深みのあるカラーに惹かれる。「TONE」の銅製品をインテリアに

深みのあるカラーに惹かれる。「TONE」の銅製品をインテリアに

シックで落ち着いた色合いが魅力のブランド「TONE(トーン)」のアイテムは、なんと「銅」でできています。ふだんはあまり馴染みのない銅製品ですが、「TONE」のインテリアは柔らかな色合いでやさしくお部屋を彩ってくれるものばかり。その魅力の背景には、400年もの伝統に裏打ちされた「高岡銅器」の着色技術と、最先端のプロダクトデザインの出会いがありました。思わず部屋にお迎えしたくなる「TONE」のアイテムと、その魅力の秘密をご紹介します。2015年12月01日作成

カテゴリ:
インテリア
ブランド:
tone
キーワード
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深みのあるカラーに惹かれる。「TONE」の銅製品をインテリアに
出典:tone-orii.com

「TONE」を生み出す「momentum factory Orii」とは?

「TONE」シリーズは富山県高岡市の工房「momentum factory Orii(モメンタムファクトリーオリイ)」のインテリアブランドのひとつ。そもそもは銅から作られる仏具や伝統工芸品を着色する「折井着色所」として昭和25年に創業した工房です。
出典:www.facebook.com

「TONE」シリーズは富山県高岡市の工房「momentum factory Orii(モメンタムファクトリーオリイ)」のインテリアブランドのひとつ。そもそもは銅から作られる仏具や伝統工芸品を着色する「折井着色所」として昭和25年に創業した工房です。

もともと花瓶や茶道具、仏具などで高く評価されてきた「高岡銅器」は、江戸時代から続く400年もの歴史を誇ります。現在でも銅製品の分野では全国で9割のシェアだとか。
その製造工程は完全に分業化されており、「折井着色所」は高岡銅器の着色工程を担ってきました。
出典:www.mf-orii.co.jp

もともと花瓶や茶道具、仏具などで高く評価されてきた「高岡銅器」は、江戸時代から続く400年もの歴史を誇ります。現在でも銅製品の分野では全国で9割のシェアだとか。
その製造工程は完全に分業化されており、「折井着色所」は高岡銅器の着色工程を担ってきました。

不思議な色合いをつくりだす着色技術

実はこの銅器の暖かな色合い、塗料を使っていないんです。色々な技法や薬品との化学反応で着色する伝統的な方法によってこの豊かな色のバリエーションを生み出しているというから驚きですよね。
たとえばこの「煮色」という方法。銅器を硫酸銅と炭酸銅の溶液で煮込む技術です。表面に透明感が出て繊細な味わいになるのだとか。
出典:

たとえばこの「煮色」という方法。銅器を硫酸銅と炭酸銅の溶液で煮込む技術です。表面に透明感が出て繊細な味わいになるのだとか。

なんとこちらは「糠」を塗り付けて焼くことで着色する技術「糠焼」。糠のあとが模様として浮かび上がるそうですよ。
出典:

なんとこちらは「糠」を塗り付けて焼くことで着色する技術「糠焼」。糠のあとが模様として浮かび上がるそうですよ。

この「おはぐろ」は日本酒、酢に鉄くずなどを入れて寝かした溶液を専用のホウキではきあげながら焼き付け、染め付ける方法です。特別な薬品だけではなく、このように身近な食材も利用されながら技術が磨かれてきたのですね。
出典:

この「おはぐろ」は日本酒、酢に鉄くずなどを入れて寝かした溶液を専用のホウキではきあげながら焼き付け、染め付ける方法です。特別な薬品だけではなく、このように身近な食材も利用されながら技術が磨かれてきたのですね。

通常、金属は加熱すると柔らかくなるため、熱を利用する着色は薄い素材には向かないとされてきました。ですが、Oriiさんはこの美しい着色をインテリアに応用することに挑戦し、その努力が「TONE」シリーズへと通じています。

「TONE」のコンセプト

「TONE」のコンセプトとして、次のような言葉が公式サイトに掲げられています。
トーン

明暗や色調を表す言葉。
ときに体調や気分を表す言葉としても使われます。

暮らしの中で、日々少しづつ変化する日常。
toneは、無意識に使われ方や場所を変えながら
永く使い継ぐ暮らしの道具です。

使う程に素材感を増し
まるでデニムを履き込む様に
ゆっくりと美しく
暮らしに溶け込んでいきます。
出典:CONCEPT | tone
「TONE」は、伝統を守りつつ新たな試みにもチャレンジする「momentum factory Orii」とプロダクトデザイナー・戸田祐希利氏の出会いにより生まれました。
出典:www.shop-orii.com

