お気に入りの逸品で大人時間。お酒がおいしくなる器の選び方

お気に入りの逸品で大人時間。お酒がおいしくなる器の選び方

おいしいお酒をよりおいしく楽しむためには、器選びにもこだわりたいもの。とはいえ、器によって味わいが違ってくることは知っていても、実際にどんな器が、どのお酒にどんな効果をもたらすのかまで理解して選ぶのは大変ですよね。そこで今回は、器選びの際おさえておきたいポイントに加え、ビール・日本酒・ワインなどのお酒ごとに気を付けたいポイントをご紹介。あなたのお気に入りのお酒をもっと楽しむために、器選びで迷わないヒントをお伝えします。2020年12月24日作成

カテゴリ:
生活雑貨
キーワード
食器酒器グラス選び方陶磁器
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器の違いが、お酒の味や香りを変える

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器がお酒に影響を与えるポイントとしては、大きく2つあります。1つ目はお酒の味わい。器の素材によって別の風味が加わったり、お酒を口に含んだ時の勢いや量の違いによって印象が変わったりすることがあります。2つ目はお酒の香り。器の底の形や口の広さによって空気に触れる面積が変わり、香りの印象にも変化をもたらします。器にこだわることは、お酒を味だけでなく嗅覚や触覚でも楽しむこと。この記事では、より深くお酒を知るために、具体的にどういったポイントに気を付ければよいのかをご紹介していきます。

目次

これだけはおさえたい!器選びの3つのチェックポイント

1.「ふちの厚み」は、お酒の第一印象を左右する

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器のふちは、お酒を飲む時唇が最初に触れる場所です。ぽってりとした器から、ほどよい厚みのもの、今にも割れてしまいそうな繊細な薄さのもの…ふちには様々な厚みがあり、それによりお酒の印象にも影響を与えます。

味わいを強める。ふちが薄いもの

ふちが薄く作られた器は、唇に接する面が少なく、口当たりがシャープな印象になります。また勢いよく、一度に多くのお酒を口に含むことができるのも特徴。お酒そのものを感じるのを助けてくれ、よりダイレクトに味わいを楽しむことができます。
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ふちが薄く作られた器は、唇に接する面が少なく、口当たりがシャープな印象になります。また勢いよく、一度に多くのお酒を口に含むことができるのも特徴。お酒そのものを感じるのを助けてくれ、よりダイレクトに味わいを楽しむことができます。

味わいを穏やかに。ふちが厚いもの

ふちに厚みのある器は、口に当たった時やわらかくなめらかな感触を与えます。また薄い器に比べて口の中にゆっくりとお酒が入ってくるため、味わいの印象を穏やかなものにしてくれるのが特徴。神経をとがらせる必要なくお酒を楽しめるので、普段のおうち飲みや、ゆったり飲みたい時にもぴったりです。
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ふちに厚みのある器は、口に当たった時やわらかくなめらかな感触を与えます。また薄い器に比べて口の中にゆっくりとお酒が入ってくるため、味わいの印象を穏やかなものにしてくれるのが特徴。神経をとがらせる必要なくお酒を楽しめるので、普段のおうち飲みや、ゆったり飲みたい時にもぴったりです。

2.「素材」は、味わいの印象を決める

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一口にお酒を飲むための器といっても、使われている素材はガラス、金属、陶磁器、木などさまざま。それぞれに特徴があり、お酒の種類や楽しみ方によって合う素材も変わってきます。

ガラス|本来の味わいをそのまま届ける

ガラスは、味も香りも感じない、お酒に対してはニュートラルな素材です。味わいにも影響を与えないので、よいお酒も悪いお酒も、ストレートに本来の味を届けてくれるのが特徴。そのため繊細な味わいのお酒を入れて、その繊細さを味わうような場合にも使うことができます。利き酒をしたい時にもガラスの器が最適です。
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ガラスは、味も香りも感じない、お酒に対してはニュートラルな素材です。味わいにも影響を与えないので、よいお酒も悪いお酒も、ストレートに本来の味を届けてくれるのが特徴。そのため繊細な味わいのお酒を入れて、その繊細さを味わうような場合にも使うことができます。利き酒をしたい時にもガラスの器が最適です。

