用途で空間を区切り、メリハリのある子供部屋に
お勉強と遊びのスペースを分けて
棚でお勉強スペースと遊びのスペースを区切り生活にメリハリのある子供部屋を。こちらは子供部屋内だけではなく、リビングの一角に棚で空間を区切り子供部屋（勉強スペース）を作るのにも応用できますよね。居室数が少なく子供部屋を作るのが難しい方や、まだ1人の子供部屋は早いな…と思う方には、リビングの一角にちょこっとスペースを作るというやり方も良いですね。
ベッド・勉強机・収納棚が一体になる家具であれば、あまり広くないお部屋でも生活にメリハリをつけることができるのではないでしょうか。お勉強の時は机を取り出し、お友達が遊びに来たら全てまとめて広い空間で遊ぶことが。
睡眠・勉強・収納を縦の空間で区別したもの。大きくなったら少し狭く感じてしまうかもしれませんが、小さな子供であれば十分。狭まった空間のほうが集中力が増すこともあるので、お勉強の際には良いかもしれませんね。子供にあった余白の使い方を考えてみましょう。
2人で1つのお部屋も、ちょこっと自分のスペースを
仕切るのは勉強スペースと遊ぶスペースだけではありません。兄弟がいる子供部屋は2人で1部屋という事もありますよね。
別の壁面に机を置いても良いですが、スペースに限られる場合、同じ壁面に机を並べるとスペースを有効に使えることが多いすよね。お勉強を教えてあげたり上手くお勉強できていれば良いのですが、ついつい仲良く遊んでしまうという問題が出てきたり…
そんな時は、ラックで間仕切りしてみては。どの様な物でも良いのでワンクッション置くだけで、1人で集中できるスペースに。折角なら収納も完備したラックはお部屋が整理されるのでお勧めです。
お部屋や暮らしにあった家具選びを
子供の勉強机は、高価なもの。昔は大きく重く、「いかにも」な勉強机は子供が成長したら子供っぽく感じて、結局あまり使わず…ということもありましたよね。今は大人でも使いたい、おしゃれな勉強机や、スペースのないお部屋にも置けるコンパクトな机が沢山。お部屋の広さやライフスタイルに無理のない勉強机を選びましょう。
コンパクトなお部屋には、調整できるデスクを
くるくる回すとデスクが出てくるもの。デスクの脚にはローラーもついているので簡単にデスクを出すことが。収納もたっぷりあるのでお勉強道具をしまうこともできますね。
左側がエクステンションになっており、天板を伸ばすことができる机。参考書や資料をたくさん開く時には天板を長くできる優れもの。使っていない時には、すっきりコンパクトになるので、スペースのない子供部屋にも最適。
スライド天板のついた机。天板を伸ばすことができるデスクはちょっとしたものを乗せるに便利。また、角もカーブがあり丸いので、ついつい夢中になって遊びぶつかってしまっても痛くないのが子供に優しいですね。
組み合わせの椅子も楽しんで
シンプルな木の勉強机は椅子を変えるだけで印象が変わります。上の写真の用に革やビニール素材だと大人っぽく、木や布製は優しい印象に。成長や趣味の変化にともなって、椅子でイメージを変えることも。
どの部屋にも馴染む移動も楽々な机
とてもコンパクトな勉強机ですが、小さなお子様がお勉強するのには十分なサイズ。ダイニングテーブルとつなげて使うがコンセプトの勉強机はリビングテーブルに合わせても違和感がありません。リビング学習にはぴったりな机。子供部屋でお勉強が主になったら簡単に移動させることもできるので、成長に合わせて好きな場所でお勉強できますね。
2人で1つの勉強机でも
椅子がなければシェルフにも見える横長のデスク。奥行きが狭いのでコンパクトなお部屋にも圧迫感なく設置できますね。遊ぶ時には椅子を壁際に寄せ広い空間を。これなら2人でお勉強することもできるので兄弟のいる方にもお勧め。リビングに置いてもお洒落なインテリアになるので子供の勉強机を越して、様々な用途で長く愛用できそう。
収納棚も統一感を
シンプルでコンパクトな机が流行っている為、勉強机自体に収納が少ないことも。そんな時は教科書など収納する棚は机と統一感のある色やデザインを。全ての家具を同じシリーズや似たものに揃えるのは大変ですが、お勉強用の机・収納棚と関連するものだけでも揃えるとまとまります。
ファブリックで子供らしさを
長く使える家具を…と考えてしまうとシンプルで可愛さに欠けるお部屋になってしまうことも。それでは、子供は楽しくありませんよね。せっかくなら子供らしさのある、今しかできないお部屋にもしたいもの。
好きなものがない時には、自分でつくる
カラーボックスを脚にして板を乗せた勉強机。設計事務所のデザイナーさんなどもよくするアイディア。自分でサイズを調整できるので、お部屋にあったサイズを作れます。カラーボックスは収納棚にもなりますのでお勉強道具の収納場所も確保できます。
こちらも低めのカラーボックスに天板をのせ、色を抑えた大人っぽい勉強机。中々ピンとくる勉強机に出会えない方や、転勤が多いご家族には大きな家具は購入すべきか悩むもの。まずはこれで…とお試しで作ってみても、費用は抑えられ、お手軽なので良いかもしれませんね。
毎日の習慣に、簡単な収納場所を
収納を難しく考え過ぎると、考えるだけで疲れてしまい上手くいかないことも。こんな風に気楽に収納場所を考えることから始めてみませんか。子供も細かい収納では続かなくなってしまいます。極力簡単に、子供が自分で片づけをできるお部屋に。
収納スペースを一か所にまとめる
子供用をぎゅっとまとめた収納スペースを作るのもおすすめ。こんな風にカラーボックスを利用して物の置き場所を決めてあげれば、使い終わった後は戻す習慣が子供にも生まれます。朝の忙しい時に、あれがない…これがない…がなくなりそうですよね。
快適な子供部屋づくりを楽しんで
いかがでしたか。自分のお部屋を持つと、子供も大人に近づいた気分になりますよね。お勉強も遊びも思いっきりできる、子供にとって快適なお部屋をつくってみませんか。
元々、子供部屋があったご家庭も、子供が小学校へ入学すると遊ぶスペースの他にお勉強スペースをつくらなければ…と思っている方もいるかもしれません。空間が曖昧だと、誘惑に負けてしまい、勉強机についても気が散ってしまい集中できない事も。けれども遊ぶことも子供にとって大切な事。どちらも思いっきりできる為にはメリハリがあり、スペースを有効に使っているお部屋が良いのではないでしょうか。