まずは、フィンランドを代表するアーティスト、オイバ・トイッカが手掛けるイッタラ・バードコレクション。圧倒されるこの美しさは、2世紀以上の歴史を誇るイッタラのヌータヤルヴィ工場において長年培ったガラス技法を用い、完全なハンドメイドで制作されています。

オイバ・トイッカのバード作りには原画もスケッチも無く、すべての鳥は手吹き技法で作られているので、ひとつとして同じものはありません。

鳥の生命感とオブジェの美しさを両立するバードコレクションは、それぞれに性格を持ち、何か語りかけてくるような愛嬌があります。無機質なインテリアに、美しいひとつの命が宿るような気さえしてくるのです。

1990年代から製作が開始された、服をモチーフにしたワードローブシリーズの花瓶は、上品で女性らしいオブジェ。淡い色合いは、部屋全体を優しい雰囲気に変えてくれます。季節に合わせて花を生ける楽しみも♪

彼女は自身の作品だけでなく、グスタフスベリ社時代の人気作品の復刻も手掛けています。そのアンティークな姿は、北欧の雄大な自然や歴史を思わせ、名作家具にもよく馴染みます。

デンマークの芸術作品のパイオニアであるカイ・ボンスンの、動物をモチーフにした木製人形。全て円や直線などの分かりやすい形にデフォルメされているにも関わらず、動物たちの動きや表情を的確に捉えています。

関節のあちこちを動かして遊べるので、大人だけでなく子どものおもちゃにもぴったりです。仮に口に入れてしまっても無害な素材を使用しているため、安心して遊べますね♪

デンマークのアーキテクトメイド社の木製のバードオブジェ。アーティストのハンス・ブリングがデザインしたこのダック＆ダックリングは、コペンハーゲンの街で実際にあった、アヒルの親子が道路を横切るために警察官が車をとめて横断を手助けしたという可愛い事件からインスピレーションを受けたもの。

世界的に有名なデンマークのフレンステッドモビール社のモビールは、モダンなデザインから可愛らしいものまで幅広くあります。モビールとは、紙やプラスチックなどの軽い素材を糸などで吊るし、バランスを取って安定するように計算されたオブジェ。 微妙な空気のながれを受け取り、揺れたり回転したりします。

人気が高い気球のモビールは、窓際に飾ると本当にゆらゆらと気球が飛んでいるかのような美しさです。カラフルなモビールは、その可愛らしさと珍しい動きで、大人から子どもまで楽しめます。

北欧らしく、カモメや渡り鳥などの鳥のモビールも素敵です。様々な種類があるため、我が家に似合うデザインを見つけたいですね♪