錫|味わいをまろやかにしてくれる

ステンレス、銅、錫などが使われることの多い、金属の器。金属の種類によって特徴はさまざまですが、特に錫で作られた器は抗菌性が高く、雑味を取り除いてお酒をまろやかにしてくれます。日本では古くから酒器に使われてきた素材でもあり、日本酒が好きな方なら一度は錫の器でお気に入りの日本酒を飲んでみたいですね。
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ステンレス、銅、錫などが使われることの多い、金属の器。金属の種類によって特徴はさまざまですが、特に錫で作られた器は抗菌性が高く、雑味を取り除いてお酒をまろやかにしてくれます。日本では古くから酒器に使われてきた素材でもあり、日本酒が好きな方なら一度は錫の器でお気に入りの日本酒を飲んでみたいですね。

陶磁器|うつわの感触も味わいのひとつに

陶器や磁器は器に厚みが出ることが多く、口当たりに大きくかかわる素材。また素材によっても印象が異なり、土で作られる陶器はあたたかな雰囲気。釉薬の有無、塗りの違いなどを、お酒を飲みながら肌で感じられるのも楽しみのひとつです。つるつるとした表面を持つ磁器はお酒がなめらかな印象になり、また違った味わいが楽しめます。
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陶器や磁器は器に厚みが出ることが多く、口当たりに大きくかかわる素材。また素材によっても印象が異なり、土で作られる陶器はあたたかな雰囲気。釉薬の有無、塗りの違いなどを、お酒を飲みながら肌で感じられるのも楽しみのひとつです。つるつるとした表面を持つ磁器はお酒がなめらかな印象になり、また違った味わいが楽しめます。

木・竹|一味違った風味を与える

木や竹は、独特の香りが感じられる素材。木や竹で作られた器でお酒を飲むと、その香りとお酒が混然一体となり、新しい味わいを生み出します。また口当たりにも大きくかかわる素材で、独特の香りとともにお酒をまろやかに、やさしく感じさせてくれる効果も。一味違ったお酒を楽しみたい時には、ぜひ試してみてくださいね。
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木や竹は、独特の香りが感じられる素材。木や竹で作られた器でお酒を飲むと、その香りとお酒が混然一体となり、新しい味わいを生み出します。また口当たりにも大きくかかわる素材で、独特の香りとともにお酒をまろやかに、やさしく感じさせてくれる効果も。一味違ったお酒を楽しみたい時には、ぜひ試してみてくださいね。

3.「口の広さ」「底の形」で、香りの奥行に差が生まれる

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器の口の広さや底の形は、お酒が空気に触れる面積と、器を傾けたとき口に入ってくるお酒の勢い・量に直結します。これにより、より香りを感じやすくなったり、香りをまろやかにしたりする効果も。逆に香りを抑えて、お酒本来の味をダイレクトに伝えてくれる形状の器もあります。

底から口まで真っすぐに立ち上がる「ストレートタイプ」

ストレートタイプの器は、口に含んだ時の印象や立ちのぼる香りにあまり影響を与えないため、お酒本来の味わいを最もダイレクトに感じられる器。ただし香りが逃げやすい形なので、お酒の香りではなく味わいを中心に楽しみたい時に使うのがおすすめです。
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ストレートタイプの器は、口に含んだ時の印象や立ちのぼる香りにあまり影響を与えないため、お酒本来の味わいを最もダイレクトに感じられる器。ただし香りが逃げやすい形なので、お酒の香りではなく味わいを中心に楽しみたい時に使うのがおすすめです。

