お正月飾りの種類とそれぞれの意味について
門松
一年中、青々としていることから松や杉は縁起が良いとされ、中でも、神様を「祀る」「待つ」という意味を受けて、門松には松を飾るようになったとされています。

最近では、竹と松だけのシンプルでスタイリッシュな門松も多く見かけるようになりました。玄関先を飾る門松は、シンプルなデザインでも、存在感があります。
しめ飾り(しめ縄)

しめ縄作りに使われる植物にはそれぞれ意味があり、『新しい藁』は古い年の不浄を払い、『裏白』は長寿、『ゆずり葉』は子孫の繁栄、『橙』には家系の繁栄といった願いが込められています。
本来の「しめ縄」とは、新しい藁・裏白(うらじろ)・ゆずり葉・橙(だいだい)などをあしらって作ったお飾りのことをいいます。
鏡餅
このような事から、お正月にやってきた年神様の居場所として、鏡に姿形が似た『鏡餅』を用いるようになったといわれています。

鏡餅を飾る場所は、昔は床の間や玄関先とされていましたが、近年、床の間のない家庭も増えたため、家族が集まるリビングやダイニングに置くのが一般的です。
お正月の飾り&インテリアアイディア
しめ飾りを飾って

おしゃれでモダンなしめ飾り。藁と白く大きなドライフラワーを使った個性的なデザインで、お部屋の目立つところに飾るのがおすすめです。テーブルにもお正月らしい食器や重箱などを飾って、新年を迎える準備を☆
リースを飾って
お正月らしい生花や植物を置いて

カラフルな色合いの多肉植物の寄せ植えで作った門松。本格的な門松を置く場所がなくても、窓辺に飾るだけでお正月の到来を感じさせます。

しめ縄や門松などお正月飾りを特別に用意しなくても。一輪挿しに南天の実を飾るだけでお正月らしい雰囲気に。
白い陶器の一輪挿しにするだけで、神が宿る神聖な場所に感じます。
鏡餅を飾って
だるまを飾って
色んなアイテムでお正月アレンジ
鳳凰の箸置き
水引の一富士二鷹三茄子
アイロンビースのお正月ガーランド
富士山のモビール
お正月飾りはいつからいつまで・・・?
準備はいつごろ始めるの?
片付ける時期と処分方法
「松の内」とは、関東では1月7日、関西では1月15日で、その他の地方によっても違いがあるようです。
おわりに…

いかがでしたか?
日本の古くからの習わしである、お正月飾り。形式が多少変わっても、素敵な一年となるよう祈りながら、新しい年を迎えることに変わりはありません。
それぞれのご自宅に合わせたお正月飾りを使い、年越しの雰囲気楽しみながら、新年を気持ちよく迎えましょう♫
本来、門松には縁起が良いとされる松・竹・梅の3種類の植物を組合せて設えます。最近ではドアの片側だけに置くような1体だけのものも見かけますが、新年のお祝いらしい本格的で豪華な門松は、今でも人気があります。