おうちに観葉植物を飾りたい…。でも、何を選べばいい?
お部屋に合う観葉植物を探してみよう
step1*あなたの好みはどんなタイプ?簡単な種類分けでチェック
葉っぱが大きいもの
葉っぱが小さいもの
小さい葉の観葉植物は、ちょっとしたスペースに置くのにぴったり。窓辺や戸棚などにさりげなくあるだけで、気持ちを和ませてくれます。キッチンやトイレにもおすすめですよ。
上に向かって育つもの
枝を伸ばして上へ上へと育つものは、順調にいけばかなりの大きさになることも。増えた枝や葉を剪定したり、大きな鉢に植え替えたりする作業が必要になります。
つる状に伸びるもの

つる性の植物は葉が先へ向かって伸びていくので、棚の上に置いたり、吊り下げて飾るのに人気の種類です。おしゃれなハンギングプランツには、このタイプの植物が適していますよ。
脇から葉が増えていくもの
茎がそれほど伸びない代わりに、脇から新しい葉がどんどん生まれる植物もあります。このようなタイプも、ボリュームが出たら剪定や植え替えなどの世話をします。
step2*観葉植物はどこで買えるの?
園芸店はもちろん、観葉植物はホームセンター・雑貨屋・100均ショップ・インターネットなど、様々な形態の店舗で販売しています。いろんなお店を覗いて比べてみるのもいいですね。
step3*おうちに合う観葉植物を見つけよう!人気の10選
室内の吊り下げにもおすすめ。"つる性"の植物
【ホヤ】(キョウチクトウ科)
熱帯植物の【ホヤ】は、夏の直射日光には弱いものの、一年を通して日光を好むタイプ。ピンクが混じった葉や、ハート形の葉など、種類も豊富です。6月から9月頃に可憐な花を咲かせます。
【アイビー(別名・ヘデラ)】(ウコギ科)
【アイビー】(別名・ヘデラ)は、寒さに強く、日陰でも育つ丈夫なタイプ。班入りの葉や丸みのある葉などがあるので、種類の違うアイビーを寄せ植えで育てるのも楽しいですよ。
【ポトス】(サトイモ科)
熱帯地方に自生する【ポトス】は寒さに弱いため、冬は日なたに置くのがベスト。つるを上に向けて伸ばすと葉が大きく成長しますが、吊り下げて下へ向けると幼葉の状態を維持できます。
100均でも人気。"小さい葉"の観葉植物
【ピレア】(イラクサ科)
熱帯植物の【ピレア】は日なたを好み、冬以外は室外でもよく育ちます。葉は班入りのものが多く、緑の濃いものや赤みがかったものなど、品種も様々です。
【ペペロミア】(コショウ科)
【ペペロミア】は非常に種類が豊富で、上に向かって伸びるものやつる状のものなど、育ち方も異なります。熱帯植物ですが直射日光に弱いため、日陰やカーテン越しに日が当たる場所などに適しています。
【タマシダ(別名・ネフロレピス)】(ツルシダ科)
【タマシダ】(別名・ネフロレピス)は、一般的にシダと呼ばれるポピュラーな植物。日陰を好み、ボリュームがあるので吊り下げて飾るのにぴったりです。
リビングの主役にいかが?"大きい葉"の植物
【ドラセナ(通称・幸福の木)】(キジカクシ科)

「幸福の木」という通称で人気が高い【ドラセナ】は、日当たりの良い場所を好む植物。順調に育つとかなり大きくなりますが、好きな高さで枝を切れば、そこからまた新芽が出ます。
【テーブルヤシ】(ヤシ科)
ヤシには様々な種類がありますが、【テーブルヤシ】は比較的小型で育てやすいタイプ。日差しの強い夏以外は、日なたを好みます。茎を剪定すると枯れてしまうため、ボリュームが出た時は株分けして調整します。
【オーガスタ(別名・ストレリチア)】(バショウ科)
ツヤのある大きな葉っぱが目を引く【オーガスタ】(別名・ストレリチア)は、カーテン越しに日差しを当てると葉がよく開きます。古い葉は根元でカットすれば大丈夫。大きく育つと、鳥のような形の花を咲かせます。
【サンスベリア(別名・トラノオ】(リュウゼツラン科)
【サンスベリア】は別名・トラノオとも呼ばれ、まさに虎の尾のような個性的な葉が特徴。直射日光を避けつつ、一日に数時間ほど日に当てるとよく育ちます。ごくまれにではありますが、可憐な白い花を咲かせることもあります。
step4*ここがポイント!観葉植物に合った育て方
日なたと日陰、どちらを好む?
観葉植物の元気がなくなる原因として多いのが、直射日光の当てすぎや日照不足。その植物がどんな日照条件を好むのか調べて、ベストな場所を見つけてあげましょう。また、夏の直射日光に弱いなど、季節による違いもあるのでご注意を。
水やりの頻度はどれくらい?
水のやりすぎや不足も、植物にとっては死活問題。土の湿り具合を確かめながら、適度に水をあげるのが大切です。この場合も「夏は多く・冬は少なく」など、季節によって変わる植物が多いため、確認してみて下さいね。
大きくなったら植え替えや株分けを
植物が育つと鉢の中が根でいっぱいになり、成長の妨げになってしまいます。一回り大きな鉢に植え替えたり、株分けをしてボリュームを減らしたりしてあげましょう。園芸用の土を使う他に、人工の土を利用する「ハイドロカルチャー」という栽培方法もおすすめですよ。
土が湿るときのこが生えることも…
実は意外と多いのが、観葉植物の土から"きのこ"が生えてきたというトラブル。これは、土や肥料の中に菌類や胞子などが混じっていることが原因なんです。きのこが生えるのは、土が湿った状態が続いているから。植え替えたり、土を天日干しすると環境が改善されます。
葉が大きい観葉植物は、一鉢でしっかり存在感が出るのが魅力。大きく育つものが多いので、床置きで飾るのも素敵です。