底から口までが緩やかな曲線を描く「お椀タイプ」

お椀タイプの器は、お酒が空気に触れる面が大きいため、味わいも全体的にまろやかになり、熟成感を感じさせてくれます。香りも比較的よく立つので、香りと味わい、どちらもしっかりと感じたい時におすすめ。時間の経過による味わいの違いを楽しむのにも向いていて、ワインや熟成感の強い日本酒などを飲む時にぴったりです。
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お椀タイプの器は、お酒が空気に触れる面が大きいため、味わいも全体的にまろやかになり、熟成感を感じさせてくれます。香りも比較的よく立つので、香りと味わい、どちらもしっかりと感じたい時におすすめ。時間の経過による味わいの違いを楽しむのにも向いていて、ワインや熟成感の強い日本酒などを飲む時にぴったりです。

口が狭くすぼまり、底が広がった「つぼみタイプ」

ウィスキーやブランデーのテイスティングなどにもよく使われるつぼみタイプ。空気に触れる面積は広いですが、空気が逃げる口が狭いつくりになっているため、弱い香りでもしっかり感じられるのが特徴です。もちろん強い香りはより強く感じさせてくれますし、感じる味わいも強めてくれます。
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ウィスキーやブランデーのテイスティングなどにもよく使われるつぼみタイプ。空気に触れる面積は広いですが、空気が逃げる口が狭いつくりになっているため、弱い香りでもしっかり感じられるのが特徴です。もちろん強い香りはより強く感じさせてくれますし、感じる味わいも強めてくれます。

口が大きく広がった「ラッパタイプ」

ラッパタイプの器は、空気にお酒が触れる面積が大きく、お酒を注いですぐに香りが立ちのぼるのが特徴。ただし香りが強くないお酒を入れると印象が薄くなってしまうため、日本酒なら吟醸酒・大吟醸酒、ビールならエールビールなど、しっかりとした香りがあるお酒に使いましょう。
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ラッパタイプの器は、空気にお酒が触れる面積が大きく、お酒を注いですぐに香りが立ちのぼるのが特徴。ただし香りが強くないお酒を入れると印象が薄くなってしまうため、日本酒なら吟醸酒・大吟醸酒、ビールならエールビールなど、しっかりとした香りがあるお酒に使いましょう。

【ビール編】泡立ちとビールの種類で選ぼう

泡立ちにこだわる時は、器の内側をチェック

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ビール好きの方にとって、泡がしっかりできるかどうかはとても大切です。ガラスや磁器といったつるつる素材を使ってしまうと、注いだ時の勢いで泡はできても、すぐにしぼんでしまったり、すぐに潰れる泡しかできなかったりします。おうちでもお店のようにしっかりと泡立てたい場合は、器の内側がざらざらしているもの、凹凸があるものにこだわってみてください。
例えば、こちらの錫のタンブラーのように内側がでこぼこしていると、きめ細やかなしっかりとした泡が立ちます。一口飲み進めるたびにビールがこの内側に触れ、新たな泡も発生。飲み終えるまで常に泡を楽しむことができます。釉薬掛けされていない陶器の器も内側がざらざらしているため、同様の効果が期待できますよ。
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例えば、こちらの錫のタンブラーのように内側がでこぼこしていると、きめ細やかなしっかりとした泡が立ちます。一口飲み進めるたびにビールがこの内側に触れ、新たな泡も発生。飲み終えるまで常に泡を楽しむことができます。釉薬掛けされていない陶器の器も内側がざらざらしているため、同様の効果が期待できますよ。

ラガーは縦長、エールはふくらみのある器を

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ビールは、大まかに分けてラガービール(下面発酵)とエールビール(上面発酵)に分けることができます。ラガービールは日本でよく飲まれるタイプのビールで、しっかりしたのど越しとさっぱりした苦みが特徴。その味わいや香りをダイレクトに楽しめるよう、薄手の細長いグラスにするのがおすすめです。
IPAやスタウトなどが含まれる、エールビール。苦みが強いもの、フルーティーな香りがするものなど種類によって味わいは様々ですが、共通しているのは豊かな香りです。器を選ぶ時には、この香りがしっかり味わえるよう、底が丸く口が狭まっているものを選びましょう。ラガービールのように縦長の器を選ぶと、香りが逃げてビール本来の味わいを楽しめなくなってしまうのでご注意ください。
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IPAやスタウトなどが含まれる、エールビール。苦みが強いもの、フルーティーな香りがするものなど種類によって味わいは様々ですが、共通しているのは豊かな香りです。器を選ぶ時には、この香りがしっかり味わえるよう、底が丸く口が狭まっているものを選びましょう。ラガービールのように縦長の器を選ぶと、香りが逃げてビール本来の味わいを楽しめなくなってしまうのでご注意ください。

