意外と重要な塗装と木の種類
「塗装」の種類と特徴をチェック!
無塗装
特徴
メリット
小さな傷や割れが付いても目立ちにくく、もし傷や汚れが付いてしまった場合は、ヤスリやサンダーなどで削って自分で修理することができます。そして長く愛用していると、経年変化を楽しむことができます。
デメリット
修復&メンテナンス
購入後に割れ止めを削ったり、サンダー(画像)やサンドペーパーで表面を整えたりして、お手入れしてから使用するとキレイに使えます。
傷や汚れが付いてしまった場合は、ヤスリやサンドペーパーなどで削って自分で修理し、こまめに手入れをする必要があります。もしくは、テーブルにPSマットを敷いて使うと汚れや傷の防止になります。
ワックス塗装
特徴
塗装の中ではナチュラルに木の良さを引き出すことができるのが、ワックス塗装です。蝋を原料に木の表面にとどまり汚れから守る塗装のため、無塗装に近いさらりとした木の質感いをいかした仕上がりになります。
メリット
木本来の質感で、無塗装のような自然な仕上がりになり、メンテナンスが自分で簡単にできるのも嬉しいポイントです。この後紹介するオイル塗装もナチュラルな木の質感をいかした仕上がりになりますが、オイル塗装のような濡れ色にならず、さらりとした仕上がりになるため白い木は、その白さをいかすことができます。
デメリット
修復&メンテナンス
オイル塗装
特徴
メリット
デメリット
修復&メンテナンス
ラッカー塗装
特徴
メリット
デメリット
日頃の手入れ
ウレタン塗装
特徴
メリット
デメリット
日々の注意点
「木」の種類と特徴をチェック!
オーク材・ナラ材
特徴
オーク材は主に北米やヨーロッパに自生している木から切り出された無垢材です。北米でとれるオークは産地により、レッドオーク材とホワイトオーク材の2種にわかれます。とくにホワイトオーク(画像)は広葉樹のなかでも、最高級材と言われ、価格も高めですが人気があります。
ナラ材は日本や中国、ロシアなどに自生しているミズナラの木から切り出された無垢材ですが、最近では国産のナラ材はとても希少で、ほとんどは近隣の国からの輸入となっています。
木目や経年変色は?
タモ材・アッシュ材
特徴
木目や経年変色は?
こちらはタモ材。どちらも硬いため、耐久性に優れているので、変形や変色もしにくく購入時の状態を長く楽しめます。色味はライトブラウンで一見オーク材やナラ材にも似てますが、色が白めで板目の隙間が広いのが特徴です。ナチュラルテイストや北欧風のインテリアが好きな方に好まれます。
ブナ(ピーチ)材
特徴
和名はブナ材でビーチ材とも表記されることが多い、昔から家具材として人気のあるブナ材。色は赤みを帯びた白褐色で、見た目のやわらかな雰囲気と違い、材質は硬いため凹みや傷がつきにくく、ダイニングテーブルにも重宝されます。また、曲げに強いという性質もあるので、曲げ木加工を使った家具にもよく使われます。
木目や経年変色は?
弾力性があり、手触りも抜群です。色はピンクがかった白色に近い色が多く、お部屋をやさしい雰囲気にしてくれます。経年変化は比較的少ないのですが、中には反りやすい木の種類もあるので、暖房器具の近く使用すると変形の原因にもなることもあります。経年変色はピンク色が徐々に消えやや黄色みを帯びた落ち着いた色合いになります。明るい雰囲気は北欧風のインテリアやシンプルで明るい和室にも似合います。
アルダー材
特徴
機械加工がしやすい素材のため家具や楽器の素材として人気のアルダー材。デザイン性の高い家具にもよく用いられますが、やわらかいため傷がつきやすいのが難点で、物を落としたりぶつけたりするのを気をつける必要があります。
木目や経年変色は?
木目や節も主張しすぎずやさしい雰囲気が魅力的。伐採直後は白っぽい色をしていますが、時間が経つにつれ淡い赤みを帯びた褐色や淡い黄色みを帯びた褐色に変化し、経年変色により風合いが増すのも魅力の一つです。雰囲気が穏やかなため、ナチュラルテイストやカントリーテイストのインテリアから明るめの和室などのインテリアにも似合います。
チーク材
特徴
木目や経年変色は?
ウォールナット材
特徴
世界3大銘木の1つである日本でも人気のウォールナット材。独特の深みのある濃い色合いはレトロで味わいがあり、非常に強度も高いので、木材に狂いが生じにくく長く愛用できます。
木目や経年変色は?
深みのあるチョコレート色で木目は繊細でまっすぐ。経年変色は少し白っぽくなります。耐衝撃性や接着性に優れているので、丈夫に使用できます。落ち着きのあるインテリアや和室や和モダンなインテリアにも似合います。
マホガニー材
特徴
木目や経年変色は?
チーク、ウォールナットと同じ世界3大銘木の1つであるマホガニー材。高級木材としてとても人気がありますが、天然木の伐採や取引が今では制限されているので市場に出回る数も少なく、より希少な木材として価値が上がっています。軽量でとても頑丈でしかも加工がしやすいので繊細なデザイン家具にもよく使われます。
“黄金色”を意味するマホガニーからもわかるように美しい光沢と艶のある非常に趣のある色合いが特徴です。丈夫で軽く、長く使ううちに経年変色により、さらに艶と赤みのかかった色へ変化し、アンティーク風の落ち着いた佇まいに変化していく楽しみもあります。重厚感のある見た目は、和モダンや趣のあるインテリアに最適です。
一切塗装を施していない無塗装のダイニングテーブルは、無垢材本来の天然の姿や質感、木目の美しさや木の香りなどを堪能できるという嬉しい特徴があります。