有次(ありつぐ)とは?
有次の看板が見えてくるとワクワク、ドキドキするという人も!
ズラリと並んだ包丁類
包丁を研ぐところも見れます

出典:www.flickr.com(@Everjean)
お店の方が包丁を研いでます。
ここで包丁の研ぎ方を徹底的に叩き込まれる京都の料理人の見習いの人たちは多いそうです。
有次とその周辺
のれん分けをしたのが東京・築地にある有次
京都の有次からは大正7年(1918年)に独立したお店。当初は日本橋の魚河岸の辺りで開業していたものの、のちに築地場内外市場に移転。いまも営業を続ける老舗包丁専門店。
有次の歴史
江戸時代の1637年に京都市内中央域を地図で表した「洛中絵図」、1685年発行の京都観光案内書「京羽二重(はぶたえ)」のいずれにも、同地に居住する「鍛冶所」として「有次」の名が登場するという。
こんな本も出版されています
有次といえば、包丁。料理人にもファンが多い
たくさんの料理人が有次のものを愛用しています。
有次の包丁を使って調理をしているという資生堂パーラーの総料理長。
“包丁は自分で買え”と、先輩に言われたんです。当時は20歳そこそこでお金も無かったし、人から借りた包丁を使っていたんですね。でも、“コックは自分で買った包丁を自分で研いで仕事をしていくものだ”と教えられて、初めて自分でお金を出して買ったんですよ。それがこの数本の包丁です。中には買い替えて新しいものもありますが、ほとんどが、30年以上の付き合いになりますね。
切れ味が悪くなってきたら。砥石を使った包丁の研ぎ方
野菜や、お刺身などを切っているときに、切れ味が悪くなってきたな…と感じたら包丁研ぎのタイミング。
最近では、便利なシャープナーも販売されていますが今回は昔ながらのやり方、砥石で研ぐ方法をご紹介します。
最近では、便利なシャープナーも販売されていますが今回は昔ながらのやり方、砥石で研ぐ方法をご紹介します。
片刃の和包丁の研ぎ方
両刃包丁の研ぎ方
うまく研げない時は。職人さんにお任せしても
築地・有次さんで、包丁研ぎや修理を受け付けています。
研ぎ、修理について
有次の包丁、もしくは他社製の包丁も、研ぎ、修理等、承ります。 メール、Tel、現物の写真等、包丁の状態を御連絡いただければ、後日、見積りなどを 御連絡致します。 研ぎ、修理の費用に付きましては、包丁の種類、傷み具合に等の違いによって、多少異なります。
家庭用の包丁 ¥700~
業務用 ¥1,500~ (柄を替える場合は、別途実費がかかります。)
お支払いは、ヤマト代引便、もしくは銀行振込でお願い致します。
出典:包丁を研ぐ
研ぎ、修理のご依頼はこちらから
大事に使いたい。包丁を使う時に注意したいこと

出典:www.flickr.com(@Amy Stephenson)
かぼちゃなどの硬い食材を切るときは、絶対に無理に横方向に動かしながら切らないこと。刃が欠けたり、曲がることがあります。
また、切れ味をよくするために薄い刃でつくられている包丁では、カチコチに冷凍された食品や、お餅などの極端に硬すぎるものは切らないようにしましょう。
金属や石などの硬いものの上では、包丁を使用しないようにしましょう。刃こぼれすることがあるので、木製やプラスチック製のまな板を使うようにします。
※こちらの画像の包丁は、有次のものではありません。
包丁以外にもいろいろ!有次で人気な”モノ”たち
有次で最近人気のアイテムたち
見た目も可愛い、こんな便利なモノも…
有次でお買い物!
お買い物をすると、名前を入れてくれるサービスがある

出典:www.instagram.com(@hily1521)
お店で買うと名入れをしてくれます。自分だけの愛着の湧く一品。最後は、お店の名前が大胆にデザインされた渋い包装紙で包んでくれますよ。
元々は刀鍛冶。その後、変遷があり包丁など刃物全般などを作るようになった京都の老舗。
とにかく丁寧な仕事ぶりで450年以上も刃物を作ってきた有次。
現在は外国人のお客様が20%を占めており、名前は広く知られているようです。