一工夫でお部屋が見違える！《シーン別》心地よくすごすための「明かりの取り入れ方」

リビングは家族が集い、テレビを見たり、勉強をしたり、さまざまな用途ですごす場所です。多目的な用途に対応できるよう、シーンに応じて明るさや光の色を調整できる照明がおすすめ。シャンデリアやペンダントライト、フロアライトのような装飾的な明かりがあれば、なお心地よい雰囲気づくりができます。

ダイニングの照明は、食事がおいしそうに見え、消化が促進される暖色系の明かりがよいでしょう。消化を助ける唾液は、暖色光のもとでリラックスした状態のときに分泌が多くなります。ペンダントライトや間接照明と組み合わせて、周囲よりも食卓が明るく引き立つように演出します。

ペンダントライトの高さ調整に役立つのが「コードリール」です。一緒に食事をする人の顔がよく見えるよう、テーブル上から70ｃｍ前後を目安に、ペンダントライトの高さを調整します。

疲れを癒し、明日への活力を養うベッドルームでは、横になったときに眩しい光が目に入らないようにするのがポイントです。眠りを誘う「メラトニン」というホルモンは、煌々とした白色光よりも、暖色光の仄かな明かりのもとで分泌が促進されます。上向きの配光のフロアライトなら、天井に反射した光がふんわりとお部屋を包み込んでくれるため、ベッドルームにおすすめです。

目を使う読書や趣味の時間には、部屋全体を適度に明るく保ち、手元を照らす明かりをプラスします。目が疲れにくいように、白熱灯のようなちらつきのないものを選ぶとよいでしょう。LEDライトは、手元で複数の影が出ないタイプを選びます。

デザインが豊富なフロアライトは、シェードの形や素材によって光の広がり方が異なります。ほっこりとした空間を演出してくれるのは、透ける素材のもの。シェード越しのふんわりとした明かりが、あたりをやわらかく照らします。壁際に置いたり、ソファサイドに置いたり、いろいろな場所で活躍してくれる明かりです。

深夜に目が覚めたとき、お部屋の明かりをつけるとその後の眠りに影響します。そんなとき重宝するのが、ランタンのような小さな明かりです。充電式で持ち運ぶこともでき、非常時にも役立ちます。

ソファやテーブルと同じように、明かりもコーディネートを楽しんでみませんか？たとえば、ペンダントライトとテーブルライトを同じシリーズでそろえてみるのはいかがでしょう。お部屋の統一感が出ますし、コーディネートも簡単です。テイストを合わせたり、素材感をそろえたり、お部屋の雰囲気に合わせて自由な発想でコーディネートを楽しんでみましょう。

リラックスしたいときは、お部屋の明かりを落として、わずかな明かりだけですごしてみませんか？タイマー機能付きの LEDキャンドルなら消し忘れの心配もなく、就寝時にも安心して使えます。本物のようなゆらぐ明かりを見つめていると、身も心もほぐれていくでしょう。

明かり付きのアロマディフューザーも、リラックスタイムにおすすめです。気分に合わせて香りを選び、心静かにゆったりとすごしましょう。

ほっとひと息つく時間に、BGMを楽しめる明かりはいかがですか？フロアライトやペンダントライトに装着し、スマートフォンなどのBluetooth対応機器と接続して、BGMを楽しむ電球型のスピーカーです。頭上から音楽が降ってくるカフェ風の雰囲気を満喫できます。