脇役のようで、実はインテリアの“キーアイテム”――時計
だからこそ選びたいのは、理想的なインテリアにちゃんと馴染むだけでなく、洗練された空間を引き立てる“名脇役”として、「掛けるだけ」「置くだけ」でワンランクおしゃれに演出してくれる時計。そんな魅力のある時計とは、具体的にどんなものでしょうか。
素敵なお部屋で見つけた!シンプルな「デザインクロック」たち
インテリアや暮らしの風景を中心に素敵な投稿をされている、2名のインスタグラマーさんがご自宅に迎えた時計を、飾り方のポイントと併せてご紹介します。
@n_____ieさん|アルネ・ヤコブセン “BANKERS”ウォールクロック
ヤコブセンが晩年、デンマーク国立銀行を設計した際に誕生し“最高傑作”と評されている『BANKERS』は、わずか2つしか存在しない希少なオリジナルクロックを基に再現されたもの。50年近くも前に発表されたデザインです。その特徴である、12個のブロックで構成されたグラフィカルなスパイラル状インデックスは、黒地に白で描かれたことで浮き出るように際立っています。
「シンプルなのに、さりげなく存在感のあるデザインにとても惹かれた」と、さっそくお気に入りのようです。サイズは2種類あるうち、小さい方の210mmをチョイス。低めの位置に飾ることや、白い壁とのバランスを考えると“ちょうどいい”サイズ感に思えます。
アルネ・ヤコブセン “BANKERS”テーブルクロック
アラーム機能と、暗闇でも時間が確認できるLED灯が搭載されているので、ベッドサイドの目覚まし時計にぴったり。「サイドボードには必要なものだけ置き、すっきりとさせたい」気持ちに、シンプルなデザインがしっくりときているそうです。耳心地の良いアラーム音も、快適な朝に繋がっているかもしれませんね。
また、洗面所の棚に置くこともおすすめだそう。朝の身支度の際、パッと視覚的に時刻が見やすい文字盤や、清潔感のあるツヤのある白いカラーがおすすめのポイント。確かに、白い空間によく馴染んでいて、とてもクリーンな印象を受けます。
「シンプルで洗練されていて、さりげないけど存在感のあるデザインで空間をキリッと引き締めてくれる。置くだけで素敵な時間が流れていきそう」と、気分までプラスに変えてくれる魅力を感じられたようです。
@achipetitさん|ベーリング ウォールクロック
「洗練されたミニマルなデザイン。そしてこの存在感。この時計があれば他には何もいらない」と、リビングの壁に潔いくらいシンプルに飾られています。直径290mmと210mmの2種類のうち、大きい方を選んだのは“壁に唯一飾るもの”、と決めていたからかもしれません。ステンレスの丸いケースが、真っ白な壁をほどよくシャープな表情にしてくれています。
北欧デザインの特徴でもある、控えめでエレガントなシンプルさとモダンさ。まさにその魅力が詰まったクロックは、インデックスのラインに筆で描いたようなニュアンスがあったり、色使いがミニマルだったりと、まさに普遍的なシンプルモダンデザインです。
カラーは他に、文字盤とケースが黒で、インデックスと針が白になっているタイプもあり、サイズとカラー合わせて全部で4種類展開。「こんなシンプルな時計を探していた!」という方もきっと多いのではないでしょうか。
ベーリング テーブルクロック
ステンレス素材や、洗練されたデザインのキッチンツールが並ぶキッチンの棚にもしっくり馴染んでいます。「邪魔にならないサイズ感も良い」と、どうしても物が多くなる場所でも気軽に置けるところも魅力のようです。
こちらは、リビングの一角。収納ボックスの上に、インテリア雑貨とともにディスプレイされています。ナチュラルなウッド家具とも相性は抜群。置く場所を選ばないことがよく分かりますね。
定番のシンプルなアラームクロックといえば――『BRAUN』
新たに仲間入りしたのは、丸いフォルムのアラームクロックが2型。その一つ〈BC12〉は、実は過去に限定販売されていたものが、満を持して全国展開されることになったものです。文字盤とケースのカラーリングが全部で4種類ありバリエーション豊富。白と黒の組み合わせに黄色の秒針がアクセントになっていて、“ブラウンらしさ”はそのままに、スヌーズ機能が搭載され目覚まし時計としての実用性がより高まりました。
「アラームを止めたあとに、また寝てしまう……」という、朝が苦手な方を助けてくれそうですね。
また、手頃な価格帯も魅力なので、気の利いたギフトにもおすすめのアイテムです。
“ずっと飽きない”から、永い時をともに過ごせそう
今回ご紹介したデザインクロックは、どれもシンプルながら洗練されたモダンデザインで、当たり前のように空間に馴染んでくれるでしょう。そして、なにげない日常をちょっと素敵に引き立ててくれる“名脇役”になってくれるのではないでしょうか。
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キッチンとリビングダイニングを隔てるカウンターの上に載せ、壁に取り付けるのではなく立て掛けるスタイルは是非参考にしたいテクニック。「モルタルの壁と相性が良さそうだと思った」との言葉通り、ニュアンスのある白い壁に黒い文字盤がとても映えています。
『BANKERS』のウォールクロックは、これまで文字盤が白いタイプのみでしたが、新しく白黒反転させたモデルが登場。ファンには嬉しいことに、お部屋に合わせて選べるようになりました。