洗練と温もりを併せ持つ、”ノルディックモダン”スタイル

この記事では、ノルディックモダンを構成する10のキーワードを紐解き、どんな要素を取り入れればスタイルが作れるのかを考えます。改めてその魅力を知るとともに、作り方を因数分解してみましょう。
「ノルディックモダン」を作るための、10のキーワード
1.デザインチェア

2.テーパードレッグ


繊細なテーパードレッグのソファテーブル。モダンな内装や家具とも、心地よく調和します。シックなアクセントクロスやアートポスターに合わせて、少し引き算をするぐらいのバランスが丁度いいですね。

テーブルと椅子のどちらにも北欧らしいデザインを取り入れると、スタイリッシュな印象になりますね。黒や白、グレーと言った無彩色を取り入れるのも効果的。
3.ハの字脚
4.木製家具

蚤の市が身近だったり、何世代にも渡って家族から受け継いだ家具を使っていることも多い、北欧の人々。ヴィンテージの木製家具は、ノルディックモダンのインテリアに深みを出してくれます。要素を削ぎ落としてシンプルな空間にしたいなら、ぜひヴィンテージの木製家具を加えてみてください。
5.直線×曲線

「モダン」と「北欧デザイン」の違い
6.照明計画

メインの照明のほかに、スタンドライトを配置するとさらにノルディックモダンに。棚の上やソファの近くなどに置いて楽しみましょう。
7.モノトーン


同じモノトーンでも布素材を選ぶと、やさしい雰囲気になりますね。白黒だけでなくグレーを入れると、やわらかさが生まれます。

モノトーンのアイテムをたくさん使いたい場合は、木製家具やファブリックでバランスを取りましょう。冷たい印象が和らぎ、落ち着く空間になります。
8.北欧カラーのアクセント


黄色×青、オレンジ×青は、北欧ブランドのデザインでもよく使われる組み合わせです。ノルディックモダンに使う場合は、なるべく面積を抑えめにして。

こちらはビビッドなグリーンのソファを置いていますが、ほかの色味をブラウンや白黒などに揃えているので、シックで落ち着いた印象になっていますね。ビビッドカラーは1色までにして、全体的には落ち着いたトーンにするのがポイントです。
北欧らしい色遣いは、テキスタイルを参考に
9.ファブリック


あえて明るい色のラグで外してみてもOK。面積が大きいほど、柔らかい印象が強く出せます。
10.アートを飾る


写真を飾るのもおすすめです。モノクロ写真ならインテリアを邪魔せず、お部屋を洗練された印象に格上げしてくれますよ。
デザインチェアが使われる定番の位置は、ダイニング。デンマーク生まれのYチェアは、木製で座面にペーパーコードが使われていることからやさしい印象がありますが、実は北欧らしい色使いのバリエーションも。1つでもインパクトがありますが、並べても素敵です。