「TONE」は、伝統を守りつつ新たな試みにもチャレンジする「momentum factory Orii」とプロダクトデザイナー・戸田祐希利氏の出会いにより生まれました。

戸田氏は各地の伝統技術を現在の生活に馴染ませるようなデザインを手がける方。この出会いが歴史ある高岡銅器を現代の衣食住に自然に溶け込ませるという「TONE」のコンセプトを生み出したんですね。
出典:www.shop-orii.com

戸田氏は各地の伝統技術を現在の生活に馴染ませるようなデザインを手がける方。この出会いが歴史ある高岡銅器を現代の衣食住に自然に溶け込ませるという「TONE」のコンセプトを生み出したんですね。

「TONE」のアイテム

使い込むほどに素材感が増すという銅。その日々の変化も楽しみなものです。

tray(トレイ)

使い勝手のよいトレイは丸皿と角皿の2種類。たださりげなく小物を置くだけで、トレイそのものもレトロ感のあるオブジェのようなたたずまいになりますね。
出典:tone-orii.com

使い勝手のよいトレイは丸皿と角皿の2種類。たださりげなく小物を置くだけで、トレイそのものもレトロ感のあるオブジェのようなたたずまいになりますね。

薄い銅板の自然な曲線がとても素朴で美しい雰囲気を醸し出しています。
出典:tone-orii.com

薄い銅板の自然な曲線がとても素朴で美しい雰囲気を醸し出しています。

bucket(バケツ)

大きなサイズと小さなサイズが用意されたバケツは、使い方も本当にたくさん。色も6色とバリエーションが多く、いくつかそろえておきたいアイテムです。
出典:www.shop-orii.com

大きなサイズと小さなサイズが用意されたバケツは、使い方も本当にたくさん。色も6色とバリエーションが多く、いくつかそろえておきたいアイテムです。

植木鉢として使うと、その鈍い輝きが植物の緑を引き立たせてくれます。ほかにもワインクーラーや小物入れなど、機能性の高いシンプルなフォルムは様々なシーンで活躍してくれるはず。
出典:tone-orii.com

植木鉢として使うと、その鈍い輝きが植物の緑を引き立たせてくれます。ほかにもワインクーラーや小物入れなど、機能性の高いシンプルなフォルムは様々なシーンで活躍してくれるはず。

pendant light(ペンダントライト)

ペンダントライトは「WIDE」と「SPOT」の2種類。どちらもどこかノスタルジックなフォルムをしていて、銅の穏やかな表情ととても相性よくお部屋を暖かく照らしてくれます。
出典:tone-orii.com

ペンダントライトは「WIDE」と「SPOT」の2種類。どちらもどこかノスタルジックなフォルムをしていて、銅の穏やかな表情ととても相性よくお部屋を暖かく照らしてくれます。

シェードの内側は着色されておらず、磨き上げられた銅の輝きが光を穏やかに反射します。
出典:

シェードの内側は着色されておらず、磨き上げられた銅の輝きが光を穏やかに反射します。

mirror(ミラー)

ユニークな形の手鏡は現代アートのよう。古くから銅は鏡の素材として使われてきていることを考えると感慨深い一品でもあります。
出典:tone-orii.com

ユニークな形の手鏡は現代アートのよう。古くから銅は鏡の素材として使われてきていることを考えると感慨深い一品でもあります。

clock(クロック)

時計は何気なく視線を送ることの多いインテリア。お気に入りの色合いのものを使えば、気持ちもゆったり落ち着くのでは。
出典:tone-orii.com

時計は何気なく視線を送ることの多いインテリア。お気に入りの色合いのものを使えば、気持ちもゆったり落ち着くのでは。

おわりに

伝統技術の数々は、その時代にあったかたちに姿を変えて伝え続けられてきました。「TONE」もまた、高岡銅器を後世に残す存在になるのかもしれません。
うっとりと穏やかな気分にさせてくれる「TONE」シリーズ、ぜひ注目してみてくださいね。
暮らすひと暮らすところ
暮らすひと暮らすところ,戸田 祐希利
「TONE」のデザイナー・戸田祐希利氏が運営する「暮らすひと暮らすところ」の公式サイトです。

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