「茶箱」って?？
茶箱は本来、お茶を保存するものですが、その優れた防湿性・防虫性は衣類や米、乾物、カメラなどの精密機械、ひな人形など大切なものの保存にも、たいへん適しています。大事に扱えば、何十年も使うことができる茶箱。最近では、インテリアとしても注目されています。
静岡で茶箱を作っているのはたったの6軒。
職人さんの手で、一つ一つ丁寧に作られています。
すでに貴重な品になりつつあるのかもしれません。
サイズはいろいろ。
新品の茶箱はこんなにきれいな木目をしています。
年月を経て、独特の味わいに変わっていく過程も楽しみの一つ。
中に貼られているトタンには防湿効果が、杉には断熱効果があります。
衣類だけではなく、カメラなどの精密機械の収納にもおすすめです。
ミニサイズはお米を入れて。
高さが半分のものは、着物の収納にも向いていそう。
杉の木目が美しく、全てが本当の一点もの。
プラスチックの収納はリビングに出してはおけないけれど、茶箱ならインテリアを邪魔しません。
押し入れにしまいこむのははもったいないくらいの、美しい木目です。
女の子のお祭りに飾る大切なお雛様は、防カビ、防湿の効果がある「茶箱に収納」がオススメ。
一年に一度のことだけど大切なものは木箱へINしましょう。段ボールに入れておくよりも断然イメージUP、ですよね♪
インテリアとしての「茶箱」
畳にソファのレトロな空間にも。
ローテーブルの代わりとしてソファの前にポンとさりげなく置いて。
経年の色合いが素敵です。
中にはリビングで使うものを収納しておけば使い勝手も良し！
インテリアを邪魔するものはこの中にざっくり収納して。
こちらアイアンと古材の椅子に合わせたアンティークな茶箱。
コンクリートの床に直に置かれて味わいが増します。
こちらはお客様用のベンチとして茶箱が活躍しています。
やっぱりコンクリートとの相性バッチリですね!
- 住所
- 名古屋市中村区太閤通6-8
- 営業時間
- 12:00～18:00
【重要】事前ネット予約制
・電話やメールでの予約は不可
・ご予約はご来店希望日の当日朝9時より〈ネット予約〉にて受付します
- 定休日
- 水曜・木曜 ※その他臨時休業あり
- 平均予算
- ￥1,000～￥1,999 /￥1,000～￥1,999
蘭字ラベルの茶箱も
制作には江戸時代からの印刷技術やシステム、デザイン力を培っていた浮世絵職人絵筆が携わっていたそうです。目を引く美しいデザインのものが多いのもうなずけますね。
蘭字ラベルの茶箱が、すっかり気に入ってしまった様子のわんちゃんの姿も。
アンティークな佇まいが絵になります。
こんなオリジナルデザインも
こちらは大切なレコードを保管している茶箱。
シールやステッカーで全体をデコレーション。持ち主さんの愛着とデザインセンスが光ります。
収納するものは??
防湿、防カビ、防臭性に優れているので、非常食やお米を入れても長期の保存もOK。
茶箱はしまわずに、上にかごを置いたりしてちょっとした小物置きに使っても◎
季節ごとの衣類を収納しても。
防虫性に優れているので、冬の衣類には特におすすめ！
湿気に強いので大切な写真を入れるのにも良いですね。
外側に布を張ってオリジナルに
「インテリア茶箱」というハンドクラフトも確立されています。元が茶箱だったとは思えないほどの仕上がり。
トワル・ド・ジュイ風の布を貼り、アンティーク調の洋室にもしっくりなじみます。
布を変えればアジアンテイストにも。
マリメッコのとびきり鮮やかな布を使って、北欧風茶箱を作っても良いですね。
湿気に強く、耐久性に優れ、日本の風土にぴったりの茶箱は、プラスチックのような軽薄さがなく、杉板のシンプルであたたかみのある風合いが素敵。