季節は、秋から冬へ。鍋物など温かい料理が恋しくなってくる頃ですね。今年は、おしゃれな鍋敷きをもうひとつ、いかが?そこで、人気の木製の鍋敷きをはじめ、鉄やステンレス、わら・水草、羊毛、タイルなどさまざまな素材の鍋敷きをご紹介。また「スカンジナビスクへムスロイド」など北欧の有名ブランドや、世界でも注目される南部鉄器の老舗「釜定」、真鍮の生活用品ブランドとして知られる「FUTAGAMI」などの鍋敷きもいろいろ集めました。温かいお料理で素敵な季節を楽しみましょう。2017年09月15日更新
鍋敷きは、ちょっと地味な存在?いえいえ、そんなことはありません。実用性だけでなく、素材やデザインにこだわったものもたくさんあり、使わないときにはインテリアとして飾っておきたい素敵なものばかり♪さあ、これからの季節をともに過ごす、お気に入りを見つけましょ。
金沢桐工芸の老舗「岩本清商店」のもの。桐材は熱に強く、アツアツお鍋も平気。また、表面を焼き付けてあるので、焦げ付きの心配もありません。
桜亀甲など伝統的な幾何学模様の美しさを鍋敷きに。新潟県で日本建築ならではの装飾技術である「組子」を使った建具を製作する「猪俣美術建具店」のもの。わずかな誤差も許されない、精度の高い技が生かされています。サクラ使用。
富山産の虫喰いのナラ材を使った鍋敷き“ブロック”。虫喰いを個性的な模様ととらえた、オリジナリティあふれるデザインです。ブロックを革紐でつないでいますので、鍋に合わせて輪を大きくしたり小さくしたり。使わないときは、壁に掛けて木の風合いを楽しみます。
北欧の歴史ある木工製品ブランド「SkandinaviskHemslojd(スカンジナビスクへムスロイド)」のもの。幸せを呼ぶ馬として愛されるダーラナホースをデザインした可愛い鍋敷きで、使わないときはインテリアに。ハンノキ(白樺)使用。
バーチ材の木のボールをつなげた、まるでアクセサリーのようなおしゃれな鍋敷き。北欧らしいナチュラルな風合いに、ほっと癒されます。グラタン皿などをのせるのもいいですね。
革のしっかりしたループ付きで、使わないときは壁に掛けたり、オーナメントのように飾ったり。キッチンがほわんと優しい表情になりますね♪小さめのサイズもあり、そちらはティーポットなどにおすすめ。
スウェーデン生まれの魚の骨をかたどった、ユニークな鍋敷き。素材はセイヨウトネリコで、木目がとてもきれいです。とてもほほえましくて、食事の時間が楽しくなりそう♪
使わないときは、別売りのフィッシングフックで壁に掛けて。凝ってますね。ユーモアのあるアイデアは、暮らしをわくわくさせてくれます。
上質な北欧の天然木を使った、自然の恵みいっぱいの鍋敷き。伝統的ブランドのスカンジナビスクへムスロイドのアイテムです。日照時間の少ない北欧だからこそ、よく締まった美しい年輪模様が楽しめます♪
お花をくり抜いた可愛いデザインは、2wayで楽しむことができ、熱いお鍋やポットなどを同時に2つのせられます。収納がかさばらないのもいいですね。家具などにも使われる高級なオーク材使用。
1946年創業、スウェーデンの「Larssons Tra(ラッセントレー)」社のもの。オーク材が“プラス”の形に組み合わさった、シンプルなデザイン。鍋の他に、花瓶を置いたり、壁に立て掛けるだけでも様になります。
わらを編み込んだ、自然の風合いたっぷりの鍋敷き。新潟佐渡の工房イザワのもの。佐渡島独自の編み方で、芯作りと仕上げの2工程で丁寧に仕上げています。素朴でぬくもりがあって、寒い季節にぴったりな鍋敷きです。
タイの水草の鍋敷き。とてもシンプルで、普段使いにちょうどいい感じ。2サイズありますので、ペアでそろえておくと、なにかと重宝しそうですね。素朴な日用品や荒物雑貨で人気の「松野屋」のアイテムです。
とうもろこしの繊維を編み込んだ、ナチュラルな鍋敷き。自然素材ですから、使い込むうちに風合いが変わっていくのも楽しいもの。厚みがあり、重い鍋を置いても安定感があります。“郷愁と古い文化からのもの作り”をテーマにした「かごや」のアイテム。