【日本酒編】楽しみたい温度と香りに気を付けて

飲みたい日本酒の温度で選ぶ

どの温度にするかによって、香りや味わいが大きく変わる日本酒。温めると甘みやうま味が立ち、香りが飛んでしまう一方、冷たくすれば香りや酸味をしっかりと感じることができます。日本酒によっても最適な温度帯は変わってくるので、飲みたいものがどんなお酒なのかも確認しながら、器選びを始めましょう。

徳利はしっかり日本酒を温めたい時に

お湯やレンジで湯気が立つほど温めた日本酒は、温度が高い順から「飛び切り燗」「熱燗」「上燗」と呼ばれます。温度にムラができるとおいしさに影響が出てしまうため、均一に温めるために、少しずつ温かさが伝わる陶器や磁器の徳利を使うのがおすすめ。徳利にはくびれがあり、一度温まれば熱が逃げにくいので、お猪口で少しずつゆっくり楽しみたい時にも向いています。その性質を利用して、冷酒を楽しむのにも使われます。
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お湯やレンジで湯気が立つほど温めた日本酒は、温度が高い順から「飛び切り燗」「熱燗」「上燗」と呼ばれます。温度にムラができるとおいしさに影響が出てしまうため、均一に温めるために、少しずつ温かさが伝わる陶器や磁器の徳利を使うのがおすすめ。徳利にはくびれがあり、一度温まれば熱が逃げにくいので、お猪口で少しずつゆっくり楽しみたい時にも向いています。その性質を利用して、冷酒を楽しむのにも使われます。

常温やぬる燗なら、「片口」「ぐい吞み」で

徳利ではなく、ふちに注ぎ口のついた「片口」をお猪口と一緒に使う方も多いのではないでしょうか。徳利と片口の大きな違いは、空気に触れる面積です。片口はより広く空気に触れるため香りが立ちやすく、40℃程度のぬる燗から20℃前後の常温でお酒を楽しみたい時におすすめ。しっかりとした香りを感じられるお酒に向いています。また直接お酒を飲む器である「ぐい呑み」も口の形が広いことが多く、片口と同様の温度帯の日本酒に最適です。
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徳利ではなく、ふちに注ぎ口のついた「片口」をお猪口と一緒に使う方も多いのではないでしょうか。徳利と片口の大きな違いは、空気に触れる面積です。片口はより広く空気に触れるため香りが立ちやすく、40℃程度のぬる燗から20℃前後の常温でお酒を楽しみたい時におすすめ。しっかりとした香りを感じられるお酒に向いています。また直接お酒を飲む器である「ぐい呑み」も口の形が広いことが多く、片口と同様の温度帯の日本酒に最適です。

香りの高い吟醸酒にはワイングラスもおすすめ

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特に日本酒の香りを楽しみたいという時には、ワイングラスがおすすめです。日本酒用の酒器は口が開いているものが多く、実は香りを感じ取るのには向いていないつくり。口がすぼまったものが多いワイングラスは、繊細な香りをしっかり感じさせてくれる優れものなんです。実際に海外で日本酒が飲まれる時にはワイングラスが用いられ、その香りまで楽しんでいるのだとか。吟醸酒や大吟醸酒の、フルーティーで華やかな香りを感じたい時には、ぜひワイングラスを試してみてください。

