「見せる収納」「しまう収納」というキーワード。実際にやってみようとすると「何を見せて、何をしまうか」「使い勝手や便利さとのかねあい」などが悩みどころ。収納上手なブロガーさんの実例や、おしゃれな収納アイテムを参考に、わが家でもマネしてみたくなるアイディアをご紹介します。

カゴやバスケットは、ナチュラルな雰囲気を損なわずに、見せたくないものをさりげなく隠すのにおすすめ。たとえば蓋付きのカゴをベッドサイドやソファのそばに置いておけば、パジャマやブランケットなどをさっとしまえます。

キャスター付きのかわいいボックス。上部がフラットになっているので、ベンチやサイドテーブルとしても活躍します。子供部屋でおもちゃをしまったり、リビングの雑貨入れなどにおすすめ。

水回りや物置などで必須の「バケツ」。こんなにかわいいカラーバリエーション＆蓋付きなら、応用範囲が無限に広がりそう。掃除道具入れやアウトドア、ガーデニングなどで活躍するのはもちろん、ダストボックスとして使ったり、子供のおもちゃをまとめたりするのにも便利です。

カトラリーや調味料、調理器具などで雑然としがちなキッチンの引き出し。トレーや調味料ボトルなどを統一することで、全体をすっきりと見渡せるようになります。見た目に美しく気持がいいだけでなく、こうして片付け場所が決まることで、将来的にも「キレイ」を維持することができるんです。

雑然としがちなクロゼットも、ボックスやハンガーを統一することでスッキリ見せられます。服の色や丈がグラデーションになるように並べるのもテクニックですね。

日用品のストックも、同じ形のファイルボックスやケースを並べることでスッキリと。中身の見えないファイルボックスにはラベルを貼っておくと出し入れがスムーズです。

リビングや寝室などの広い壁面にオープンシェルフを置くと、空間に立体感が生まれます。モノをいっぱいに詰め込みすぎず、余白を活かしながら雑貨や本などを並べていけば、おしゃれ感のあるディスプレイに。

帰ってきてすぐにクローゼットにしまいたくないコートやストールなどを、まるでショップのディスプレイのように見せてくれるドレスハンガー。足元には引き出しがついていて「しまう収納」としても活躍。手袋など、お出かけ用の小物を入れておくのに便利です。

リビングやキッチン、ホールなど、場所を問わず「見せる収納」として活躍するのがウォールシェルフ。食器類や雑貨、グリーンなど、比較的小さめなものを置くのに向いています。色合いや形、高さなどを揃えるとリズム感ある壁面に。

残り数を把握しておきたいストックや、空気を通してあげたい根菜などは、メタルバスケットに無造作に入れるだけで、ちょっぴりハード感のあるストレージに。スタッキングできるので、買い置きしても大丈夫。

湿気のこもりがちな水回りでも、メタルバスケットは大活躍。洗面所など家族みんなが使う場所は、どこに何があるかひと目で見えるようにすることで、誰もがストレスなく使えます。

鮮やかな果物の色が映える、マーブル（大理石）のトレイ。テーブルに出せば、まるで静物画のモチーフのように決まりそう。

木製のカトラリートレイ。カジュアルなホームパーティの時などは、このまま食卓に出して自由に取ってもらうスタイルはいかが？

頻繁に洗い替えするタオルは、カウンター上に出しておいても埃が溜まらず、湿気もこもらないので衛生的。タオルをモノトーンに揃えることで、目に見えるところに出しておいてもごちゃつきません。

お気に入りのアクセサリーは、箱にしまいこまずにスタンドにかけておけば、使わない日でも目に入るたび幸せな気分に。人に見せるというよりは、自分で「見て楽しむ」収納ですね。

調味料や洗剤など、濡れた手で扱うことがあるものは、引き出しなどにしまうよりも外に並べて置いたほうが便利。容器やラベルを統一することで、整然としたスタイリッシュな空間になります。