南部鉄器の老舗「鈴木盛久工房」のもので、瓶敷きにも鍋敷きにも使えます。織物のように重なる意匠や味わいある色味は、鉄でありながらぬくもりを感じさせます。実用性はもちろん、インテリア性も高い重厚感のある鍋敷きです。
たいへん温度が高くなる土鍋にも対応する、五徳のような鋳鉄の鍋敷き。足の底にチークの木を埋め込んでテーブルに熱を伝えにくくしたり、また内側にツメを付けて小さめのパンなどものせられるようにしたり…工夫がいっぱいです。意外に軽いとか。
100年以上の歴史を持ち、世界からも注目される南部鉄器の老舗「釜定」の鍋敷き。写真上の雪の結晶のような“六角”と“格子”は、釜定の三代目である宮伸穂氏によるもの。写真下の“マロニエ”は、デザイナーで鉄器職人でもある馬場忠寛氏が手掛けたもの。伝統と現代性が融和した素敵なアイテムです。
こちらは、馬場忠寛氏によるもので、水面に跳ねる滴の跡をモチーフにした個性的な鍋敷き。想像力が広がるモノクロの世界、鉄器。その魅力が存分に楽しめる作品です。
著名なクラフトデザイナー・芳武茂介氏の没後に復刻生産された鍋敷き“花弁”。こちらは、芳武氏が初めて手掛けた山形鋳物のデザイン。“薄肉美麗”を特徴とする山形鋳物らしく、高度な技術で肉厚を薄くし、鋳肌の美しさを際立たせています。
もうひとつ、こちらも芳武氏のデザインを復刻生産した鍋敷き「角寄せ」。小石を思わせる有機的なデザインを、山形鋳物ならではの薄さと美しさで仕上げています。花瓶を置いたり、オブジェとして楽しむのも素敵。
羽ばたく蝶のシルエットをモチーフにした、美しい鍋敷き。使わないときは、白い壁に立て掛けておくと、影絵のようでほんとうにきれい。ずっと眺めていたくなります。メタル製。
鍋のサイズに合わせて、花が開くようにサイズが調整できるアイデア鍋敷き。小さなココットから大鍋までOK。さびにくく、光沢が特徴のステンレスを使用。ドイツ・ゾーリンゲンの老舗ステンレスプロダクトメーカー「カール・メルテンス」のものです。
富山県高岡市の老舗鋳造メーカー「二上」が立ち上げた、真鍮の生活用品ブランド「FUTAGAMI」の鍋敷き。特徴は、鋳肌のままの無塗装・無垢の真鍮を使っていること。経年変化が楽しめる味わい深さが魅力です。写真手前から時計回りで、銀河、星、月、太陽。
羊毛のふっくらぬくもりのある風合いに愛着がわく鍋敷き。厚みが2㎝あり、テーブルに熱を伝えません。手作り感の優しさに癒される、寒い季節に欠かせないアイテムです。
使わないときは、こんなふうに飾って。なんとも可愛らしいインテリアですね。味わいある革のひもが付いています。キッチンがおしゃれで楽しくなりそうです♪
ウォッシャブルの毛糸を使った鍋敷きですので、気軽に洗濯機で洗うことができます。トルコ発祥のリフ編みという編み方で、花が散りばめられたような可愛いデザインに仕上がっています。
大輪のダリアをイメージした、タイルの鍋敷き。お鍋だけでなく、おやつや小物、キャンドル、観葉植物などをのせたり、さまざまな使い方が楽しめます。おそろいのコースターもありますので、ぜひペアで使ってテーブルを華やかにしてみませんか?
スキレットをのせるのもおすすめの、イタリアタイルの鍋敷き。素朴な石の風合いのタイルと、目地には砂目地を使ってナチュラルに仕上げています。
重いステンレス鍋や鋳物ホーロー鍋なども置けるシリコン鍋敷き。シンプルでスタイリッシュなデザインですので、場所を選ばず使えます。
寒い季節が待ち遠しくなるような、おしゃれで素敵な鍋敷きたち。和風から北欧風まで、多岐にわたる素材やデザインが暮らしを楽しませてくれます。料理の種類に合わせて、雰囲気の違う鍋敷きを何枚かそろえるのもいいかもしれませんね。
kaya_chi
ファッション/北欧/ムーミンが好き。 共感していただけたら嬉しいです♪
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鍋敷きは、ちょっと地味な存在?いえいえ、そんなことはありません。実用性だけでなく、素材やデザインにこだわったものもたくさんあり、使わないときにはインテリアとして飾っておきたい素敵なものばかり♪さあ、これからの季節をともに過ごす、お気に入りを見つけましょ。