眠い朝も心地よく。洗面所にこだわる
美しく使いやすい。洗面所インテリアのポイント
生活感を抑えるには「収納」が鍵に
こちらは、カゴや引き出しケースを使って収納しています。
洗剤や洗濯ネットはカゴに入れて取り出しやすく、引き出しケースには掃除道具をしまっているそう。
洗濯に必要なモノ、掃除に必要なモノなど、用途によって分けると家事の時短にも繋がりますね。
「家事動線」を意識した間取りに
洗濯時など家事動に含まれる洗面所は、「間取り」も使いやすさのポイントになります。
これから新築やリフォームを検討しているなら、キッチンからのアクセスが良い位置に洗面所があると便利。料理をしながら洗濯をする…なんて効率よく家事の同時進行も叶います。
掃除しやすい環境づくりを
「清潔感」は洗面所の必須条件
洗面所インテリアで忘れてはならないのが「清潔感」です。家族が毎日使う場所であり、汚れやすい水まわりですが、いつもきれいな状態を保ちたいもの。そのためには、ちょっとした工夫が必要です。
洗面台まわりはモノを少なく
特に汚れやすい洗面台周りは、置くモノを減らして掃除をしやすい空間にしましょう。
水まわりが常に整っていれば、こまめなお手入れがしやすくなります。歯ブラシや歯磨き粉などはできるだけ飾り棚や洗面台の収納へ。手洗い石けんやインテリアグリーンなど、最低限のモノだけを置くようにしてみましょう。
細々としたものは「ひとまとめ」に
どうしても置かなければならないモノは、バスケットやトレーなどにまとめておくとすっきりとした印象に。掃除する時にも、まるごと別の場所に移動できるため便利ですよ。
色を統一する
洗面所にはできるだけ派手な色を使わず、ベーシックな色で統一すると落ち着いた印象に仕上がります。ナチュラルなインテリアがお好みならベージュのベースカラーに木目調を取り入れるのがおすすめです。
モダンなインテリアがお好みなら、白やベージュ、ライトグレーなどのベースカラーに、深みのあるダークカラーを差し色に取り入れてみては。大人っぽく、ホテルのように高級感のある空間に導きます。
参考にしたい。素敵な洗面所インテリア
白で統一した清潔感のある空間
住宅事情によっては、小さく窓のない空間であることが多い洗面所は、白を取り入れて広く見せるのも良いですね。
こちらのお宅では、クロスやタイル、収納ボックスや洗剤ボトルを白で統一して明るい空間に。白を異素材で取り入れることで、同じ色を使っていても奥行きのある素敵なインテリアに仕上がります。
出し入れしやすいオープン棚は、よく使うタオルや洗面用品を収納するのにぴったり。生活感が出るモノも、白で統一されたボックスや容器に入れることで、こんなに美しくまとまります。
ホテルのように洗練された洗面所
ホテルのように洗練された洗面所は、誰もが憧れるのではないでしょうか。
こちらのお宅では、デザインの良いアイテムに絞って、オープン棚にディスプレイ収納しています。また、タオルやディスペンサーもこだわり抜いて、バランスよく配置しているのはさすがです。
空間に余裕があるなら、洗面所に小さなチェアを置くとドレッサーにも。お気に入りのチェアに腰掛ければ、忙しい朝も、優雅な気分で身支度を整えられそう。
温かみのある光で大人の空間に
洗面所では、身支度を整えるだけでなく癒しの時間を過ごせたら素敵ですね。心地良い空間づくりに役立つのが、温かみのある光です。
間接照明やアンバーな色合いの照明がひとつあるだけで、洗面所のイメージがシックな雰囲気へと変わります。
天井に直付けした全体照明は昼白色の明るい光でも、洗面台周りの照明だけは時間帯や好みによって光の色を調節できると良いですね。光を使い分けることも、心地良い空間づくりには欠かせないアイデアです。
洗面所を自分らしく美しく整えよう
あなたもぜひ、自分らしく使いやすいインテリアに近づけていきませんか。きっと朝に身支度をする時間が、今よりずっと楽しみになるはずです。
モノが溢れがちな洗面所。生活感と上手く付き合うためには、置くモノを「厳選する」ことが大切です。気になるものは扉付の収納にしまうか、カゴを使った収納を徹底するなど「隠す収納」を意識してみてください。
こちらのお宅は、透明のケースを使っているので何がどこにあるのか一目瞭然。
ボトルの洗剤類、洗顔料やハンドソープ、タオルなどアイテムごとに仕分けしています。
詰め替えタイプのレフィルなどは、派手なパッケージが多いため、透明ボトルに詰め替えてのだそう。