【ワイン編】好きなワインの特徴に合った器を

迷ったら、赤でも白でも使えるチューリップ型

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ワインをおうちで楽しむ時、様々な形のあるワイングラス選びは悩みの種。たくさんの種類のグラスを買って使い分けるのも大変なので、とりあえずひとつ買ってみたいけれど…と悩む方も多いですよね。そんな方におすすめなのが、いわゆる「チューリップ型」と呼ばれるタイプのもの。基本的には白ワイン用とされますが、赤・ロゼ・スパークリングいずれのワインにも使うことができ、ワイン本来の香りや味わいもしっかり感じることができます。
薄手に作られることの多いワイングラスは、割れやすいので嫌煙されがち。特に初めてワイングラスを試してみるという方は、足のついていない、安定したグラスもおすすめです。ワインを入れる部分の形は通常のワイングラスと同じなので、同様の香り・味わいを楽しめますよ。
出典:unsplash.com

薄手に作られることの多いワイングラスは、割れやすいので嫌煙されがち。特に初めてワイングラスを試してみるという方は、足のついていない、安定したグラスもおすすめです。ワインを入れる部分の形は通常のワイングラスと同じなので、同様の香り・味わいを楽しめますよ。

重口の赤ワインにはボルドー型を

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ワイングラスを大まかに分類すると、チューリップ型の他にボルドー型、ブルゴーニュ型、モンラッシェ型、フルート型があるとされています。ボルドーワインのように複雑でしっかりとした渋味のある重口赤ワインには、この中ではボルドー型がおすすめです。チューリップ型よりも縦に長く、グラスの曲線が真っすぐなのが特徴。グラスを少し傾ければワインが口の中に入り、ゆっくりと口の中を流れるため、渋味がまろやかになって、複雑な味わいをしっかり感じられます。

香りを楽しみたい赤ワインにはブルゴーニュ型を

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大きなふくらみに、すぼまった口を持つグラスは、ブルゴーニュ型と呼ばれています。グラスをかなり傾けなければワインが口に入ってこないため、勢いよくワインが口に流れ込むことで、香りをより引き立ててくれるのが特徴。香りの複雑さや広がり、余韻などをしっかり感じたい赤ワイン、例えばブルゴーニュワインなどを飲む時におすすめです。

繊細な香りの白ワインにはモンラッシェ型を

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白ワインはチューリップ型のグラスでも十分に楽しめますが、より楽しみたい方にはモンラッシェ型と呼ばれるタイプのグラスもおすすめです。このタイプのグラスはボルドー型と比べると背が低く、バルーンのようなふくらみを持っているのが特徴。繊細で多様な香りを持つワイン、熟成感を持つワインを飲む時には、その魅力を存分に引き出してくれます。

スパークリングはフルート型でなくてもOK

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スパークリングワインといえば、縦に長く伸びたフルート型のグラスが思い浮かびます。お祝いの席などでもよく使われ、場を華やかにしてくれますよね。空気に触れる面積が狭くなり炭酸が抜けにくくなることや、泡が浮かび上がる様子が美しいことからスパークリングに最適と考えられることが多いですが、香りや味わいをしっかり楽しみたいならふくらみのあるタイプのグラスもおすすめです。
フルート型は縦長で口が開いたつくりになっていることから、香りが逃げ、酸味が立ちやすくなります。これに対しふくらみのあるグラスでは、香りをしっかり感じることができ、味わいの印象も大きく変わります。高級なスパークリングワインやシャンパンなどが手に入った時には、ぜひ試してみてくださいね。
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フルート型は縦長で口が開いたつくりになっていることから、香りが逃げ、酸味が立ちやすくなります。これに対しふくらみのあるグラスでは、香りをしっかり感じることができ、味わいの印象も大きく変わります。高級なスパークリングワインやシャンパンなどが手に入った時には、ぜひ試してみてくださいね。

器選びは容量やデザインにもこだわって

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この記事では、お酒の味わい・香りに影響を与える、器の形と素材に焦点を当てました。しかし実際の器選びでは、自分スタイルのお酒の飲み方ができる容量なのか、好みの色やデザインなのかも大切。飲みたいお酒や試してみたい味わいから最適な形と素材が見つかったら、そうしたポイントも忘れずにチェックして、自分だけの器を見つけてみてくださいね。

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