味にも癒されて。
東京 / ケーキ
- 住所
- 千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 1F TOKYO Me+
- 営業時間
- [月~金] 9:00~20:30 [土・日・祝] 9:00~20:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ¥8,000~¥9,999 /~¥999
データ提供:
GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEEの「アップルパイ」
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リンゴがぎっしりつまったリンゴパイは「イングランド カスタード」といいます。もし家で贅沢に食べるなら、少し温めてバニラアイスと一緒に。コーヒーとも相性バッチリです!
銀座 / カフェ
- 住所
- 中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 B1F
- 営業時間
- 11:00~21:00 (L.O.20:30)
- 定休日
- 無休(※元旦は休業、2月中に不定期で1日メンテナンス休業)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
【聴覚】カフェミュージックに耳を傾けて、心地よく癒されよう!
仕上げは、おうちでの心地よいひとときを演出してくれるカフェミュージック。くつろぎタイムやおいしい時間のお供にぜひ♪
イタリアの人気アーティストL.U.C.A.。この曲は波音から始まり、メロディーが次第にリズミカルになっていきます。静かなリラックスタイムからじわりじわりと、映画を観ているかのようなストーリー性のあるメロディー展開に、きっと心地よく酔いしれてしまうはず。
Enya - Even In The Shadows
癒しの音楽で有名なアイルランドの歌姫、Enya(エンヤ)。日の当たる心地の良い特等席で、目を閉じながらこの曲に耳を傾けるだけで、壮大な空間にトリップできるような心地よさです。日中は勿論、夜眠る前のヒーリングミュージックにもいいですね!
Curly Strings – やさしさに包まれたなら
Curly String(カーリー・ストリングス)はエストニアで人気を誇る、男女4人組のバンド。フォークソングのような牧歌的な歌声と楽器の音色が、お部屋でのほっこりタイムにぴったり!ユーミンの名曲をとってもチャーミングに再現していて、何度もリピートしたくなるカバーソングです。
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満たしたい7つの感覚器官に分けて心地の良いリビングの作り方をご紹介しました。もう取り入れている方も、さらに自分流にアップデートしてみたくなったり、付け加えたいくつろぎポイントを見つけられたのではないでしょうか?何気ないことでも、今の空間をより心地のよい場所に変えてくれるかもしれません。大がかりなことはしなくていいので、今日の帰宅時にお花屋さんで好きなお花を探したり、気になるおやつを買って帰るところから始めてみませんか?
ちょっとだけ想像してみてください。
日差しがたっぷりと入り込むお部屋の特等席で、軽いリネンのひざ掛けをパサッと掛けて、ローズマリーの香り漂う大好きなカフェインレスのハーブティーを飲んでいたら、うとうと眠くなってくる… という日常のひとコマ。
いかがでしょうか?これは私の趣味嗜好混じりの理想ですが、こんな心地のよいお部屋で暮らせたらいいなぁと思いませんか?特別なことはしなくても、自分が癒される要素を生活に取り入れていくことで、そこは至福の空間になります!ちょっとわがままなくらいで丁度いいので、もっと「心地よい」を追求してみませんか?