コンパクトなおうちに住んでいると、家具の置き場所や収納に悩むことがあるかもしれません。日本の家は昔から、布団の上げ下げや襖の開け閉めなどでお部屋を広く使う工夫をしてきました。現代でも、家具の選び方やや収納方法を選べば、小さなお部屋を広く、効率よく使うことができるかもしれません。2019年10月25日作成
引っ越してきてはじめの頃は広々と使っていたはずなのに、なんだか最近お部屋が狭く感じる…ということはありませんか。生活が変化していくとともに、お部屋にあるモノが増えていくこともありますよね。また、これから引っ越すお部屋が立地はいいのだけどちょっぴり狭い…なんて方にも、ぜひこちらの記事を参考にしていただければと思います。狭いお部屋を快適に使うための、家具や収納選びのヒントを集めました。
狭いお部屋では、動かせる収納があると便利です。家具や収納の定位置を決めてしまうよりも、使いたいときに使いたい場所へ動かせると作業の効率もアップしそう。キャスター付きのスリムなラックがあれば、調理の際には近くに置いて、使わないときには隙間に収納しておくことができて便利ですね。
スリムなワゴンは、ランドリールームや洗面所でも活躍します。洗面所まわりで案外場所をとるのが、ケア用品や洗剤など。おうちによっては、洗面台近くの収納があまりないこともあるかもしれません。スリムなラックにひとまとめにしておけば、身支度や洗濯の際にはさっと引き出して使えますし、普段は邪魔にならないところに場所を取らずに収納できそうです。
常温保存の食材や乾物の収納場所に困ったときにも、動かせる収納が活用できます。果物やソースの瓶を無造作に置いておくと、海外のようなおしゃれなインテリアに様変わり!こちらの画像のような、メッシュのバスケットで通気性がいいアイテムを選ぶのもおすすめです。
子育て中のママを悩ませる、子供のおもちゃの収納。普段は目が届くリビングで遊んでいるけれど、来客のときにはスマートに収納したいと考える方もいらっしゃると思います。そんなときにも、動かせる収納が大活躍。キャスターがついたおもちゃボックスなら、とりあえずおもちゃを入れて蓋をしてしまえば楽に動かすことができます。
海外の映画やインテリアで、キッチンワゴンを使っているのを見たことはありませんか。調理器具やお茶を入れる道具などの収納場所に困ったら、キッチンワゴンを収納として活用するのもおすすめです。見せる収納として手軽に取り入れられ、来客時にはお料理やお皿を運ぶのに使ったり、サイドテーブルとして使うこともできますよ。
お気に入りの雑貨を飾ったり、鍵や小物を置くちょっとしたスペースを作りたいときには、突っ張り棒を活用してみましょう。さらに突っ張り棒につけられる棚を取り入れると、壁を傷つけることなくスペースを作ることができます。場所を変えたくなったら簡単に動かせる点もいいですね。
狭いお部屋を工夫して広く使う方法のひとつに、「折りたためる家具を選ぶ」ということがあります。普段は使わないけれどたまに必要になるときに使いたい、その逆で普段は使っているけれど、来客時やくつろぐときにはしまっておきたい。そんな便利な使い方ができる折りたためる家具を選ぶのも手です。こちらは、折りたたみができるテーブルです。しっかりとした作りで、読書や書き物をするのにちょうど良さそうです。
テーブルを使わないときには、こんなふうにコンパクトに畳んで置くことができます。クローゼットの中に立てて収納したり、ソファやベッドの下にスペースがあればそこに隠しておくこともできますよ。
子供のおもちゃを入れて置いたり、ランドリーバスケットとして使ったり。マルチに使えそうなバスケットもいいですね。折りたたみができて多用途に使えると、しまったり移動させたりと工夫してながく愛用できそうです。出しっ放しにしていてもおしゃれに見えるバスケットにぬいぐるみなどを入れて収納、中のおもちゃを出しているときにはコンパクトにたたんでおくと、遊びの邪魔にもなりにくそうですね。
洋服やストール、バッグをかけておく場所がないお部屋には、折りたためるラックもおすすめです。明日着る服を準備したり、帰ってきたときに上着をかけて置いたり。そんな置き場所があると便利ですよね。折りたたみができるアイテムを選ぶと、使わないときにはコンパクトにしまって置けます。
先ほどのラックを折りたたむと、こんなにコンパクトに!壁に立てかけておくと、動線を妨げることもなさそうですね。
インテリアに違和感なく馴染むアイテムを選ぶのも、お部屋を広く見せるコツのひとつです。優しい天然木の物干しスタンドを取り入れて、ナチュラルなお部屋の雰囲気に馴染んでいて素敵ですね。こちらのスタンドも、コンパクトに折りたたむことができます。
洗濯物を取りこんだ後など、使わないときにはコンパクトにたたんでしまっておきましょう。隙間にすっと立てかけておける大きさで、スペースが節約できそうです。よく部屋干しをする方、これから物干しスタンドの購入を考えている方は、折りたたみができるアイテムをぜひ検討してみてください。
ちょっとパソコンを開いて調べ物や仕事をしたいときや、家計簿をつけたり手帳を書きたいときに、デスクとチェアがあるといいですよね。デスクを置くとお部屋を狭く感じてしまう…という場合には、折りたたみのできるものを選んでみましょう。使わないときには折りたたみ、クローゼットなど邪魔にならない場所にしまっておくことができます。作業をするときにさっと開くと、ワークスペースが簡単に作れますよ。
最後にご紹介するのが、「重ねる」という方法です。重ねて置いておくと幅を取らず、コンパクトに収納できます。スツールは重ねて収納できる優れもの。来客用にスツールが何脚かあるおうちで取り入れられそうな方法ですね。スツールは椅子としてだけでなく、ちょっとしたサイドテーブルとしても使えるので便利そうです。「多用途に使えるアイテム」をあらかじめ選んでおくのも、省スペースに繋がるかもしれません。
ボックス型の収納なら、重ねるのも楽々。同じシリーズでも、高さや色合いがそれぞれ異なるボックスを重ねて、サイドテーブルのように使っています。スペースの節約だけでなくテーブルとしての役割を兼ねていて、一石二鳥のアイデアですね。
「動かせる」「折りたためる」「重ねる」方法を活用すれば、お部屋をより効率的に使うことができるかもしれません。小さなおうちがもっと居心地よく、快適に過ごせる場所になりますように♪
みずの ともこ
娘と息子が大好き、2児の母。フードスタイリスト、衣食住ライターです。珈琲は...
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