1.まずは物件探し。エリアや眺めなどもしっかりチェック
住むエリアは長く住む上で大切にしたいポイント
新築にも言えることですが、賃貸のように何度も引越しをしない物件の購入では、長く住むことになるので地域についてもよく検討することが必要です。高齢化が進んでいる地域では、将来的に空き家が増えたり、周りのお家にお子様がいなかったりする可能性もあります。
景観は住まいの快適さに大きく影響を与える
景観も一朝一夕で変わるものではなく、住まいの素敵さに大きく影響を与えるもの。景色が良いところは、やはり住んでいても気持ちが晴れやかになります。購入前に、各部屋からの眺めも内覧して確認しておきましょう。
2.しっかり相談に乗ってくれるリノベーション会社を選ぶ
リノベーションは、間取りも決まっており、工事が完了している新築の住宅を購入するのとは異なります。こちらの希望と、設計や建築のプロの意見をすり合わせながら、理想の住まいを作っていく共同作業が必要です。二人三脚で相談に乗ってくれるパートナーとなる会社を見つけることが大切です。
物件選びから一緒にしてくれる会社なら安心
リノベーション会社の中には、物件がおおよそ決まったら、購入前に一緒に物件をまわり、傷みやリノベーション可能な範囲などを調査してくれる会社もあるので、あとから思い描いていたリノベーションができないとならないためにも、物件選びから手伝ってくれる会社に頼むのがおすすめです。
デザインにこだわるなら好みの実績がある会社を
おしゃれと一概に言っても、ブルックリンスタイルのような男前インテリアなのか、北欧スタイルのような木のぬくもりを感じるインテリアなのか、ビビッドで海外のようなインテリアなのか色々です。美容室のように、気に入ったリノベーションの切り抜きや写真でもイメージを伝えることは可能ですが、なるべくなら同じようなデザインを得意としている会社の方が引き出しもたくさんあり、良いアドバイスがもらえます。
理想のイメージは事前に思い描いておくとスムーズ
細かい間取りやパーツまで決めておく必要はありませんが、雑誌の切り抜きやInstagramなどの写真などで、理想のイメージを思い描いておくことは大切です。その方が、相談もスムーズに進み、予算も実際とはかけはなれた金額にはなりにくいでしょう。
3.無理のない計画で。ローンを借りる手続きを進めよう
リノベーションする物件も決まり、依頼する会社も決まったら、住宅ローンやリフォームローンの審査の手続きを始めましょう。審査には、書類を準備したり、また銀行側でも手続きがあったり、思ったよりも時間がかかります。手続きが終わるまでは工事が始められないなどの場合もありますので、早めに動き出しましょう。
こだわりつつもかかる費用はしっかり考えて
リノベーションで理想の暮らしを実現するのはもちろん素敵なことですが、そのために無理をしてローンが暮らしの負担になってしまっていては本末転倒。お子様にかかる費用などもしっかりと考え、リノベーションにかけられる予算を決めましょう。
リノベーションの内容によっては国の助成金の対象になる場合も
省エネ性能や耐震性能を上げるなど、ある一定の基準をクリアするリノベーションを行えば国から補助が出る場合もあります。リノベーション会社に聞いても、自治体や国のサイトなどを参考にして対象になりそうなものがあるかどうか調べてみるのも良いでしょう。
4.《施主支給》や《DIY》でもっと楽しいリノベーションを
リノベーションは、会社任せにするのではなく、一緒にお家を考え、参加していくことでもっと楽しく充実したものなります。毎日過ごす場所だから、きっと思い出にも残るはずです。
使うパーツや家具などを自分で購入する《施主支給》
例えば、電気のスイッチや洗面やキッチンの蛇口、トイレットペーパーホルダーや照明など、インターネットや雑貨屋さん、小道具屋さんには可愛いアイテムがたくさんあります。依頼するお客さんが自らその商品を購入し用意する《施主支給》は、リノベーションの現場ではよく出てきます。ただし、工事の日程にも関わるので、リノベーション会社と相談し、いつまでに準備が必要か確認しましょう。
《DIY》すると愛着もわきメンテナンス方法もわかる
壁を塗ったり、タイルを貼ったりするなど簡単な作業は《DIY》で手伝わせてくれる会社もあります。自分で作ることで、お家を作る大変さを感じられたり、愛着が湧いたり、簡単な不具合なら自分で直せたりするのがメリットです。
リノベーションで憧れの暮らしを手に入れよう
雑誌や本に載っていて素敵だなと思っていたリノベーション。なかなか自分でできる気がしなくて諦めていた方も多いですよね。けれど、いざ動き出してみると、どんどん楽しくなって、きっとやってみたくなるはず。リノベーションに興味のある方はぜひ、この記事を参考に理想の暮らしの準備をしてみてくださいね。
リノベーションは、中古の戸建てやマンションに行うのが一般的。稀に、小屋や学校などをリノベーションすることもありますが、基本的にその物件に住むことを考えている場合は設備面なども考えてインターネットの中古物件情報や町の不動産屋さんから探します。