素敵な北欧スタイルつくる、「チェア」と「照明」選び
出典: 冬の寒さが厳しく長い北欧では、外食をする習慣があまりなく、家族や友人と過ごす時間を大切にしているのだそう。
家族団らんやホームパーティの時間など、親しい人たちと「楽しいひとときを家で過ごす」ことが日常になっているのです。
北欧スタイルをつくるなら、はずせないキーアイテムが「チェア」と「照明」。
出典: そのようなライフスタイルから、家で心地良く過ごすためのインテリアの名作が数々生まれてきました。
北欧のチェアには、デザインの美しさだけでなく長時間座っても疲れにくい機能性が備わっています。
出典: 照明も同様に、心地良い空間をつくるために欠かせません。
やわらかく照らす良質な光の照明は、北欧での暮らしをより楽しくしてくれるキーアイテムです。
ルイスポールセン社やレ・クリント社など、世界的照明メーカーが多く生まれたのも、このような背景があったからでしょう。
出典: 今回は、このような名作と呼ばれるアイテム、そして北欧ブランドが手に入らなくても気軽に楽しめる「北欧風」チェアや照明の特徴、選びかたをご紹介します。
【セレクトポイント】ナチュラルテイストがお好みなら
出典: 北欧スタイルを意識するとき、外せないのが「木の温もり」。簡素ともいえる無駄なラインをそぎおとした、シンプルなデザインこそ、北欧チェアの真骨頂です。ディスプレイをする台やグリーンを置く台としても活躍します。
出典: デンマークのインテリアプロダクトブランド「HAY(ヘイ)」のチェア。
シンプルながら絶妙なラインや丸み、機能的なデザインが魅力のチェアは、空間の主役となるような存在感を放ちます。
出典: ひじ置きがついたタイプ。広めにとられた座面と、緩やかな傾斜で体を支える背もたれなど、ゆったりと座れる工夫がほどこされています。
出典: 木製チェアには、「硬さ」を感じてしまう方も多いかもしれません。でも、背もたれが美しい丸みあるフォルムなら、木製ということを忘れてしまうような座り心地を感じられるはず。
出典: 木製チェアであれば、デザイン違いで並べても素敵です。
家族それぞれが「自分だけのチェア」と愛着を持って使えるものを選びたいですね。さまざまな樹種がありますが、北欧スタイルを意識するならナチュラルな色合いのオーク材やアッシュ材などがおすすめです。
出典: 北欧のパイン材を薄くスライスして、それらを重ね合わせてデザインされた「ヤコブソンランプ」。点灯していない時もオブジェのように存在感のある逸品です。
出典: 光を灯すと、シェードから漏れる陰影が素敵。お部屋のフォーカルポイントに置けば、照らしたい場所をドラマティックに演出します。
ナチュラルテイストの北欧照明にこだわるなら、ぜひ取り入れたい名作です。
出典: ガラスと木の組み合わせでありながら、ナチュラル感を漂わせるデンマークのデザイングループ、ノーム・アーキテクツが手掛けた「ミルク」。
優しい乳白色のガラスとスツールのような脚が可愛らしいスタンドライトです。北欧らしい木の温もりと、ガラスのモダンさをミックスした、遊び心のあるデザインが素敵です。
出典: モダンなテイストの北欧チェアをお探しなら、シャープな脚、薄めの座面や背もたれ、カラフルなデザインを選んでみてはいかがでしょう。
木の温もりと無機質な素材のミックスが、スタイリッシュなインテリアにもマッチします。
出典: デンマークのトータルインテリアブランドが手掛けたハーマン チェア。
ダークグリーン、ダークブルー、グレー、ブラックなどカラーが選べたり、軽量で持ち運びがラクだったり…北欧らしい住まいを楽しくするアイデアや機能が詰まっています。
出典: 包み込むようなフォルム、シャープでありながら安定感のある脚のデザインが北欧らしい「HAY (ヘイ)」のAAC22 チェア。うつわのように滑らかな曲線を描く座面が映え、空間のアイキャッチにもなります。
出典: キッチンカウンターに合わせて使うハイスツールも、北欧テイストに。
すらりとした木製の脚が特徴。いくつか並べても空間になじむミニマムなデザインで、スタイリッシュな空間に仕上げます。
出典: 言わずと知れた、世界的照明ブランドルイス・ポールセン社。
数ある名作照明のなかでも、ひと際存在感を放つペンダントライトが「PH ルーブル」です。もはや芸術作品とも呼べる美しいデザインは、圧倒的な存在感を放ちます。
出典: 1957年にデンマーク、スコスボーの教会のためにデザインされたPH ルーブルは、光が13枚のシェードに同じ角度であたる設計になっており、グレアのない優しい光を届けてくれます。
アーティスティックなデザインに込められた、良質な光への探求心。北欧照明ならではの「光」へのこだわりを感じさせますね。
出典: デンマークのクラフトマンシップを感じる、木製のシェード、コロンと丸いフォルムが可愛らしいルネ。小さな照明ですが、モダンなインテリアにも溶け込む洗練された美が宿ります。複数取り入れるときには、左の写真のように高さを変えると、よりスタイリッシュな印象に。
出典: 北欧デザインの要となる木製のアイテムはもちろん、木と無機質素材を組み合わせやカラーを楽しめるアイテム、芸術的なデザインなど、北欧インテリアの奥深さを感じさせるチェアや照明をご紹介しました。
お部屋にあるだけで心を和ませてくれる、暮らしを豊かにしてくれるものばかりです。あなたもぜひ、自分らしいアイテムを丁寧に探してみてはいかがでしょうか。
そのようなライフスタイルから、家で心地良く過ごすためのインテリアの名作が数々生まれてきました。
北欧のチェアには、デザインの美しさだけでなく長時間座っても疲れにくい機能性が備わっています。